2016年6月13日

「富士山の森づくり」10年目の節目も盛大に活動

  • 本部スタッフ
  • 本部・海外事業部の菅原です。

    6月4日に、今年で10年目を迎える「富士山の森づくり」( https://oisca.org/project/japan/fuji.html )の植林が開催され、参加してきました。2011年までは私も担当として関わっていたこの事業、多くの人や企業さんの協力を得て10年の活動の節目を迎えられたことは本当に嬉しいことです。

    活動前、指導員からの植林やシカ害対策ネットの取り付け方法の説明に真剣に聞き入る参加者
    活動前、指導員からの植林やシカ害対策ネットの取り付け方法の説明に真剣に聞き入る参加者

     

    今は海外事業部の立場で、この活動に参加する在日各国大使館の方の同行をしています。富士山に到着すると、懐かしい関係者の方々や多くのボランティア参加の方の姿を見て、パワーをもらいました。

     

    今年は、ドミニカ共和国、ホンジュラス、インドネシア、ミャンマー、マレーシアの大使館から参加がありましたが、まだ日本に着任して10日目、という方もいらっしゃいました。和気あいあいとした雰囲気の中で、植林中も国を横断してパートナーを作り、植林とシカ害対策ネットの設置に取り組んでくれました。

    ホンジュラス大使館から参加した お二人も楽しみながら植林を
    今年で25周年を迎える「子供の森」計画の新しいロゴと共に、 ドミニカ共和国公使参事官(右から2人目)とミャンマー二等書記官(左端)の方と
    今年で25周年を迎える「子供の森」計画の新しいロゴと共に、ドミニカ共和国公使参事官(右から2人目)とミャンマー二等書記官(左端)の方と

     

     

     

     

     

     

     

     

    「富士山の森が、天然のものでなく人工のものがあったことさえ知らなかった」

    「植林と同時にシカの対策をしないと木が育たないとは」

    「週末にこんなに多くの日本人が一生懸命活動していて、その思いの強さに驚いた」

    「たくさんの企業や団体が協力しているこの仕組みを、自国にも紹介したい」

    帰りのバスの中で聞かれたこのようなコメントから、オイスカの活動の現場を見てもらえたこと、そこから理解いただけた日本の森の現状、そして一緒に富士山に木を植えた喜びを感じ、有意義な時間となりました。

    植林後、仲良くなった大使館の メンバーと一緒に

    来年以降も続くこの活動への更なるご協力を、よろしくお願いします!

     

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