オイスカ・フィジー駐在員の菅原弘誠です。
「子供の森」計画は、オイスカが進める大きな活動の一つであり、なんと言ってもその特徴は、未来を担う子どもたちが主体となり、学校の敷地内や周辺で植林活動をすること、そして環境について学ぶことです。
ここフィジーでも、「子供の森」計画の活動を実施していますが、今日はその活動で使う苗木を育てる苗床のご紹介。
植林が活動の中心ということは、そのための苗木を育てることが不可欠で、この作業なくして「子供の森」計画の活動はできません。 苗床の準備はオイスカ・フィジーのスタッフが担っています。
今年、Ra県にある苗床ではすでにマホガニーやフィジー松、フルーツの苗などが順調に育っています。
ずらりと並ぶ、マホガニーやフィジー松の苗 一方、センター近くにある苗床では、雨の影響や種からの発芽率の低さで少し苦戦中。
調整員は今年のCFP親善大使で日本に行ったフェリペ氏ですが、苗床の更なる充実に向けて頑張っています。子どもたちの活動に支障が出ないよう、計画的に準備をしていくこと。これもスタッフの大切な仕事です。
活動の裏には地道な努力が必要、現地スタッフと力を合わせて取り組んでいきたいと思います。 苗床に並べるポットに土を詰める作業。地道な作業も、スタッフの大切な役割。苗床なくして子どもたちの植林もありません。
ビナカ!