緊急事態宣言の延長…

2020年5月7日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは、浅野です。
ステイホーム週間、ゴールデンウィーク終わりましたねー。
私はとことん家にいました。笑
最後に名取の海岸に行ったのが11月のボランティアの日なので、
約半年名取に行っていないということですね…。
こんなに行かなかったのは初めてなので、身体がなまってしょうがないです。
ゴールデンウィーク中に発表のあった緊急事態宣言の延長。
特定警戒都道府県以外の県では、各市区町村の判断で外出自粛を緩和する地域もあるそうですが、
依然、県境を越えての外出は控えるように、ということは変わらなさそうです…。
今の状況が続くようであれば6月のボランティアも難しいかもしれません。
ただ、宮城県はすでに緩和を表明しており、小規模イベントについては感染防止策を徹底したうえで
開催をしてもいいということを県民向けに発表しています。
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/791180.pdf
もちろん、だからボランティアができますいうことではありませんが、
宮城県民限定のボランティアの日の設定など、ちょっと希望が出てきたかなーと思っています。
現時点では6月以降は未定ですが、5月14日の専門家による再評価を受けてから
再度検討し、18日の週の早い段階でホームページ・ブログでお知らせします。
早く名取で皆さんに会えることを祈っています。
くれぐれもご自愛くださいね。
D

在宅勤務が続いています。海岸林チーム女性陣とは1ヵ月会ってません。

5月1日、一週間ぶりに出勤し、本部事務所に行かねば出来ないことを一気に。

出勤して最初にやったのが、散水。この時期は欠かせません。

和代さんたちがちゃんと面倒見てるので、雑草ほぼなし。

和代さんたちがちゃんと面倒見てるので、雑草ほぼなし。

頂芽がニョロニョロ伸びています。名取の苗もそうでしょう。見に行きたいなあ~。

害虫の発生もなし。散水しない日に消毒してもいいな。そろそろ。

かなりたっぷり水をかけないと、コンテナの下まで届きません。下から溢れてくるまで。

じょうろ4杯、たっぷり散水。

じょうろ4杯、たっぷり散水。

ほんとはこの苗、春植えしたかった。でも、楽しみは秋に持ち越し。4人で植えたいと思います。

裾払い・・・

2020年5月3日( カテゴリー: 現場レポート )

仙台空港北側、内陸防風林。共有林所有者数百名の要請を受けて、2016年に植栽・保育の協力中。下草刈り卒業まであと少し。

仙台空港北側、内陸防風林。共有林所有者数百名の要請を受けて、2016年に植栽・保育の協力中。下草刈り卒業まであと少し。

震災後の植栽は、2012年6月に県が、2013年11月に国が植樹祭をキックオフ。我々は2014年の5月に開始。目下、宮城県内での「復旧」植栽はほぼ完了しています。それぞれの場所でも育ってきています。
この日は強風。畑の土が蔵王おろしで飛んでしまうのを防ぎ、すでに役割を果たし始めています。

この日は強風。畑の土が蔵王おろしで飛んでしまうのを防ぎ、すでに役割を果たし始めています。


育っていくのに伴って、チラホラ見られるようになってきたのが、「枝おろし」とか「裾払い」と言われるもの。
上から見ると枝と枝が接して「鬱閉」、林内に入るのは確かに難渋します。私は慣れてるので何とも思いませんが。枝がなるとスッキリ感とか、やった感があるのかもしれません。
オイスカと再生の会としては、裾払いする考えはありません。しかし、名取の内陸防風林(共有林)でごく一部の地主さんが、ビニールハウスの通気性が悪いからだと思いますが、進めてしまいました。暑くてたまらなかったのだと思いますが、断りなく伐るのは、厳密にいえば森林法上の問題もあります。しかし私たちにとってのもう一つの問題は、鋸を入れる位置。
ん?

ん?


んん?!

んん?!


貝になりたい。

貝になりたい。


「幹際から歯を入れる杉・ヒノキと違い、マツの場合は幹から20㎝は離さないと、腐りが入る」と佐々木統括から何度となく聞いています。杉とヒノキも同じではありません。したがって、死に節をつくらないためにマツならではの切断位置があるはず。専門家の方は「20㎝?!」と驚いていました。「日本海側では積雪の影響があるので裾払いしたい理由は納得できる。宮城は雪がない」とも。マツの死に節については、造園業の方に聞くと良いかもと言われました。昔、宮城も岩手も、裾払いという工種はなかったはずです。津波のとき、「倒伏」ではなく、岩手などは根元での「幹折れ」が大半だったそうですが、高い位置での幹折れ個体には腐れが入っていたそうです。
以前、静岡県内で、まだ2mにもならないマツが裾払いされていました。市役所に訳を教えてもらってみると、「我々も驚いたんです。地元の方が勝手にやってしまって。見栄えが悪いと言って・・・。その方も反省してました」と。
とにかく、無駄な仕事はしたくない.

育苗場で卵を産むの?

2020年5月2日( カテゴリー: いきもの )
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散水作業中

4月上旬の育苗場。手前の砂利と雑草のあたりに10日間ずっといたのが・・・

↓ どこでしょう?

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カップルです

さらにズーム。

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コチドリと言うそうです。

「ハマチドリとか、勝手に命名してました」 (吉田)、「スズメだと思ってた~」(再生の会Kさん)

この下の写真は、去年、一昨年撮った写真。作業道のど真ん中で子育て・・・(親はよく「擬態」を見せてくれます)

以前、海岸林の現場で撮影


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道でも抱卵


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いつも4つ

でも名取事務所は、例の「新入り」(黒猫)の行動範囲。ダメだろうな。

ちなみに、4月26日読売新聞朝刊によると、この鳥、8月頃、中国・台湾の水田などで羽を休め、越冬地として「フィリピン南部の田んぼ・畑・果樹園など」に渡るという研究結果が科学誌に掲載されたそうです。「(日本での)産卵では人が入りにくい川沿いなどを選ぶのではないか」と書かれていましたが、名取では僕らの目の前の、変な場所を選んでいます・・・名取事務所とか、作業道のど真ん中とか。堤防の向こうのどデカイ砂浜がいいんじゃないの?

キツネの巣

2020年5月1日( カテゴリー: いきもの )

あいかわらずキツネはいます。

今日は現場では一度、行動を横切ったのを一度。いずれもトップスピード。一瞬しか見れず。

2017年植樹祭開催地の近く、やはりNo22プロット付近

2017年植樹祭開催地の近く、やはりNo22プロット付近


ここの排水溝の法面を使って

ここの排水溝の法面を使って

このあたりに掘りに掘ったり。デカい穴。

穴の数はさほど増えず。でも、新鮮な足跡あり。

マツの根が邪魔だと噛み切っています。枯れてませんが。

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宮城出張最終日、4月11日のオタクの休日。

すこしゆっくり起きて、「しばしお別れ」と思いながら、ブランチ持参で現場到着。

 だいたいいつも「15時には電車に乗る」って思うだけ思うのですが、帰るのが面倒になるのと、離れ難いのと、好奇心が止まらないのと、新入りの捕物もまた見たいのと・・・

結局・・・

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こういう時間に。

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ということで、最近の夕方の写真集

スーパームーンの日

スーパームーンの日

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こういう写真を撮り出すのは、帰りたくなくなって、惰性で居残っている証拠・・・

4月11日に見た鳥

2020年4月29日( カテゴリー: いきもの, オタクの休日 )

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こんな感じの天気、4月11日のオタクの休日。

撮影できたもののを一気に。

ネコに驚いて逃げるキジのオス2匹

ネコに驚いて逃げるキジのオス2匹


コチドリ

コチドリ


ひばり

ひばり


ヒバリの高鳴きの最中

ヒバリの高鳴きの最中

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この上下はつがいです

この上下はつがいです


 
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トビ?


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なんだったっけ??


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ツグミ。来月には渡りでいなくなってしまう?


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カワラヒワ


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ジョウビタキ オス

スマイルパワー!

2020年4月28日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
まだしばらく名取の現場に行かれない日々が続きそう
こんなに長い期間、宮城に行っていないなんて!
今年の植栽地はツルマメ草の繁茂地でないといいなぁ
去年、一昨年の植栽地はツルマメ草を取らないと、ひどいことになりそうだなぁ
ボランティアのみなさん元気にしているかなぁ
企業や団体のボランティアの申込みはキャンセル続き・・・はぁ
と、隣の席でため息をついている現場が大好きな浅野
こんな情勢になり、海岸林スタッフは、現場でボランティアさんにたくさんの元気をいただいていたことに気付かされます。
飛行機まで使って遠くからでも来てくれる
作業がきつくても何度も参加してくれる
助け合いながら作業をしてくれる
そんな、たくさんのボランティアさんに支えられての活動
あらためてありがとう!
これまで現場でいただいたたくさんの笑顔のエネルギーを、
こんな時だからこそ、みなさんにお届けします。
いい顔してますね!!

びゅうトラベルサービスの皆さん。1番きつい吉田班でもこの笑顔!

びゅうトラベルサービスの皆さん。
1番きつい吉田班でもステキな笑顔!


マルエツ労働組合の皆さん。前半戦は雨でしたが、途中からすごくいい天気に!

マルエツ労働組合の皆さん。毎年ありがとうございます!


去年から作業対象になった「カラスノエンドウ」。今年は大丈夫かなぁ…

第一三共からの参加者。去年から作業対象の「カラスノエンドウ」を取ってもらいました!


お父さんと参加の小学生。一生懸命ツルマメを取りました!

お父さんと参加の小学生。
一生懸命ツルマメを取ってくれました!


溝切りで出た粘土質の土でできたのは…?

溝切りで出た粘土質の土でできたのは…?


セサミストリートのキャラクター。さすがUSJクルーアライアンス

セサミストリートのキャラクター。さすがUSJですね!


4年ぶりに親子で参加してくれたKさん親子

4年ぶりに親子で参加してくれたKさん親子
娘さんは中学生から大学生に!


学生時代からオイスカと関わりのある方のお子さんたち。ご家族で参加してくれました!

学生時代からオイスカと関わりのある方のお子さんたち。
ご家族で参加してくれました!


カニ捕まえました!と最高の笑顔を見せるインターン

カニ捕まえました!と最高の笑顔を見せるインターン


差し入れのスイカに大喜びの名取北高生

差し入れのスイカに大喜びの名取北高生


ウェルシアユニオンからの常連さん。三角関係のようです…

ウエルシアユニオンのリピーターさんたち
三角関係のようです笑


休憩中のおしゃべりは参加者同士の交友を深める大切な時間

仙台トヨペットさんとインターン
休憩中は参加者同士の交友を深める大切な時間


九州から毎年参加してくれるお母さんたち

九州から毎年参加してくれるお母さんたち


一面に生えていたシロツメ草で作った髪飾りとブレスレット。みなさんもどうですか?

一面に生えていたシロツメ草で作った髪飾りとブレスレット。みなさんもどうですか?


メキシコのオイスカスタッフと意気投合のJR連合Nさん

メキシコのオイスカスタッフと意気投合のJR連合Nさん


松男くん家族

松男くんご家族


最年少参加者の松男くんとお父さん

最年少参加者の松男くんとお父さん


7月の参加者は日焼けもばっちり!焼けたくない方は日焼け止め必須です

7月の参加者は日焼けもばっちり!


地元リピーターのMさん。いつもスタッフのことを気にかけてくれます

地元リピーターのMさん
いつもスタッフのことを気にかけてくれます


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Stay Home!
Keep Smile!!

海岸林担当の鈴木です。

ご近所の家のジャスミンがとても芳しい香を放っていました。
1週間前には固いつぼみだったのですが、淡いピンクの花を咲かせ、心を和ませてくれました。

 

ジャスミン

ジャスミン

先日、NHKラジオの「子ども科学電話相談」を聞いていたところ、
「花はどうしてきれいな色をしているの?」
という男の子からの質問がありました。
改めて、「どうしてきれいな色をしているの?」と言われて考えた答えは
「人の目を楽しませるため」と思ったのですが、植物学的には、

「きれいな色をしていることで、虫に見つけてもらいやすくなり、花粉を運んでもらうため」

植物専門の先生がそう回答していました。子孫を残すためなのですね。一方で、ブタクサなど緑色で目立たない花は風で花粉を運んでもらうため、目立つ色でなくていいのだそうです。

では、クロマツはどうだろう?

在宅勤務で名取のクロマツの写真がなく、近所で撮りました。

いま頃、名取でも頂芽が伸び始め、こんな風になっているでしょう。在宅勤務で名取のクロマツの写真がなく、近所で撮りました。


風で運んでもらっているのかな?
風で運んでもらっているならば、雌花は頂芽のてっぺんについていて、雄花は離れた下の方についているのはなぜだろう?
雄花が上にあった方が飛びやすいのではないだろうか・・・??

ネットの画像をお借りしました

ネットの画像をお借りしました


手前が雌花。下の茶色が雄花。ネットの写真より。

手前が雌花。下の茶色が雄花。ネットの写真より。

緑化技術顧問の清藤先生に伺ってみよう!すぐにお返事くださいました。

*************

「樹木はほとんど風です。風を利用して花粉を飛ばし受粉受精しています。マツの花粉は2つの羽根(花粉胞)を持っていて、かなりの距離を稼いで受粉します。なぜ雌花が上で、下に雄花か、その理由は、自家受粉による自家不稔を防ぐためです。花粉の落下で受粉しないように。樹木はほとんど他家受粉、すなわち他の花粉をもらって受精して種子をつくります。
もちろん、自家受精でごくわずか種子も出来る場合がありますが、中身のない種子、発芽して枯れる、以上な形態の苗・樹木ができます。マツは99%が他家受精で子どもをつくっています。ですから、樹木は自由恋愛をかなり謳歌している植物ということで、貞淑なカップルの植物ではありませんね。ちなみに、男知らずの植物もあるのですよ。セイヨウタンポポ、ドクダミなどは処女生殖です。でも、日本のカントウタンポポなどは虫媒で他家受粉させてもらってゴールインです。
紹介お見合い結婚ですね。」

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おぉ!
マツは自由恋愛をかなり謳歌している植物なのか!!
こんな見方をしたことがなかったので、かなり新鮮でおもしろいです。

樹木がほとんど風で花粉を飛ばすということは、風の強い海岸沿いに植えられるということは、マツが子孫を残すという意味ではかなりプラスということになるのでは?6月ごろになると、あの海岸林の一帯は、結婚相手を探してさまよう花粉だらけなのか~

マツオタクには程遠いなぁと改めて思います。

雌花

雌花


ネットの写真より

ネットの写真より

新入りの捕物を拝見

2020年4月26日( カテゴリー: いきもの, オタクの休日 )

4月11日の宮城出張最終日、オタクの休日。

新入り

新入り

お手並みをのんびり拝見できました。

こっちに来ました

こっちに来ました


口からなんか垂れてます(笑)

口からなんか垂れてます(笑)

彼女も我々の作業道を利用。両脇の溝に注意が行っています。

ネズミを探しています

ネズミを探しています


耳を澄まして

耳を澄まして


溝の上から狙ってます

溝の上から狙ってます


キジがびっくりして逃げました。(そんなに近くにいたのか。こっちもびっくり)

キジがびっくりして逃げました。(そんなに近くにいたのか。こっちもびっくり)


なにやってるの?

なにやってるの?


寝てます

寝てます

こんな繰り返し。僕が2mぐらいの距離にいても逃げない。

ビデオに切り替えて目の前で撮影したとき、捕物を撮影できましたが、失敗。

我々にはわからなくても、盛土下の溝にネズミがたくさんいることが今回よくわかりました。

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