こんにちは、浅野です。
3月5日~10日まで名取に出張してきました。
6日は久しぶりに再生の会の皆さんのお手伝いをしてきました!
この日のお手伝いが何かというと…
去年で種まきも終わったということで、使っていないコンテナが必要なくなりました。
このコンテナをどうするかというのが問題になってきます。
再生の会の皆さんがコンテナをトラックに積んでいたので、
「これ、どこ行くんですか?」と聞くと
M「岩手さ、嫁に行くっちゃー」
浅「あ、嫁入りかぁ」
M「どうだー浅野ちゃんも乗ってくかぁ?」
浅「いやぁートラックのの荷台は寒いですからねぇ」
M「前の席空いてるっちゃー」
S「浅野ちゃん、岩手行ってどうすんだべ」
M「誰かいるっすぺさ」
などなどよく分からない話になりましたが、
とりあえずコンテナは岩手県に嫁入りしたそうです。
今回、嫁に行ったのは2500コンテナ程度、まだまだ全コンテナの3分の1くらいです。
これからもいろいろなところに嫁に行くことになりそうです…。
名取駅 写真展開催中
あの「手形」はどうなった?のブログにあったように名取駅での写真展が開催中です!
3月5日に写真を設置してきました。
いつも地元スーパーボランティアの大槻さんが手伝ってくれますが、
今回はもう1人!こちらもよくボランティアの日に参加してくれる名取市民のSさん。
たまたま名取駅でお会いして、お手伝いいただきました。
29日まで名取駅に展示してあるので、ぜひ見にきてください!
広報室の林です。
今日は2011年に東日本大震災が発生した日。
「あの日」を思い出す3.11は8回目。
各種メディアでも被災地の当時の状況や現状を報道。
普段忘れている人たちも「あの時こうだったね」と話題にします。
週末から今日にかけてプロジェクトへの寄附のお申し込みが続いているのも
震災があったことを思い出して、何かできればと行動する人たちがたくさんいるからでしょう。
今もさまざまな問題を抱える被災地。
オイスカができることは、プロジェクトでしっかりと海岸林を再生させること。
今週末、今年初めてのボランティア活動を開催します。
「何かできないか?」
そんな気持ちになった方、ぜひ現場に来て活動してみてください。
ご参加お待ちしています。
【観察日記】旅立ちの時
こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
随分と観察日記をサボっていました。8/10以来です(^^;)
なんと!旅立ちの時が間近にせまっているのです。
クロマツの苗たちは種まきから丸2年間を保育園で育ち、その後、社会にだされます。
本部で育ててきた苗もこの春、社会の荒波の中にだされる植栽の時を迎えようとしています。
成長が気がかりだった苗も元気に大きくなりました。
そして今、この白い頂芽に冬の間にためた成長エネルギーが詰まっています。
もう少しあたたかくなったらぐーーーんと伸びることでしょう。

クロマツが育つとなりで保育園の子どもたちが元気よく遊んでいます。

何十年後かに、このクロマツが足元で遊ぶ子どもたちをおおらかに見守ってくれることを願っています。
あらためて「ありがとう!」
こんにちは
海岸林担当の鈴木です
吉田がフィリピンに出張中、浅野も名取に出張中なので、ブログ当番中です。
もうしばらく鈴木のブログにお付き合いください。
連日、新パンフレットネタですみません。
中面にはプロジェクトに関わってくださっている6人の方からコメントをいただき掲載しています。
プロジェクトに関わる色々な立場の方からのコメントを掲載したいと思い、
予めこのような内容のコメントをお願いしますと指定させていただきました。
時間の限られている中でみなさん、本当に真剣に考えてくださいました。

文字が小さくて見えないのでコメントを掲載します。↓↓
○櫻井勝征(農業、名取市海岸林再生の会)
マツがある時には何とも思っていなかったけれど、枯れても荒れても植え直して代々守ってきたマツがなくなってしまい、冬場は海から冷たい風が入るし夏場も風が入るようになりました。夏は涼しくていいという人もいるけれど、特に稲にはよくない。孫末代まで生活を守ってくれるように心を込めて苗木を育ててきました。植えたマツが以前のように風を防いでくれるようになるまで何十年もの時間がかかりますが、見守っていきたいと思っています。
○斎藤静子(ボランティア)
私は閖上に生まれ育ちました。子どもの頃から見てきた深緑の松林の風景を未来の子どもたちに見せるため、2014年から毎月ボランティア活動に参加しています。初めて見た可愛らしい赤ちゃん苗が、私よりずっと大きくなっている事に喜びを感じます。また、苗の成長とともに私の弱い心も一緒に育ててもらっている事にも感謝しています。作業は力仕事が多く大変な事もありますが、全国からの参加者との交流も楽しみです。ライフワークとして続けたいと思っています。
○武田昭夫(名取市区長会連合会 副会長、名取市海岸林再生の会)
全国のボランティア、宮城県内や名取市内のみなさま、名取市海岸林再生の会、森林組合、オイスカなど、多くの人たちの手で育苗、植栽、保育と大事に育ててきました。おかげさまで4mに育ったクロマツもあります。大切な松林を未来まで引き継ぐためには、みなさまのあたたかい見守り活動とゴミなどの不法投棄を防止する事が最も大切な事です。この松林は私たちの生活を守ってくれている大切な「市民の森」ですから、みなさまのご協力をお願いします。
○大友淑子(名取市海岸林再生の会)
私たちが種から育てた苗が大きく育っているのを見ると、感動とともに生きる喜びがこみ上げてきます。手塩にかけたマツが松くい虫被害にあわないためには、できるだけ海岸に足を運んで見守っていきたいと思います。一人では大きな力にはならないので、みなさま方と手を取り合って、これからもたくさんのご協力よろしくお願いします。
○佐々木廣一(名取市海岸林再生の会 事務局長)
クロマツの苗木生産から始めた海岸林再生事業は、2014年から植栽を開始、地元森林組合への委託や市民・県民500人以上が参加する植樹祭により行ってきました。名取市民、宮城県民、全国からのご支援・ご協力により2018年5月に区域面積100haに35万本を植栽することができました。海岸林として成林させるためには、長期にわたる手入れが必要になります。地域の多くのみなさまのご協力のもと、多様な機能を持つ海岸林として生育させていきたいと考えています。
○小野倖誠(名取北高校、ボランティア)
1年を通して何度かボランティアに参加する中で、本当に様々な人が全国から来てくれているなと感じられました。クロマツの保育管理作業は地味な作業のように感じますがとても大切な作業です。これからは我々地元の若い世代が、技術や知識、思いなどを受け継ぎ、協力して松林を守っていかなければならないと思っています。
郵便でお願いして電話で確認という方も数人いました。
電話で内容について確認した後、
「ありがとうございました」と言って電話をおこうとしたところ、
「こちらこそありがとうございます」とおっしゃいました。
私はお忙しいおころコメントを寄せてくださるお礼を伝えたのですが、
こちらこそ・・・という言葉から、私たちのふるさとのためにありがとう
と言ってくださっているように感じました。
多忙な日々の中で心のエネルギーになりました。
高校生の小野くんからは、高校生とは思えないほど、将来に向けての力強い言葉をいただきました。
掲載できたのはほんの少しだけですが、この6人の後ろにはプロジェクトに関わってくださっている大勢の方々がいます。
あらためて小さな力が集まれば大きな力になることを感じます。
みなさん
ありがとうございます(*^-^*)
ico.さんへ感謝!!
こんにちは
海岸林担当の鈴木です
この2ヵ月間の締め切りに追われる日々のブログは先日書きましたが、
忙しかったのは私だけではなく、いつもイラストを描いてくださるイラストレーターのico.さんも同じでした。
同じというより、もっと忙しかったと思います。
(あまり計画性のない私にお付き合いくださり、ご迷惑をお掛けしてしまったかと・・・すみませんでした)
ico.さんが超多忙だったのは、こちらから同時に3種類の広報物のイラストをお願いしたためです。
しかも、イラスト1点ずつというものではなく、漫画までお願いしてしまったのです。
こちらからの曖昧な情報を丁寧に汲んでくださり、イラストに仕立ててくださるのは、やはりプロは違うなぁと感心するほどです。
毎日のようなメールのやりとり・・・
他の仕事も受けていらっしゃったと思うのですが、きっちり期日前に仕上げてくださいました。
1月下旬ごろは、正直なところ、締め切りに間に合わなくなってしまうものが出てしまうかも?という不安もありましたが、
ico.さんの次々と仕事を仕上げてくださるエネルギーのおかげで、こちらもやる気がわき、すべてを期限どおり完成させることができました。
描いていただいた数々のイラストはコチラ↓↓
本当にありがとうございました(*^-^*)
そして、ico.さんはこの忙しいのにご自身のチャリティショップの「molico」の準備もされていました

「molico」の売上の50%をプロジェクトに寄附してくださるようです。
一筆箋は私も使っていますが、楽しい気分で手紙を書くことができます(*^-^*)
詳細はこちらをごらんください
あの「手形」はどうなった?
こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
このところ暖かくなってきましたね。今年は少し遅いような気がしますが、沈丁花の香りを感じました。
これから次々と春の花が開花することでしょう!
林のブログで1月末に紹介した「秘密の遊び」が
3月1日のブログ 「完成!!!」で種明かしされました。
そしてこの手形、最終的にはこんな風になりました
JR名取駅改札外の市民ギャラリーで「第8回写真展」を3月5日から29日まで開催しています。
この掲示物として、横175cm × 縦115cm の大きな紙に手形を貼り付け、新パンフレットの表紙を現してみました。
もともとこの手形、林のブログにもあったように、
クロマツがここまで大きく成長できたのは「多くの人たちの協力のおかげさま」です。
多くの手により大きく育ったことへの感謝を写真展を通じてお伝えできたらなという想いで作成しました。
多くの人へ想いが伝わるといいなと思います。
多忙を極めたこの2ヵ月間の最後の大きな山が写真展の準備でした。
何しろ7m×2枠分=14m分の掲示物を用意しなければならないのですから、かなりのプレッシャーです。
しかも、直前まで色々な仕事が立て込み、準備に取り掛かれたのは2月28日。
送付することを考えたら3月2日までに準備しなければならない。
3日間の準備期間(・・;)
それでも、穴をあけるわけにもいかないので、まずは3.5mの紙と対峙。
紙とにらみ合っていても仕方がないので、覚悟を決めて気合いを入れて、少しの下書き・・・
下書きが面倒になって、直書き
3日かかって
3.5mの紙を1枚、1.75mの紙を3枚、どうにかこうにか仕上げました。
最後に細かい文字を書き終えて、やっとやっと締切に追われる怒涛の2ヵ月間が終わりました。
この先も年に2回ほど、名取駅での写真展を開催する予定なのですが、もう少し楽をしたいなぁというのが本音です(^^;)
名取駅の市民ギャラリーに実際に掲示した様子も近々ブログで紹介しますので、しばらくお待ちください!
やっとたどり着いた!パンフレットの完成
こんにちは 海岸林担当の鈴木です。
いつ以来のブログだろうか・・・??? かなりサボっていた気がします(^^;)
今年の仕事始めのその日から昨日まで、怒涛の2ヵ月でした。
それまで仕事をサボっていたわけではないのですが、この2ヵ月に仕事が集中してしまい、ブログまで手が届きませんでした。
1月にパンフレットを新しくしよう とは随分前から決まっていたことなのですが、
掲載する内容がなかなか定まらず、新年を迎え、いよいよお尻に火が付きました。
吉田からの指示は
「10年先くらいのことがイメージできるものにしたい」
「プロジェクトを通じて地元の方を雇用した実績と今後の計画のグラフを掲載したい」
「苗木づくりをがんばった人のコメントが欲しい」
「啓発用として使用したい」
というかなり漠然としたもの
うーーーーん????どうしようと考えていても時間は経つばかり・・・
集中してどうにかこうにか絞り出したのがこちらのラフ画↓↓
この殴り書きのようなラフデザインが、イラストレーターのico.さん、デザイナーさんの手を経ると立派に仕上がるのです。
「表紙のマツの木は手形で表現しようと思います」とico.さんからご提案いただいた時は、マツが手形で表現できるのだろうか?と、頭の中が???になりました。
でも、やはりプロですね。指で松葉を表現するとは!! とても立派なマツになりました(*^-^*)
もうしばらくでみなさんのお手元に届くかと思います。
おたのしみに!
広報室の林です。
最近、吉田のブログでECO-DRRなる言葉が飛び出しました。
頻発する自然災害のリスクを少しでも減らすため、
人工構造物ではなく、森林など自然や生態系の力を借りようという考え方です。
オイスカでは、1980年代からアジア太平洋地域で
持続可能な農業・漁業を実現するための環境づくりといった
視点で各地で緑化を進めてきました。
そうしてできた森が自然災害から村々を守ったという事例が報告されるようになり、
オイスカの緑化活動には、「災害に強い地域をつくる」といった視点も加わりました。
今回、首相官邸国際広報室が手掛けている日本のCM
(CNN等を通じて、日本の国際協力の取り組みについてアピール)
にて、オイスカのフィジーの現場の取り組みをご紹介いただきました。
クリックすると動画が流れます(2分間)
日本と同じ、小さな島国のフィジーは、海岸を守ることがとても大切。
動画にあるように、メインで取り組んでいるのは、
海岸でも海水のあるところに植えるマングローブの植林です。
今、オイスカではこの「海の森」(=マングローブ)に加え、
その内側にある海水が来ない砂地の海岸への植栽による「海岸の森」を
つくることによる二重の防御で自然災害に強いコミュニティづくりを目指し、
フィジーやフィリピンをはじめとする各国で、海岸の森づくりにも力を注いでいます。
「海岸林再生プロジェクト」が進む宮城県の海岸では、
マングローブ植林はできません。
「海の森」による防御がない分、頑丈な「海岸の森」が必要です。
そのノウハウが、すでに「海の森」がある各国で進む、
さらに強い防御のための「海岸の森」づくりに役立てられるなら
名取の海岸林は、名取市民だけではなく、
遠く、海を隔てたところに住む人たちの生活をも守ることになるかもしれません。
*****
今年も、海でつながる各国でプロジェクトに携わるオイスカスタッフや
メンバーたちを名取の現場に招き、研修を行う予定です。
広報室の林です。
1月末にご紹介した秘密の遊び。
この手形の正体は……
これ!!!
プロジェクトの新しいパンフレットの表紙に使われたマツのイラストになりました!
今回も名取市出身のイラストレーターico.さんにご協力いただきました。
手形でマツのイラストをつくるなんてとても私には思いつかない……。
いろいろな人の手によって、しっかりお世話をしていただき、
大きく成長しているマツがしっかり表現できました!
(ico.さんありがとうございます!!)
ご支援いただいている皆さま、ボランティアに参加してくださった皆さまに
このパンフレット、お届けします。
中面では、2020年以降も続いていく海岸林の保育作業について
説明しています。じっくり読んでいただければと思います。