皆様、こんにちは。
西日本研修センターの飯川です。
先日、モンゴルの訪日研修生OB・OGと、Web(Zoom)を活用した意見交換会を行いました。
これは同国のOB・OGから、作物を栽培する上での課題を解決したいという声を受け、彼らの活動を支援するための新たな試みとして実施されたものです。
このような、センターと現地のOB・OGとを結ぶオンラインでの意見交換は、モンゴルが初めてで、実は今回が2回目の開催になります。(第1回目の様子はこちら)
コロナ禍のため、現地視察は行えませんが、そのような状況でもできる支援の形を模索しながら活動しています。
前回の報告会では、西日本研修センター、四国研修センター、本部スタッフと研修生OB・OGとで行いましたが、今回は外部研修(訪日研修では、会員農家さんの下で、より専門性の高い農業に関する指導を受けるセンター外での研修も実施しています)の際に研修生を受け入れてくださっている会員の方々もお招きして行いました。
意見交換に先立ち、ヒシゲさん(2011年)、サイナさん(2013年)、ザグダさん(2016年)、トゥヤさん(2017年)、ニャマさん(2020年)の5名が、自らの活動を報告。オイスカ・モンゴル事務局長のニンジンさんによる通訳のもと、それぞれZoomを通して現地の様子を見せながら、現状と栽培上の課題を報告しました。
その後、野菜・果樹栽培のプロである会員の方々がアドバイスをしてくださいました。
アドバイスをもらったOB・OGは疑問が解消された様子で、とても有意義な会となりました。
センターでオブザーバーとして参加した研修生(PNG、フィジー)は、モンゴルで活躍するOB・OGの姿を見て、気合が入ったようで、帰国後の活動を頑張りたいと話していました。
このような取り組みはまだモンゴルとしか行えていませんが、環境さえ整えば他の国々ともつなぐことが出来ます。
様々な課題を抱えているOB・OGはまだまだいると思います。
これからも他の国々を支援していけるように頑張りたいと思います!