こんにちは。「子供の森」計画(CFP)担当の諸江です。
去る5月、「子供の森」計画子ども親善大使交流事業の一環としてフィリピンとインドからそれぞれ2名の女の子が来日。 東京、宮城、九州、静岡を駆け巡り、学校での交流活動やご支援いただいている企業での活動報告など、11日間におよぶスケジュールをこなしました。
帰国後に答えてくれたアンケートにはCFPへの思いはもちろん、日本文化に触れての感想も。
前編では、初めての日本と日本人について彼女たちが感じたことをご紹介します。
いちばん多かったのは、こちら。
◆日本人は時間の管理がとても正確で、礼儀正しく規則に忠実。車に乗っている時や道を歩いている時、歩行者や車がなくても信号や標識をきちんと守る人は、私のふるさとではいないかも・・・。〈フィリピン/ジャニン〉
◆控え目で優しい人がたくさん。とても友好的に接してくれて、うれしかったです。〈フィリピン/チェンチェン〉
こんなことも。
◆言葉や文化に対する思いが伝わってきました。世界では英語が共通言語といわれていますが、日本人は自分たちの母国語にとてもこだわりを持っているように感じました。〈インド/シヴァニ〉
◆食事の時には必ずお祈り(「いただきます」や「ごちそうさま」のこと)をして、食べ物に感謝をしながら残さず食べていたのが印象的です。〈フィリピン/ジャニン〉
◆日本の“お風呂”を初体験! 温泉施設では、知らない人もたくさんいて 最初は恥ずかしくて意識してしまったけれど、とても楽しかった!〈フィリピン/チェンチェン〉 小学校訪問など交流プログラムでは、日本文化に触れる機会も。
◆お手玉やけん玉、あやとりなど、遊びを通しての交流に言葉は必要ありませんでした。自分と同じ年頃の子どもたちにも、日本独自の文化がしっかりと受け継がれているんですね。〈インド/シヴァニ〉
◆たくさんの出会い、異なる言語での会話、文化の相互理解、おいしい食事。 初めてのことがたくさんあって、素晴らしい経験ができました。〈インド/ギーティカ〉
初めて接する異国の文化。大きな視野で世界を見つめ知見を広めることも、 このプログラムの目的のひとつです。
違いを認め理解し合い、 相手を敬うことの大切さを、自分もあらためて感じることができました。