2026年1月1日

新年のご挨拶

  • 本部スタッフ
  • 本部事務局長の永石です。

    本年は10ヵ年計画の5年目に入ります。また、アジア太平洋地域戦略パートナーシップ構想に基づき、自然の力を活用した社会課題解決アプローチとしてのEcosystem Based Solution(EBS)、ビジネスセクターとのパートナーシップを通じた社会課題解決アプローチであるBusiness Based Solution(BBS)の二つのアプローチを引き続き実践していくことになります。併せて国連持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献を更に進めて参りたいと思っております。

    海外におけるEBSの取り組みとしては、気候変動によって年々激甚化する自然災害等に対応するために植林などの緑化の推進をより拡大して参りたいと考えております。

    2025年度は外務省のNGO連携無償で実施されたタイの山岳地域での植林プロジェクトに、日・タイ修好140周年記念行事の一環として、タイ国外務省及び在日タイ王国大使館よりご寄附をいただきました。これによって、現地プロジェクトを継続して実施できると共に、各国のオイスカプロジェクトへタイ国支援の形が紹介できれば、従来の日本からだけの支援に限らず、新たプロジェクト支援の形が出来ることを期待しております。本年度も各国のプロジェクトにおいても同様の取り組みが可能となればと思っております。

    また、ウズベキスタンの沙漠化防止プロジェクトでは、特に住民への啓発活動、住民の生計向上のためにサツマイモの栽培普及も計画しており、同時にアラル海の沙漠における植林技術の確立と、より広大な面積の植林に着手出来るよう、ヌクス林業局及びカラカルラパクスタン農業大学と協力して、苗木の生産体制充実に取り組む予定です。

    「子供の森」計画では、各地のモデル的な活動を取り上げ、その一環として従来からの親善大使事業に加え、国内外の調整員研修を行いたいと思います。人材育成事業では、研修生の質の向上を図るため、送り出し側に大学等の高等教育機関を含め、特に日本語教育の充実を目指したいと考えています。

    啓発普及事業においては、新たに共感を得る支持者獲得に向けた接触の機会として、オンラインや対面式でのトークイベント等を企画し、組織内外でのコミュニケーションの活性化を図ることと共に企業、自治体、団体と戦略的に連携し、協働事業の更なる拡大を図ってい行きたいと考えています。

    今後、アジア太平洋地域において更なるオイスカに対する期待が高まっており、それらの多様なニーズにも応えられるよう、活動の効率化と持続可能な体制づくりに取り組んで参りたいと考えておりますので、本年も引き続きオイスカ活動へのご支援とご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。

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