オイスカ・フィジー駐在員の菅原弘誠です。
フィジーを来訪されている宮澤さんとご友人の皆さんは、
3日目、2名の方がオイスカと協定を結んでいる
フィジー政府青年スポーツ省の事務次官を表敬訪問されました。
これまで宮澤さんは、たくさんの車両部品や音楽楽器などを
オイスカを通してフィジーの学校や研修センターに寄贈してくれています。
ところが、たくさんの寄贈品を持参していると空港で免税をかけられたり、
車輌を寄贈する時にも税金がかかってしまったりして、
これが協力への大きな障壁となってきたのです。
今回の訪問にあたっては、事前に政府にも調整を行って税金が免除されましたが、
今後も寄贈にあたって税金が免除されるように改めてお願いをする、
ということが一番の訪問の目的でした。
今の青年スポーツ省の大臣及び事務次官は、研修センターを視察し、
世界的に進むオイスカの活動を説明して以降、オイスカの活動に非常に協力的です。
今回の訪問でも、過去の宮澤さんからの寄贈で税金を支払ったことなどを説明すると、
全て丁寧にメモをとり、訪問後はすぐに大臣と共有して、今後の対策に動いてくれています。
現場での活動には、多くの方の協力が不可欠です。協力しやすい体制を作ることも、
現地で働く駐在員の仕事。
訪問いただいた宮澤さんのお力も借りて、政府関係者との調整を進めていきます。
ビナカ!