今年もベストチャリティランナー賞をいただきました!
大阪マラソンの寄附先団体に選ばれて5年。
全チャリティランナーの中で最も寄附を集めた人を表彰する
ベストチャリティランナー賞を今年もオイスカのランナーが受賞しました。
ご支援くださった皆さん、ありがとうございました!!
彼女は昨年までオイスカの職員だったKさん。
退職後もたびたびオイスカの会合に出席し、
皆さんに協力を呼びかけ、最終的に集めた寄附は
65万4784円になりました!
24日に行われた授賞式では、間寛平さんから賞状を
ジミー大西さんから記念の時計を受け取り、
翌日の本番に向けた意気込みを語りました。
5歳の息子さんを連れての現場入り。
記念の時計は息子さんが気に入ってしまい、
この後彼がずっと腕につけていました。
夜行われたランナー激励会でも皆さんに受章の報告とお礼をするKさん。
当日の朝、ランナー受付を終えたKさん。
息子をオイスカスタッフに預け、スタート地点に向かいます。
(この後の息子さんの一日もまたあらためて報告します)
14キロ地点。
ママの完走記念メダルを楽しみにする息子さんの
応援が何よりの力に。
28キロ地点。
ここでも息子さんが待ち構えていてママに声援を送ります。
そしてゴール地点。
やった~!完走です。
Kさん、応援の息子さん、本当におつかれさまでした。
そしてKさんをはじめとするオイスカのチャリティランナーを
ご支援くださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。
今年の台風21号、24号のあと、東海道新幹線に3回乗っていますが、
私にとっては風倒木、風塩害に目が行きます。
11月23日、大阪マラソン出場エントリーを済ませ、京セラ労組50周年定期大会で
活動報告をするため大津へ向かう途中、大きく寄り道し、京都市の賀茂川上流の、
「台風21号線 風倒木被害地」を視察。被害が全国報道された鞍馬寺のひとつ西向こうの山。
地元各方面に問い合わせると、
「京都市内で500ha、乙訓郡を合わせると1,000haか?」
「衛星写真を入手したが、全貌の掌握が難しい」
「被害理由の分析のしようがないのではないか?」
「京都から滋賀に向けて帯状かつ、局所的」
「地権者が細分化され、復旧の意向調査自体に長期間かかる」
「風速60m以上でないとこういう倒れ方はしない。竜巻か?」
レンタカーを借りることも考えましたが、広葉見物・観光客が殺到なので断念。
徒歩を覚悟。すし詰めの叡山電鉄で「市原」駅を下車。
歩き始めると運よくタクシーが。しかも、場所をよくご存知。
滞在時間は2時間まで。タクシーは10分で大きな被害地の南端に。
そのまま賀茂川に沿って、府道61号線を、名前の通りの山奥「雲ケ畑集落」まで北上。
帰りは何度も下車して視察。
かつて高価だったことで知られる「北山杉」の壮齢木以上に被害。
見たことがない倒れ方。一定方向に根返り。幹折れも多々。
2016年のフィリピン台風「ハイエン」も、こういう倒れ方だったのだろう。
北山杉の産地。幹は細く、樹高は高い。枝打ちは非常に高い箇所までされている。
若齢林の被害は少ないと見えた。
道沿い・谷沿いが風道になったのでしょう。S字谷の先端部の損壊が多い。
極めて急傾斜で、土壌が貧弱な岩場での被害が多く、根返り木は一様に根が浅い。
大阪市内では、ブルーシートで応急処置された屋根は、2か月以上たっても目に入る。
公園や街路樹の根返り、幹折れも、浪速区、住之江区、港区、大正区などで多数見た。
ここでも、いずれも根が浅く、固い地盤を掻き起こししないまま植えたのかもしれない。
とにかく、風速60m/sを超える、異常なまでの風が吹くとこうなってしまう。
ゴミ拾いは子ども向き??
こんにちは、浅野です。
17日のボランティアの日のことはいくつかのブログに載せましたが、
今日は17日の最年少参加者のご紹介です。
彼のパパはUAゼンセン傘下のウェルシアユニオンの方で、
去年からほぼ毎月ボランティアに参加してくれているのです!
今年は植樹祭とこの日の2回、ご家族で来てくださいました。
(植樹祭はカメラマンボランティアでした…。)
17日の作業は前のブログでも書いた通り、モニタリングとゴミ拾い。
モニタリングは途中で飽きてしまい、この様子。
それでも、文句も言わずにバッタを捕まえたり、石を拾ったりと自分で
楽しみを見つけながらママの作業を待っていました。
場所を移動して、キツネの巣穴を見に行くと…
「すげぇー!」と興奮気味のK君。
モニタリングの作業はやはり子どもには向いていなかったようですが、
午後のゴミ拾いになるとママと一緒に一生懸命拾ってくれていました。
モニタリングもゴミ拾いもパパと離れて作業をしていたため、
パパが車で戻ってくると…
たくさん拾ってくれているのを見て、パパも嬉しそうでした。
またぜひご家族でご参加ください!お待ちしてます(^^)
損保ジャパンインターン生の大和田です。
11月17日は最後に海岸林全長5kmのゴミ拾いをしました。
ペットボトル、缶、ビン、かご、粗大ゴミなどなどがたくさん落ちていました。
ゴミの内訳は以下の通りです。
・可燃ごみ 48袋
・有害 1袋
・缶 2袋
・ビン 1袋
・せともの 1袋
・金属類小物 1袋
・その他大物 ソファー2、PCモニター1、タイヤ1、看板1、車止め1、道路速度表示板3など 30点
ゴミの量が多かったので、分別も時間がかかるかと思われましたが、
40人程いたため約1時間半で全て終えることができました。
海からゴミ拾いをした一帯までは距離があるため漂流物は少なく、
その代わりに不法投棄されたゴミが多かったです。
不法投棄は犯罪です。当然罰則が設けられています。
廃棄物処理法によれば個人だと1000万円以下の罰金刑または5年以下の懲役刑が
科され、未遂でも処罰される恐れがあるそうです。
人通りが少ない場所のため捨てやすいのかもしれませんが、景観を損ねるだけでなく、
不法投棄されたゴミの回収や処理には税金が使われてしまうため、絶対にやめましょう。
それに、わざわざ人目につかない場所にゴミを運ぶほうが面倒な気がします。
決められた日に決められた場所に出すほうが楽だと思いますよ……。
以上、ゴミ回収の報告でした。
おいしいおいしいお差し入れ
たびたび浅野です。
最後のボランティアの日の前の週、リピーターのMさんから「何人来るの??」という質問が…。
そのあと東京の事務所にいた吉田さんへ電話が。
吉:あーじゃあ、こっちでもなんか準備しましょうか?
M:・・・・・・(聞こえない)
吉:鍋とか準備しますよ!
M:・・・・・・(聞こえない)
私とパートの和代さんは…
「絶対Mさんからの電話だよー」「鍋?スープ??」「なんだなんだ?」
と大きめの声でひそひそ。
結局何があるのか教えてもらえないまま当日に…。
聞いてないのでしっかりお昼ご飯を買って…。
吉:じゃあ、Mさんは午前は料理で!よろしくお願いします!!
みんな:???
吉:今日はMさんからお鍋の差し入れがあります!
みんな:!!!すごーい!楽しみー
吉:補助いりますよね??
Sさん:やりましょうか?
ということで2人は午前中、お鍋づくりになりました。
午前のモニタリングが終わり、事務所に帰ると…。
いい香りー。トン汁?芋煮??みんないろんな表現をしていましたが、
みんなでおいしくいただきました!!
野菜は全部Mさんの菜園でとれたもの。
お昼休みの途中に名取市海岸林再生の会の鈴木会長が来られ、
再生の会の近況報告、リピーターの皆さんへ感謝の気持ちを伝えられました。

リピーターの皆さん、来年もよろしくお願いします。
Mさん、Sさん、本当にありがとうございました!!
防寒ならぬ防チクチク
こんにちは、浅野です。
11月17日のボランティアの日のこと…。
樹高の高いマツのモニタリングするのは一苦労。
枝と枝に遮られ、入林するのもままならず…。
そんな中、さすがはリピーター!ずかずかと入っていきます。
簡単に入っていっているように見えますが、痛いんです!!
ある葉は腕を…ある葉は足を…そしてある葉は顔や目を狙ってくるのです。
私もマツの中に入り、モニタリングをしてきました。
ちびの私が学んだことは背の高い人の後ろを進んではいけないと…。
前の人が避けた枝が戻ってくる位置が顔面なのです。2回ほど直撃しました…。
大体のモニタリングが終わり、ゴミ拾いに行こうとしていると、
マツの中に真っ黒な人が…。
声をかけてみると…
ここでなければ捕まってしまいそうな装い…。
防寒のために持ってきていたニット帽とネックウォーマー。
この日は防チクチクに役立ったようです。
広浦沿いの低地部分、特に多湿地帯限定で、昨年からヤナギ科が多数侵入しています。
ヤナギ科は、クロマツが大きくなるまで、当然、林内では下刈・除伐対象。
名取市海岸林の南半分では、これまでほぼ見かけません。
2016年時点で、クロマツ林内では、300種類以上の草や樹木が確認されています。
その中でもヤナギ科と思われるものの種類が多い。
協定区外で、3mぐらいになった外来種ウラジロハコヤナギ(ギンドロ)も1本発見。
とにかく根が浅い。水平根。
これでは海岸防災林には適さない。
萌芽力も強い。
上に伸びてくるので、下刈で確実に刈られますが、萌芽してきます。
「ここはヤナギしか生えない」という場所があり、試しに移植してみましたが、
森林組合の作業班に伝えるのも忘れるぐらいなので、刈られてしまった(笑)
私は、どれがヤナギ科かぜんぜんわからないので、追々の宿題にします。
今年最後のボランティアの日
こんにちは、浅野です。
11月17日に今年最後のボランティアの日を行いました!
参加者は午前26名、午後35名。全員リピーターです。
内容は色々と予告されていた通り。
午前は6班に分かれてモニタリングでした。
26ヵ所の調査プロットを設けそれぞれ50本ずつ樹高と根元径を測ります。
(伸びすぎていて根元径が測れないところは胸高直径を測りました)
今回はいつもの2mポールやメジャーで測れないことが分かっていたので、
オイスカ東京本部 国内環境チームから最大9m?測ることができる
ポール(正しくは測桿:ソッカンといいます)を借りて持っていきました。
(吉田さんは買う気満々です)
午後はモニタリングの続きとゴミ拾い。
全員が一番成長のいいエリアに集結してプロット以外のところも測りました。
マツの葉のチクチクに苦戦しながらもしっかりと調査ができました。
その中で一番樹高が高かったのは397㎝のマツ。
2014年の4月に植えたものなので4年半で約4mになりました。
同じ時期に植えても1mにも満たないマツが多いエリアもあるので一概には言えませんが、
1番成長のいいエリアは平均樹高が3m前後のようです。
ゴミ拾いは1時間半程度でゴミ袋が約50袋。その他にガラスや陶器、タイヤやソファーなど…。
詳しくは大和田さんがブログに書いてくれますが、明らかな不法投棄も見受けられました。
今後の対策を真剣に考えなければいけません。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
マツの成長を感じるとともに課題も共有できたのではないかなと思います。
来年のボランティアの日のスタートは3月です。
詳しい日程等は年内に当ホームページに掲載予定です。
今年も1年ありがとうございました!!また来年もお待ちしています!
モニタリング調査地の写真管理
11月10・11日、前日に雨が降って日曜日に食い込んでしまったけど、
毎年1回恒例のモニタリング調査地写真管理のため、徹底的に現場を歩きました。
17日(土)は、準備が間に合ったら、調査地の写真比較をお見せしたい。
考えてみれば、2日間ほとんど人と話さなかった・・・
普通にそれだけやれば、一日だけで終わりますが、観察したいことも多々、
来年春の進め方や、今後のことも考えたり、何より今週末の段取りを。
撮影に専念という訳にもいかず。
林業会社にいたときは、「一番若い」「キャリアが浅い」「足が速い」という理由で、
毎年25haぐらいの半年かけて整備する奥山で、施工前・中・後の写真管理を任されました。
(まぁめんどくさい・・・もちろん伐採も皆と同量求められる。グズグズしてると罵声が来る)
2ヵ所以上/ha、10m×10mの「標準地」(=プロット=調査対象地)をつくります。
そこで各工種ごと、除伐・間伐・枝打など、それぞれの前・中・後を。
誰かがそこで仕事に入ると、大声で呼ばれ、山の中をダッシュで駆けつけて施工中を撮影。
自分のチェーンソー一式に加え、紅白のボール、黒板やチョーク・・・
いつも持ち物がいっぱい。あれに比べたら、比較にならないド楽勝。
山から帰ったら、一人残業して即整理。
それにしても、今年はクロマツにとって少雨が幸いしました。
2011年以降の4月-10月降水量で、2018年は最少の693.5㎜。昨年は最多の1,034.5㎜。
きっと関係性はあり、植栽から4・5年経った場所では、とくに生長が大きく進んだはずです。
広浦沿いの土地が低い場所では、田んぼのようだったのが、溝切りの効果で、枯損がない。
ですがまだ、最低限のM・Sサイズ溝だけなので、来年は防風柵をどけて
LLサイズにも取り組みたい。今後は、年々溝切りのウエートが大きくなるでしょう。
10月1日の台風24号で、倒伏気味の植栽木が増えました。春先の根踏みにも力を入れたいが、
通年しなければいけない仕事のように思えます。ハチが多い場所は夏前に済ませたい。
根踏みが必要な場所は、粘土が混ざった土壌が特に多い。
山砂の場所も原因を考えつつ、春先までに精度を上げて場所を特定します。
そもそも、植えた人がその場できちんと踏むことが大事ですね。
同じ場所に集中していますから。人的要因もあるでしょう。
生長調査は、例年通り、2月上旬までにHPインフォメーション公表しますが、
それをもとに、関係当局との勉強会を提案しようと思っています。
また、森林総研や仙台森林管理署と一緒に、来年3月の第130回日本森林学会
新潟大会でも調査内容を発表予定です。
こんにちは、浅野です。
今日は、10月1日にオープンしたイラストレーターico.さんの
ネットショップ「molico」のご紹介です。
報告が遅くなってしまいました…すみません。
(ico.さんの紹介はこちら)
以前からico.さんにはいろいろなご協力をいただいています。
・海岸林パンフレット
・植樹祭ちらし
・年2回のダイレクトメールのKAIGANRIN REPORTのイラスト
・支援者へのお礼のポストカード
・個展などでの収益の一部を海岸林に寄附
などなど…
今回はこのネットショップの売上げのなんと!50%をご寄附いただけることになりました!
(当初は10%を…ということだったのですが、割合をUPしてくださいました)
ほんとにありがたいです!!
その商品がこちら
オープン初日に買わせてもらいました!
トートバッグと一筆箋です。かわいいものがたくさんで迷ってしまいました…
これを見て「名取バージョンも作ってもらえるかなー」とパートの和代さん。
早速、ico.さんに依頼をしたところ快諾!!
11月11日に「名取市民の森」グッズの販売が開始されました!
そのグッズがこちら
はい、こちらも早速買わせていただきました。
たぬきにきつねにかもめに…と動物たちの真ん中にクロマツが!
ものすっごくかわいいですよ!
まずは、サイトをチェックしてみてください(^^)
ネットショップmolicoはこちら
https://icollection.stores.jp/