本部・海外事業部の藤井です。
7月1日から実施をしてきましたミャンマー支援・緊急募金について、9月30日をもって、ご支援の呼びかけを終了しました。
日本国内外の800名以上の支援者の皆さまから、1300万円を超えるご支援を頂きました。(2021.9.30時点)多くの皆さまから、あたたかい応援の言葉と共にご支援をいただき、本当にありがとうございました。皆さまから頂いたお言葉やご支援を通じ、困難な状況下にいる現地スタッフや我々本部スタッフは大変勇気づけられました。皆さまのミャンマーを思う気持ちを大切に受け止め、頂いた募金は困窮しているミャンマーの人々の支援のために責任を持って現地に届けます。そして、ミャンマーの人々の「未来への希望」につながる活動に大切に利用させて頂きます。なお、募金の最終結果は現在集計をしておりますので、確定次第、公式HPでご報告いたします。
今回の募金開始の際に、担当者の思いとして、以下のような現地の状況を紹介しました。
現地では、スタッフや研修生OBが、自分自身も困難な状況にありながら、また国の将来を憂いながらも懸命に頑張っています。
あれから3ヶ月が経過しましたが、今もなお、国内の騒乱はおさまらず、通貨安が進み物価が高騰するなど、ミャンマーの社会や経済は混乱した状況が続いています。先行きが見えず、ミャンマーの人々は未来に絶望しそうになりながら、懸命に毎日を生きています。
現地では、現地スタッフや住民の安全確保を最優先に支援活動を開始しました。今後、現地の活動報告については公式HPでご報告いたします。ミャンマーの状況によっては、対象地域の地名や詳細な活動内容、また情報をタイムリーに公開ができない可能性もあること、ご承知おきください。
最後に、今回の募金の終了を受けて、現地オイスカ・ミャンマーのスタッフ代表からメッセージが届きましたので以下にご紹介します。様々な困難に負けずに村人のために頑張ろうという想いです。
【現地スタッフの声】現地オイスカ・ミャンマーのスタッフ代表から
(文章下の再生マークをクリックすると音声を聞くことができます)
今回、7月から始まったミャンマー募金について、日本の本当に多くの皆様からご支援を頂いていると聞きました。私たちの国、ミャンマーのために、温かいご支援を頂き、本当にありがとうございます。
今のミャンマーの状況は、まだまだ難しいことがたくさんあります。政治のこと、コロナのこと、そして災害のことなど、今多くのミャンマーのひとたちは苦しい中で、がんばって毎日生活をしています。私たちオイスカミャンマーのスタッフは、ミャンマーの困っている人達のために、頑張ろうと全員で同じ気持ちです。頂いた募金は、農村地域の困っている人達のため大切に使います.
これからも、ミャンマーのことを応援してください。宜しくお願いします。
困難な状況下での現地スタッフの奮闘は、私たちの支援活動の支えであり、現地の人々の希望でもあります。オイスカ本部は現地スタッフを全力で支えながら、ミャンマーの人々が少しでも「未来への希望」を持てるよう、これからも支援を続けていきます。
今後とも応援よろしくお願いいたします。