四国から大垣です。毎夜、畑に響き渡る鈴虫の音色を聞きながら眠っています。自然のオーケストラといいましょうか。金属製のスピーカーではなく、生態系から零れ落ちる有機的な彼らの生活音は、疲れ切った心身を休める最大の栄養剤です。
さて、先週の土曜日は休み時間を利用して、マレーシア人スタッフのファビアン先生(サバ出身)がバクテーと呼ばれる郷土料理をつくってくださりました。元々はマレー半島の料理ですが、現在はマレーシアでも全国的に親しまれる一品だそうです。
食堂の扉を開けてみると、東南アジアのエスニック料理の匂いが充満していました。「あ~まるでマレーシアに来たみたいだな~。」と思っていると、出てきましたバクテー!!具材の油揚げがエスニック香辛料の旨味をふんだんに吸収しています。
肝心な味もとても美味しかったです!流石、育児も料理もこなす家庭的なパパであるファビアン先生がつくった一品でした。
あとがき
幸運にも私は西日本、中部、四国研修センターそれぞれに滞在したことがありますが、それぞれの場所でスタッフや研修生が自国の料理を振舞ってくださったことを思い出します。
フィリピンのモリンガスープやココナッツプリン、ミャンマーの漬物、モンゴルの豪快なイノシシ料理、フィジーのカヴァ...。食文化を通じて海外のことを知れるのもオイスカ研修センターの魅力の一つですね。興味のある方は、ぜひ機会がある際に訪れてみてください。