フィジー駐在員の菅原弘誠です。 
サンゴ礁保全活動、マングローブ植林に続き、翌日Yanuca islandにあるYanuca Primary Schoolで実施したのが、「子供の森」計画のワークショップと植林です。
島にただ一つ、子どもたちが通うこの小学校は海から村を通過した高台の上にあり、きれいな景色が見渡せます。 小学校の高台からの景色。村、海、向かいの島と一望できる。Yanuca islandには高校がなく、小学校を卒業すると、向かいの島に昨年できたばかりの高校に進学するとのこと。
さて、学校に到着すると子どもたちはすでに教室で待ってくれていました。一人一冊ずつ、フィジーの木についての本を配ると大喜び、それをもとに木や森の大切さを学びます。
まずは教室で環境についての学び
小学校入学前の幼稚園の園児も参
その後は校庭に移動し、マホガニーやマンゴー、 その他の果樹などをグループに分かれて植林しました。
植林の時も、ワークショップで配った本を手放しません
オイスカのコーディネーターと一緒に植林
植林後、お礼に子どもたちが可愛いダンスを披露してくれました
まだ電気も通っておらず、ジェネレーターだけでの発電。そんな島には、フィジーの特徴や優しいフィジアンの様子が色濃く残っていました。アクセスが不便だからこそ、オイスカの活動の意義も大きくなるでしょうし、この島で育つ子どもたちがいつまでもふるさとで生活できるよう、活動を続けていきたいと改めて思いました。 ビナカ!