西日本研修センターの豊田です。
3月12日、オイスカモンゴルと、これまで同国からの研修生を受け入れてきた西日本研修センター、四国研修センターとで、オンラインでの意見交換会を行いました。
オイスカモンゴルは、ニンジン事務局長を中心に活動を活発に行っており、コロナ禍が続く2020年度も、環境保全やコロナ対策支援活動、研修生OBの活動支援や養蜂の推進、消防車の寄贈など多岐にわたる活動を行っています。
しかしながら、これらの活動をさらに発展させていくためには、日蒙問わず、さらに多くのご支援や協力が必要になります。そのために、日蒙オイスカ間の連携強化や、支援者の方々へのしっかりとした説明の中で、相互に意見を吸い上げながら、オイスカモンゴルとして協力を仰げるような体制をつくっていくことが大切です。
今回の意見交換会は、その試みの一つとして実施したものです。オイスカモンゴルのニンジン事務局長や、スタッフのトゥメンを始め、これまでの訪日研修生OBが勢ぞろいし、彼らが研修を行った西日本研修センターと四国研修センター、そして本部の人材育成担当スタッフの参加のもと、現在のオイスカモンゴルの活動や研修生の近況、また、OBの帰国後のプロジェクト支援について発表や提案を行いました。
オンラインでの初めての試みということと、1時間という時間制限があったことから、少々慌て気味の進行となってしまいましたが、現地のオイスカや、それぞれの形で頑張るOBの活動を皆で確認し合い、今後につながる機会となりました。
日本人の駐在員のいる国では、情報も伝わりやすく意見交換もしやすいですが、モンゴルのような日本人駐在員のいない国では、コロナ禍で直接の行き来が難しい今、それも特に難しい状況にあります。
私たちの仕事は、点と点を線や面でつなぎ、形作っていくことだと考えています。これからもそのような意識で、今回のような意見交換の機会を設けるなど、彼らの活躍をサポートできるように努めていきます。