先日、(前回のブログ「本部の資料棚から」でも少し触れましたが)オイスカの過去のさまざまな情報を調べる中で、CFPのニュースレターでお馴染みLOVE GREEN NEWSのNo.1~10を発見しました。もちろん、CFP担当部署にはこれまでのLOVE GREEN NEWSが全てまとめて保管されているのですが、私が1991年CFP活動開始直後のニュースレターを見るのはこれが初めて。今から27年前とだいたい私と同じ年頃(?)のものですが、最新のものと比較すると全く違う趣でサイズも少しばかり大きい。そして、NEWSの名の通り、新聞のようなレイアウト。しかし、文章はとてもライトで、写真もふんだんに活動の様子を楽しく伝えています。
内容もここで少しご紹介。記念すべきLOVE GREEN NEWS第1号の一面には、CFPの活動がいち早く開始された15校のフィリピンの学校について紹介されていました。規模も地域もさまざまな各校で、どの学校も熱心に植林を行ったことが記載されています。そして、93年には近隣のアジア諸国に活動を拡大し、そしていずれは全アジアの学校に「子供の森」を!と大きな夢が描かれています。今年の3月末には36か国5,080校にまで拡大し、お父さんお母さんが子どもの頃に参加していた「子供の森」の活動を、世代を跨いでその子どもが行うといった例もみられるほど定着している様子をみると、27年間の活動の深まりや、今後への活動の広がりへの期待が強まります。