ico.さんへ感謝!!
こんにちは
海岸林担当の鈴木です
この2ヵ月間の締め切りに追われる日々のブログは先日書きましたが、
忙しかったのは私だけではなく、いつもイラストを描いてくださるイラストレーターのico.さんも同じでした。
同じというより、もっと忙しかったと思います。
(あまり計画性のない私にお付き合いくださり、ご迷惑をお掛けしてしまったかと・・・すみませんでした)
ico.さんが超多忙だったのは、こちらから同時に3種類の広報物のイラストをお願いしたためです。
しかも、イラスト1点ずつというものではなく、漫画までお願いしてしまったのです。
こちらからの曖昧な情報を丁寧に汲んでくださり、イラストに仕立ててくださるのは、やはりプロは違うなぁと感心するほどです。
毎日のようなメールのやりとり・・・
他の仕事も受けていらっしゃったと思うのですが、きっちり期日前に仕上げてくださいました。
1月下旬ごろは、正直なところ、締め切りに間に合わなくなってしまうものが出てしまうかも?という不安もありましたが、
ico.さんの次々と仕事を仕上げてくださるエネルギーのおかげで、こちらもやる気がわき、すべてを期限どおり完成させることができました。
描いていただいた数々のイラストはコチラ↓↓
本当にありがとうございました(*^-^*)
そして、ico.さんはこの忙しいのにご自身のチャリティショップの「molico」の準備もされていました

「molico」の売上の50%をプロジェクトに寄附してくださるようです。
一筆箋は私も使っていますが、楽しい気分で手紙を書くことができます(*^-^*)
詳細はこちらをごらんください
あの「手形」はどうなった?
こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
このところ暖かくなってきましたね。今年は少し遅いような気がしますが、沈丁花の香りを感じました。
これから次々と春の花が開花することでしょう!
林のブログで1月末に紹介した「秘密の遊び」が
3月1日のブログ 「完成!!!」で種明かしされました。
そしてこの手形、最終的にはこんな風になりました
JR名取駅改札外の市民ギャラリーで「第8回写真展」を3月5日から29日まで開催しています。
この掲示物として、横175cm × 縦115cm の大きな紙に手形を貼り付け、新パンフレットの表紙を現してみました。
もともとこの手形、林のブログにもあったように、
クロマツがここまで大きく成長できたのは「多くの人たちの協力のおかげさま」です。
多くの手により大きく育ったことへの感謝を写真展を通じてお伝えできたらなという想いで作成しました。
多くの人へ想いが伝わるといいなと思います。
多忙を極めたこの2ヵ月間の最後の大きな山が写真展の準備でした。
何しろ7m×2枠分=14m分の掲示物を用意しなければならないのですから、かなりのプレッシャーです。
しかも、直前まで色々な仕事が立て込み、準備に取り掛かれたのは2月28日。
送付することを考えたら3月2日までに準備しなければならない。
3日間の準備期間(・・;)
それでも、穴をあけるわけにもいかないので、まずは3.5mの紙と対峙。
紙とにらみ合っていても仕方がないので、覚悟を決めて気合いを入れて、少しの下書き・・・
下書きが面倒になって、直書き
3日かかって
3.5mの紙を1枚、1.75mの紙を3枚、どうにかこうにか仕上げました。
最後に細かい文字を書き終えて、やっとやっと締切に追われる怒涛の2ヵ月間が終わりました。
この先も年に2回ほど、名取駅での写真展を開催する予定なのですが、もう少し楽をしたいなぁというのが本音です(^^;)
名取駅の市民ギャラリーに実際に掲示した様子も近々ブログで紹介しますので、しばらくお待ちください!
やっとたどり着いた!パンフレットの完成
こんにちは 海岸林担当の鈴木です。
いつ以来のブログだろうか・・・??? かなりサボっていた気がします(^^;)
今年の仕事始めのその日から昨日まで、怒涛の2ヵ月でした。
それまで仕事をサボっていたわけではないのですが、この2ヵ月に仕事が集中してしまい、ブログまで手が届きませんでした。
1月にパンフレットを新しくしよう とは随分前から決まっていたことなのですが、
掲載する内容がなかなか定まらず、新年を迎え、いよいよお尻に火が付きました。
吉田からの指示は
「10年先くらいのことがイメージできるものにしたい」
「プロジェクトを通じて地元の方を雇用した実績と今後の計画のグラフを掲載したい」
「苗木づくりをがんばった人のコメントが欲しい」
「啓発用として使用したい」
というかなり漠然としたもの
うーーーーん????どうしようと考えていても時間は経つばかり・・・
集中してどうにかこうにか絞り出したのがこちらのラフ画↓↓
この殴り書きのようなラフデザインが、イラストレーターのico.さん、デザイナーさんの手を経ると立派に仕上がるのです。
「表紙のマツの木は手形で表現しようと思います」とico.さんからご提案いただいた時は、マツが手形で表現できるのだろうか?と、頭の中が???になりました。
でも、やはりプロですね。指で松葉を表現するとは!! とても立派なマツになりました(*^-^*)
もうしばらくでみなさんのお手元に届くかと思います。
おたのしみに!
広報室の林です。
最近、吉田のブログでECO-DRRなる言葉が飛び出しました。
頻発する自然災害のリスクを少しでも減らすため、
人工構造物ではなく、森林など自然や生態系の力を借りようという考え方です。
オイスカでは、1980年代からアジア太平洋地域で
持続可能な農業・漁業を実現するための環境づくりといった
視点で各地で緑化を進めてきました。
そうしてできた森が自然災害から村々を守ったという事例が報告されるようになり、
オイスカの緑化活動には、「災害に強い地域をつくる」といった視点も加わりました。
今回、首相官邸国際広報室が手掛けている日本のCM
(CNN等を通じて、日本の国際協力の取り組みについてアピール)
にて、オイスカのフィジーの現場の取り組みをご紹介いただきました。
クリックすると動画が流れます(2分間)
日本と同じ、小さな島国のフィジーは、海岸を守ることがとても大切。
動画にあるように、メインで取り組んでいるのは、
海岸でも海水のあるところに植えるマングローブの植林です。
今、オイスカではこの「海の森」(=マングローブ)に加え、
その内側にある海水が来ない砂地の海岸への植栽による「海岸の森」を
つくることによる二重の防御で自然災害に強いコミュニティづくりを目指し、
フィジーやフィリピンをはじめとする各国で、海岸の森づくりにも力を注いでいます。
「海岸林再生プロジェクト」が進む宮城県の海岸では、
マングローブ植林はできません。
「海の森」による防御がない分、頑丈な「海岸の森」が必要です。
そのノウハウが、すでに「海の森」がある各国で進む、
さらに強い防御のための「海岸の森」づくりに役立てられるなら
名取の海岸林は、名取市民だけではなく、
遠く、海を隔てたところに住む人たちの生活をも守ることになるかもしれません。
*****
今年も、海でつながる各国でプロジェクトに携わるオイスカスタッフや
メンバーたちを名取の現場に招き、研修を行う予定です。
広報室の林です。
1月末にご紹介した秘密の遊び。
この手形の正体は……
これ!!!
プロジェクトの新しいパンフレットの表紙に使われたマツのイラストになりました!
今回も名取市出身のイラストレーターico.さんにご協力いただきました。
手形でマツのイラストをつくるなんてとても私には思いつかない……。
いろいろな人の手によって、しっかりお世話をしていただき、
大きく成長しているマツがしっかり表現できました!
(ico.さんありがとうございます!!)
ご支援いただいている皆さま、ボランティアに参加してくださった皆さまに
このパンフレット、お届けします。
中面では、2020年以降も続いていく海岸林の保育作業について
説明しています。じっくり読んでいただければと思います。
ブログをさぼった2ヵ月 ~ECO-DRR調査編~
12月8日~18日、じつはタイに出張していました。
10ヵ年計画が終わるまでは行けないだろうと思っていましたが、前倒しで実現。
目的は、第2次海岸林10ヵ年計画(2021~2030)と並行実施を検討することになった
ECO-DRR(Ecosystem-Based Disaster Risk Reduction・森林など生態系を活用した
防災・減災)の案件形成に向けた情報収集。
北部タイ・チェンライ県では、オイスカが山岳民族3村で展開する森林再生と
生活向上プロジェクトを含む、1992年から取り組んできた歴代造林地約262haの視察。
バンコク南西では、県による海岸浸食対策のマングローブ再生現場の視察。
南部タイ・ラノーン県では、オイスカが2000年から取り組む2,000ha以上のマングローブ再生
南部タイ・パンガー県では、今後の候補地の視察。
11月あたりから、カラダが二つになったような感覚ですが、立場上このぐらいやって当然。
10年前、タイ駐在代表の春日さんと、オイスカタイ総局事務局長のヤットさんの結婚式以来の海外。
いろんなことを突貫工事で勉強してゆく毎日。いまも、2011年津波直後のような気持ちです。
村々での意見交換会や、森林行政(天然資源環境省)の住民説明会に5回も加わることができました。
詳しくは、「タイ駐在員のブログ ネコとお仕事の話」に書いてもらってます。
https://ameblo.jp/oiscathai/
私の社会人最初の後輩、駐在代表の春日智実さんです。
これらの出張報告は、2月27日~3月10日のフィリピン・北部ルソン出張と合わせ、
オイスカ本部ブログに3月中旬以降から寄稿しようと思います。
フィリピンから帰ったら、名取のボランティアの日が待ってます。
モニタリング調査報告も公開します。準備は順調にできてます。
その結果は、第130回日本森林学会in新潟での森林総研シンポジウムで発表します。
広報室の林です。
ちょっとお休みネタを。
先日こんな素敵な和菓子をいただきました。
松葉の押しの型がついていて、上には本物の松葉も。
「松葉は生葉を使用しております。召しあがれませんので、ご注意ください」
との注意書きがついていました。
松葉はよく日本料理のあしらいにも使われます。
そこで思い出したのは、Yの松葉紛失事件……。
お茶仲間が、とあるお祝いのお茶事(懐石料理を準備しての食事の会)を計画しており
私が裏でお手伝いをすることに。友人は「八寸に松葉で刺したぎんなんを用意したいけど
松葉が手に入らない」と。私も近所を歩いてみましたが、なかなか手に入りません。
近くの神社にあるマツの木はとっても背が高くて、青い松葉ははるか高い位置に見えるだけ。
そこで、名取の現場に出張中のYに「育苗場の周りのマツの葉を少し取ってきてくれないか?」と
相談したところ「お安い御用」と快諾。「ちゃんと取って封筒に入れた」との報告もありました。
……が、帰京して松葉が入った封筒を受け取ろうとすると、なんとその封筒を入れたリュックサックを
タクシーのトランクに入れ、降車の時に忘れてきたというのです。私は明日松葉を使うのに……。
結局タクシー会社と連絡がつき、リュックが戻ってきたのは3日後。
彼女に謝罪の電話を入れると「松葉風の楊枝を準備してあるから大丈夫!」と。
ただ、お茶事に向かう途中、お寺さんのお庭に背が低く手入れをされた松の木が目に入りました。
お願いしてすこし松葉を分けてもらおうと山門を入り、人を探すも見当たらず。
「ごめんなさい」と頭を下げて数本の松葉をブチっといただきました。
無事お料理はできたものの、勝手に松葉をいただいてきたことがずっと心に引っかかり、
5年が過ぎた今も、こうした松葉のあしらいを見ると、後ろめたい気持ちが思い出されます。
それなのに、それなのに……。
にっくきYは、自分がタクシーに荷物を忘れ、その中に私から頼まれた
松葉が入っていたこともす~~~~~~~っかり忘れていました。
タクシーをはじめとする乗り物での忘れ物は、Yにとっては日常茶飯事。
いちいち覚えていないのも仕方がないのかもしれません……。
3月16日(土)ボランティア、あと70人ぐらい、募集中!
3月16日(土)ボランティア募集しています。
まだ申し込み少なく、あと70人ぐらいOKです。先程各方面にpushしました。
蔵王おろしも強いし、いつもながら寒いといっても、今年は暖冬傾向。
樹液もはやく動き出すことでしょう。
ということで、まずボランティアの仕事は「根踏み」。
吉田・浅野と、地元の大槻さんらとで巡視して必要個所を絞ってあります。
閖上の一部箇所や、2014年植栽地の中央部など。
閖上はまたゴミが投棄されています。拾わねばならないでしょう。
この前は、グレープフルーツの皮たくさん、ネギなど生ゴミ・・・
そして、溝切。
最優先個所は、工事中の閖上サイクルセンター東、2018年植栽地約0.85haの多湿対策。
去年は少雨の年でしたので、植えたばかりの苗にとって、本当に幸運でした。
まず、防潮堤横の作業道180mに沿って3Lサイズを修復。
そして梅雨入り前までに、南北3列180mの防風柵の下にあるLLサイズ溝の修復。
と同時に、東西のLかLLサイズ溝60m×5・6本以上を新設。
6月中旬までは、これに時間をかけます。
終了後は、3・7・11月定例の懇親会あり。
懇親会参加希望の方は、あらかじめ連絡くださいね。
今年も抜かりなく頑張ります!
ブログをさぼった2ヵ月 ~イノシシ編~
津波からまもなく8年。
年末に松島森林総合の佐々木さんからオイスカ本部に
猪肉ブロックを送っていただいて8年。
私が津波直後、最初に電話した人です。
猪を仕留めたのは松島森林総合の職人の鈴木純子さん。
おなじく8年のお付き合いを名取の現場でさせていただいています。
今年は猪年。
年が明けてから、いつも通り焼肉と猪鍋と2日に分けて、
約40人のスタッフとともに昼飯で。
野菜など買い物までは自ら進んでやっていましたが、
事情で調理タイムに遅れ、全部海岸林女子が。ごめんね。
年に一度のこと。一杯やりながら…ではなく、自分で焼きに専念して、ご飯も食べず、
肉だけに専念して1時間食べ続けました。
焼きあがったばかりのは柔らかいんです。
猪鍋はキノコたっぷり芋煮風に。
せっかく林業にも関わってるんだから、わが社の職員は定期的に猪肉をたべないとね。
ブログをさぼった2ヵ月 ~再生の会 育苗場編~
12月20日、育苗場では再生の会が、2020年度植栽用1年生苗木約35,000本に寒冷紗を設置。
2019年植栽用の2年生28,000本には設置しません。大勢来てくれたし、35,000本と言っても、全面クロマツの育苗場のこれまでと比べれば楽なもの。作業は半日で終了。除草・散水・液肥散布・消毒・防風ネット修繕など通常業務は完了済み。
なんとなく決まった「今日の作業、ご苦労さま会」に、調査で植栽地に出ていた私も呼ばれました。まあ元気なこと。当然みんなで2次会へ。
12月13日~2月14日の2か月ほぼ降雨なし(合計5㎜)。
いくら冬でも、我々の育苗場は山砂ですから、これだけ乾燥が続けば散水しなければなりません。
1月23日、県種苗組合の会議に出席する佐々木統括と櫻井勝征さん、森さんらは来週の散水を検討しながら出発。
夕方、私が一人事務所にいると、窓ガラスを叩くような強さで1時間ほど降りました。
翌24日、気象庁仙台空港観測データを見ると、降雨ほぼゼロ。育苗場の上だけ降ったの?
佐々木統括も私も苗を見ましたが、コンテナ苗の下まで浸透していない。
来週29日再生の会がたっぷり水遣りと思っていたら、朝から「蔵王おろし」。
とても作業できる状況ではなく。30・31日、2度に分けてたっぷり散水。
最近は連日冷たい蔵王おろしですが、今年は暖冬と見ています。
ですので、連休前に植える腹積もり。今年の植栽地は仙台空港横の「北釜地区残存林」2.01ha。
ここに津波で生き残ったクロマツ樹齢120年クラスが約200本。
木の下なので植付は3,000本/ha。元の地盤だし、土壌は良いので施肥ナシ。