広報室の林です。
昨日、久しぶりに山梨県の丹波山村を訪問。
丹波山村(「たんば」ではなく「たば」と読みます)では、
企業さんと協働による森づくりを進めるなど、長く活動をしており
私自身活動への参加や取材などで何度か足を運んでおります。
今回は味噌づくり体験をしてきました。
ご指導くださるのは地域おこし協力隊の坂本さん。
昨年4月に神奈川からここ丹波山に移り住み、
味噌などの発酵食品づくりなどに取り組んでいるそう。
もともとヒュッテ(宿泊施設)として利用されていた場所。
柔らかい灯りが古民家のような雰囲気。
柔らかく煮た大豆を木の臼に。
ほおばって食べたいぐらいおいしそうなお豆さんたち。
これを杵でつぶしていきます。
結構な重労働。
しかも、先につぶれた豆がクッションとなり、
次第に豆がつぶしにくくなっていきます。
それでも粘り気が出るまでしっかりつぶします。
ここに麹・塩を混ぜたものを投入。
豆の煮汁で水分を加えながらしっかり混ぜます。
しっかり混ざったら適当な大きさに丸めてビッタ~ンと
ポリバケツに投げつけます。空気が入らないようにするためです。
……とここで最後の仕上げに村のおばちゃん登場。
割烹着を着て頭に手ぬぐいをかぶった貫禄のあるおばちゃん……
ではなく、これが私。
今回は祖母にもらった割烹着で作業をしてみました。
菌が動き、熱がでるのでしっかりしたふたはNG。
米袋のような紙で蓋をして、ほかのバケツとともに寝かせます。
2回同じ作業を繰り返したのですが、インターン生のTさんから
「うどんをこねる時のようにビニール袋に入れて踏んだらどうか」と
提案があり、小さな袋しかなかったため手で試してみました。
うん、確かにつぶしやすい。
「これなら小さな子どもにもできるね!」と。
現在仕込み中の味噌をちらっと覗いてみました。
おいしそうなにおい!
発酵食の文化っておもしろい!
実は人生初の味噌づくり体験だった私。
坂本さんに根掘り葉掘りいろいろしつこく質問したのですが
懇切丁寧に教えていただきました。
坂本さん、ありがとうございました!