本部・広報室の林です。
国際協力の日のつどいに参加してくれた
インドネシア・マングローブ植林プロジェクトの
副責任者のスタンさん。
以前現場を取材した際に会ったことがあり、
私のことも覚えてくれていました!
スタンさんが着ているバティック、
責任者のラフマットさんとおそろいでした!
私はすぐに気がつきました。
深い茶色の地色に描かれているのが
マングローブの木であること。
そして、これはマングローブで染めてあるに違いないと!
聞いてみるとやはりそうでした。
地元の植林グループの中の一人が手描きしたものだそう。
確かにお二人のバティックのマングローブの木は
微妙に枝ぶりが違っていました。
深くて、渋い茶色。
マングローブからのすてきな贈り物。
これで着物や帯が染められたらいいなぁ~と思いましたが、
マングローブ染めを着られるのは、
日々、マングローブを植える活動に従事している
彼らの特権なのかもしれません。
あ~でも、本当にいい色。
マングローブはEco-DRRの推進に欠かせない
大事な植物です。高波から生活を守ったり、
魚介類を豊かに育み、人々の生計を支えたり。
さらにこんなにすてきな色が出せる染め物にも使える。
奥の深い植物だなぁ。
スタンさん、いいものを見せてくれてありがとう!