本部・広報室の林です。
50年以上前のインドでの写真シリーズ第3弾。
今日は開発団員たちの生活が分かる写真です。
メモに書かれていたのは「私のベッド」。
こんな簡易的なベッドで過ごしていたようです。
室内で洗濯物を干している様子も一緒に写していました。
散髪も自分たちでします。
皆さん農機具でも何でも自分たちで作ってしまう人たちですから
散髪なんて朝飯前といったところでしょうか。
繕いものも自分で。地下足袋に穴があいたのでしょうか。
ドラム缶のお風呂も生活の一コマ。
季節の行事も現地にあるもので楽しんでいたようです。
こちらはお月見。
お花見はアーモンドの花の下で。
「グラスなしのビアパーティー」との説明がついています。
こちらがアーモンドの花。
白黒写真なのが残念ですが、桜同様に美しかったことでしょう。
お正月飾りももちろん自分たちで。
お餅は日本大使館に行ってついたと聞いたことがあります。
大使館のみなさんも日本にいる時のような年末年始を
迎えることができ、うれしかったのではないかと思います。
こんなお楽しみも。
現地の人たちも初めて見るスイカ割りを
楽しんだことでしょう。
ドラム缶風呂で農作業の疲れを癒すこの笑顔!
大先輩たちの成し遂げてきた偉業はいろいろ聞いていますが、
こうした写真を見ると大変な中でも、自分たちで楽しみを
作り出しながら乗り切ってきたことが分かります。
次回はインドの生活を楽しんでいた様子をお伝えします。