昨日に続き、辻本です。
二日目には、参加校の子どもたちを対象にした野外体験活動が行われ、 明治神宮の森で、森林インストラクターの方々の案内で実際に自然と触れ合いました。
「土を揺らすと、モグラが来たと勘違いしたミミズが出てくる」と教えられた子どもたちは、 移動する度に土に木の枝を刺して、ミミズが出るのを今か今かと待っているのでした。 何度目かにミミズが出たときには大喜び!
その他にも、目を閉じて木の葉の音や鳥の声を聞いたり、木の幹の温度を感じたり、鳥居の香りを嗅いだり・・・。とても暑い日でしたが、木に囲まれて少し涼しさのある神宮の森で、子どもたちは思い切り野外活動を楽しみ、学びを深めている様子でした。
今回サミットに参加して私が一番に感じたことは、自然から人が学ぶことは想像以上に多いということです。
プログラム終了後、「人工林でも天然林でも、人が整備することで森は綺麗になると知りました」と話す子どもがいました。
人と自然の関わり合いなど、自分たちの学校の活動で学んだことに加え、このサミットを通じてさらに多くの気付きを得ることにつながったのならいいなと思いました。
オイスカでは「子供の森」計画という、海外の子どもたちによる植林活動を行っていますが、日本国内でも海外の国々でも、将来を担う若い世代が活動の主体となって自然と関わり、未来の地球環境について考えるきっかけとなる場を作っていくことの大切さを改めて感じた二日間でした。