新入り

2020年4月12日( カテゴリー: いきもの, 現場レポート )

この3月以降、現場に行くとよく会います。

目的をもってここにいます

目的をもってここにいます

名取事務所周辺でも見ます。再生の会の人たちも知ってます。海まで行くということは、少なくとも行動範囲が半径数㎞あるってことですね。

この日は寒いせいか、まるまる太っているように見えました。

この日は寒いせいか、まるまる太っているように見えました。

逃げないんです。人間にいじめられたことがない、子供なんでしょうね。

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この日は顔馴染みになったような気がします

この日は顔馴染みになったような気がします

この写真を撮ったのは3月26日。4月11日のオタクの休日では、捕物の腕前を1時間ぐらいのんびり拝見させてもらいました。失敗でしたが。ここに通うだけあるんですね。

コロナウイルスの影響を受けたいま

2020年4月11日( カテゴリー: 本部発 )

ご無沙汰しておりました。吉田です。
4月に入り、政府の緊急措置や仙台駅前のパブでクラスターが出て、宮城は一変しました。
東京本部海岸林チーム女性陣は、ほぼ半年現場に行っていないという状況。すでに本部全体は2班交代制、在宅勤務メインです。私自身は、海岸林業務以外でミャンマー、豊田市に、それぞれ長目の出張で、東京にいない生活となり、名取行きは半減。それでも、3月末から4月上旬はほぼ現場にいました。本部海岸林チームとは10日間会っていません。時々みんなで行く「びっくり寿司」に前に行ったのはいつだろう。
3月・4月のボランティアや視察受け入れは一切見送りましたが、いよいよ5月の方向性をはっきりさせる時期になりました。14日のオイスカ本部のコロナウイルス対策web会議で全体方針を話し合うことになります。
ただ、5月は旧乗馬場の盛土が完成しているので、1.75haの植林が始まります。きっと、宮城中央森林組合の手で3・4日で終わるでしょう。東京本部からは誰も立ち会えない可能性が十分あります。仮にそうだとしても、まったく大事とならず、粛々と仕事は進められるはずです。
4月11日帰京しました。オイスカ本部職員として遅ればせながら在宅勤務に入ります。この3月末から4月の現場の様子など、またブログでお伝えしたいと思います。
いまは、今できることと、今しかできないことを積み重ね、思い切りできる時が来たら思い切り働きます。
 

再生の会のみなさん

再生の会のみなさん


東京本部の女性陣

東京本部の女性陣


51歳の仮面ライダー

51歳の仮面ライダー

こんにちは、浅野です。
コロナウイルスの影響でオイスカでも国内外の出張が禁止、ボランティア受入れなどが中止になり、
自宅と事務所の往復以外は外に出ない日々が続いています。
これから更に外に出ない日々が増えそうです。名取の現場が恋しいですね…。
さて、今日は大阪マラソンについてのお知らせです。
4月10日(水)から一般エントリーが開始の予定でしたが、延期となることが決まりました。
それに伴い、4月23日(水)から開始される予定のチャリティランナーエントリーも延期となる予定です。
エントリー開始時期は現在未定ですが5月上旬を目途に決定するということです。
無題
また分かり次第、ブログでもお知らせします。
さまざまな活動に影響が出ていますが、今は我慢の時期…
コロナが終息して名取でまたボランティアの皆さんとお会いできるのを楽しみに
手洗いうがいをしっかりして元気に過ごしたいと思います。
皆さんもくれぐれもお身体に気を付けて過ごしてくださいね!

ボランティアの日 中止のお知らせ

2020年3月23日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは、浅野です。
皆さんに残念なお知らせです。
先週の吉田のブログで3月28日のボランティアの日は実行するとお知らせしていましたが、
本日(3/23)、弊団体にてコロナウイルス対策検討会議が開かれ
4月末まで国内外の出張、またイベントを原則中止とすると決定いたしました。
それに伴い3月28日4月18日に予定していたボランティアの日は中止となることが決まりました。
申込をしてくださっていた方にはご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
私も昨年11月のボランティアの日から4ヵ月ぶりに皆さんにお会いできると思い、
とても楽しみにしていたのですが、それは少なくとも5月までお預けとなりそうです…。
5月以降のことも現時点では何とも言えず、本当に5月のボランティア受入れができるのか分かりませんが
できると信じて、それまで東京でできることをやりながら皆さんに会えるのを楽しみに待っています!
また5月以降のことが決まり次第、ブログ・HPにてご連絡します!!
皆さま、くれぐれもご自愛くださいね。

ダイレクトメール 訂正とお詫び

2020年3月19日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは。浅野です。
3月9日発送でダイレクトメールをお送りさせていただきました。
その中の大阪マラソンランナー募集のチラシにつきまして、訂正があります。
裏面の「エントリーの流れ」にLIFULLソーシャルファンディングにログインとありますが、
今年の1月でLIFULLソーシャルファンディングは終了したため、
今年から新たなクラウドファンディングのサイトを使用することになっています。
間違った情報をお送りしていしまい、申し訳ありません。
新たなサイトについては詳細が分かりましたら、ブログでご紹介します。
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吉田です。
まず、津波から丸9年が経ちました。これまで多くの方からご協力いただき、たくさんの方からご寄付をいただいていること・・・心から御礼申し上げます。10年目に入りますが、気を引き締め直して頑張ります。
コロナウイルスの影響で、名取市図書館との初イベント、経済同友会などの視察、支援企業や県立名取北高校野球部の作業、県の海岸防災林検討会議など、すべてキャンセルとなりました。フィリピン北部、インドネシア出張も延期。3月11日は西に向かい、愛知県豊田市のオイスカ中部日本研修センターに10日間ほど出張し、年度末業務を手伝いに来ています。と同時に、愛知県内の会員や、海岸林支援者への挨拶回りも。先月29日にも豊田市で180人に活動報告しました。

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3.11の14時46分は、富士山の横を通過していました。


オイスカ理事兼愛知県支部会長兼豊田推進協議会会長の光岡さん(左)、中部日本研修センター所長の小杉さん(右)。この9年、我々が苦しいとき、本当に支え続けてくださった愛知の方たちのリーダーです。

オイスカ理事兼愛知県支部会長兼豊田推進協議会会長の光岡さん(左)、中部日本研修センター所長の小杉さん(右)。この9年、我々が苦しいとき、本当に支え続けてくださった愛知の方たちのリーダーです。


毎年、大阪マラソンチャリティーランナーを出していただいている法人会員「ワイルドグース」さん(豊田市)。マレーシアの技能実習生も受け入れてご指導くださっています。

毎年、大阪マラソンチャリティーランナーを出していただいている法人会員「ワイルドグース」さん(豊田市)。マレーシアの技能実習生も受け入れてご指導くださっています。


愛知も明日まで。来週半ばから、宮城です。
3月28日(土)ボランティアの日。どんなに参加者がすくなかろうと、現場は動き出します。よかったらぜひ、ご参加ください!今のところ、過去最少の申し込み・・・挽回します。
ふきのとう

ふきのとう

海岸林で鳥見ing(2020/3/10)

2020年3月11日( カテゴリー: いきもの )

地元のボランティアの三浦隆です。 名取市の海岸林で観察した生き物、主に野鳥を中心とした情報、話題のその2を発信します 。
今回初めに紹介するのは、以前紹介した物指し鳥「スズメ」(全長大体15㎝、翼開長23㎝くらい)の大きさの物指し鳥「ムクドリ」(全長大体24㎝、翼開長40㎝くらいの大きさ)です 。時々夕方に何千何万羽の集団で飛び回っている姿がTVのニュースになることがあるので ご存知の方もいると思いますがここの海岸林にも小群れですが頻繁にきます 。黄色のくちばしと足が特徴のぎゃーぎゃーとにぎやかな雑食性の留鳥(一年中大体同じ所に住んでいて渡りをしない鳥)です 。
そして海岸林で冬によく見ることができる同じくらいの大きさの鳥には冬の渡り鳥「ツグミ」がいます 。という様に大きさの目安になるのが「ムクドリ」でした 。

ムクドリ

ムクドリ


次に紹介するのが、今冬期間に海岸林付近で観察した飛んでいる猛禽(ワシはいませんでしたが、タカ、ハヤブサ、フクロウ類)です 。冬の渡り鳥としてはタカの仲間のチュウヒ、ハイイロチュウヒ、フクロウの仲間のコミミズク。
チュウヒ

チュウヒ


ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒ


コミミズク

コミミズク


留鳥としてはタカの仲間のミサゴ、ノスリ、トビ(=トンビ)、ハヤブサの仲間のハヤブサなどでした 。
ミサゴ

ミサゴ


ノスリ

ノスリ


トビ

トビ


ハヤブサ

ハヤブサ


今の時期、猛禽類の食料はネズミ類、鳥類、人の食べ残し等様々ですが、ここの海岸林付近に冬鳥のタカが来るのは海岸林の西隣の広浦湾(葦原のある水場)で数千羽のカモが越冬することと関係している様です。時々海岸林の作業道に犠牲になった鳥たちの残骸を見ることができます 。 今回の私的ベストショット鳥は、ボランティア作業後にたそがれタイムをする防波堤近くの砂浜で、同じように たそがれていた?お子様のハヤブサです。望遠レンズのピントが合う限界くらい近くまで寄らせてくれたショットです 。
たそがれハヤブサ

たそがれハヤブサ


 

現場記録を公表する

2020年3月9日( カテゴリー: 本部発 )

この冬、和代さんと浅野さんが、生長モニタリング報告書が見やすくなるよう頑張ってくれました。
写真報告もあります。ぜひご覧ください!
メリハリをつけ、この冬の名取への出張日数を思い切り減らし、アタマの整理が出来ました。そして光栄なことに、これを書く機会をいただいたので、調べたことを反映しました。特に力を入れて書いたのは、「排水溝は、haあたりどのぐらい必要か」。設計する方たちに知ってほしくて。結論は、少なくとも1,000m/ha。排水口は30mに一つ。碁盤の目のように設計を。大前提として、排水先確保が必須。基本的な考え方として、降った雨の80%は植栽基盤外に即排水することが目標などと・・・

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4年後、日本森林技術協会HPに公開されます


佐々木統括も3年前に執筆しています。この冬、統括は「水利科学」誌に大作を。メジャーな専門誌を通じて現場の記録を公表すれば、いつか誰かが役立ててくれるはず。今日は霞が関の林野庁治山課の方と面会し、いつも通り、しっかり聞いてくださりました。
2018年にボランティアの手で排水溝600mを修繕した箇所。元気になりました!

2018年にボランティアの手で排水溝600mを修繕した箇所。元気になりました!

いまの現場の様子 

2020年3月8日( カテゴリー: 現場レポート )

いつもと変わりなく、静かです。蔵王おろしの突風の音だけでした。今年は暖冬。小さな苗木の赤変がなくて安心。

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2016年植栽。閖上北端


2018年植栽地。去年ボランティア2,000人総動員で作業した場所。

2018年植栽地。去年ボランティア2,000人総動員で作業した場所。


2016年植栽地。

2016年植栽地。


2015年植栽地

2015年植栽地


 
林野庁仙台森林管理署の環境調査にはっきり確認したとの記述はないのですが、冬の名取の海岸林には、コミミズクがいます。夜行性なので夕方見ることが多いといいます。群れで飛んでいたという話も地元の三浦さんから聞いたことがあります。毎年1回は見ています。2年前、防風垣の上に留まっているのを気づかずに私が近づくと、本当に面倒くさそ~に、のっそり逃げたのが妙に印象に残っています。1.6mの防風垣から飛び立つと、体が重いのか、一度地面スレスレまでゆったり下がってから、上昇しました。広げた羽が随分おっきいことがインパクトありました。あの姿を見たいがために、冬の実踏は午後から夕方を選んでいます。
ですが、なかなか出くわさない。今年はダメかな・・・
コミミズクの代わりに・・・モズです

コミミズクの代わりに・・・モズです


フキノトウ

フキノトウ


 
 

海岸林担当の鈴木です。
3月5日の吉田のブログ、久しぶりの執筆に力が入っていて、やはり海岸林オタクなんだなぁと改めて思います。
執筆に力が入ったのは、50日ぶりの久しぶりの現場だったこと、活動再開が間近に迫っていて高揚感があったからなのでしょう。
吉田の高揚ぶりは海岸林スタッフLINEでも報告され、着信音がうるさいほど(^-^;
風の音がBGMになった解説なしの現場の動画が8本、
写真がなんと23枚!
深さ1mの位置にマツの根っこを発見したことがよほど嬉しかったらしく、角度を変えて4枚の根っこの写真を連掲
とにかくオタク
オタクよいうより熱いと言った方が正しいでしょうか・・・
でも、
このプロジェクト担当部長の熱さが伝染して、たくさんのみなさんが協力してくださるのだと思っています。
送られてきた写真の中に私にとってもとても嬉しい写真もありました。
東京の事務所で育てた19本のクロマツ苗を去年4月に地元ボランティアの大槻さん、イラストレーターのico.さん、子ども2人と一緒に植えました。(その時のブログはこちら
その19本のその後の写真です。
最も内陸側の広葉樹の近くに植えたため、海風は最前線のクロマツたちに遮られ、いちばん環境のいい場所です。
守られて育ち、随分と幹が太くなっていました。
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葉も濃緑で健康そのものです。
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考えてみれば、種からの成長を追えているのは、35万本のうちのこの19本だけなんですね
もう少し真面目に報告しなければならないことを痛感(^^;)
もう少し暖かくなると、背丈がぐんと伸びるだろうと思います。
元気にすくすく育ちますように!!

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