キツネの巣

2020年5月1日( カテゴリー: いきもの )

あいかわらずキツネはいます。

今日は現場では一度、行動を横切ったのを一度。いずれもトップスピード。一瞬しか見れず。

2017年植樹祭開催地の近く、やはりNo22プロット付近

2017年植樹祭開催地の近く、やはりNo22プロット付近


ここの排水溝の法面を使って

ここの排水溝の法面を使って

このあたりに掘りに掘ったり。デカい穴。

穴の数はさほど増えず。でも、新鮮な足跡あり。

マツの根が邪魔だと噛み切っています。枯れてませんが。

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オタクの休日。離れ難く・・・

2020年4月30日( カテゴリー: 現場レポート )

宮城出張最終日、4月11日のオタクの休日。

すこしゆっくり起きて、「しばしお別れ」と思いながら、ブランチ持参で現場到着。

 だいたいいつも「15時には電車に乗る」って思うだけ思うのですが、帰るのが面倒になるのと、離れ難いのと、好奇心が止まらないのと、新入りの捕物もまた見たいのと・・・

結局・・・

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こういう時間に。

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ということで、最近の夕方の写真集

スーパームーンの日

スーパームーンの日

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こういう写真を撮り出すのは、帰りたくなくなって、惰性で居残っている証拠・・・

4月11日に見た鳥

2020年4月29日( カテゴリー: いきもの )

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こんな感じの天気、4月11日のオタクの休日。

撮影できたもののを一気に。

ネコに驚いて逃げるキジのオス2匹

ネコに驚いて逃げるキジのオス2匹


コチドリ

コチドリ


ひばり

ひばり


ヒバリの高鳴きの最中

ヒバリの高鳴きの最中

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この上下はつがいです

この上下はつがいです


 
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トビ?


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なんだったっけ??


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ツグミ。来月には渡りでいなくなってしまう?


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カワラヒワ


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ジョウビタキ オス

スマイルパワー!

2020年4月28日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
まだしばらく名取の現場に行かれない日々が続きそう
こんなに長い期間、宮城に行っていないなんて!
今年の植栽地はツルマメ草の繁茂地でないといいなぁ
去年、一昨年の植栽地はツルマメ草を取らないと、ひどいことになりそうだなぁ
ボランティアのみなさん元気にしているかなぁ
企業や団体のボランティアの申込みはキャンセル続き・・・はぁ
と、隣の席でため息をついている現場が大好きな浅野
こんな情勢になり、海岸林スタッフは、現場でボランティアさんにたくさんの元気をいただいていたことに気付かされます。
飛行機まで使って遠くからでも来てくれる
作業がきつくても何度も参加してくれる
助け合いながら作業をしてくれる
そんな、たくさんのボランティアさんに支えられての活動
あらためてありがとう!
これまで現場でいただいたたくさんの笑顔のエネルギーを、
こんな時だからこそ、みなさんにお届けします。
いい顔してますね!!

びゅうトラベルサービスの皆さん。1番きつい吉田班でもこの笑顔!

びゅうトラベルサービスの皆さん。
1番きつい吉田班でもステキな笑顔!


マルエツ労働組合の皆さん。前半戦は雨でしたが、途中からすごくいい天気に!

マルエツ労働組合の皆さん。毎年ありがとうございます!


去年から作業対象になった「カラスノエンドウ」。今年は大丈夫かなぁ…

第一三共からの参加者。去年から作業対象の「カラスノエンドウ」を取ってもらいました!


お父さんと参加の小学生。一生懸命ツルマメを取りました!

お父さんと参加の小学生。
一生懸命ツルマメを取ってくれました!


溝切りで出た粘土質の土でできたのは…?

溝切りで出た粘土質の土でできたのは…?


セサミストリートのキャラクター。さすがUSJクルーアライアンス

セサミストリートのキャラクター。さすがUSJですね!


4年ぶりに親子で参加してくれたKさん親子

4年ぶりに親子で参加してくれたKさん親子
娘さんは中学生から大学生に!


学生時代からオイスカと関わりのある方のお子さんたち。ご家族で参加してくれました!

学生時代からオイスカと関わりのある方のお子さんたち。
ご家族で参加してくれました!


カニ捕まえました!と最高の笑顔を見せるインターン

カニ捕まえました!と最高の笑顔を見せるインターン


差し入れのスイカに大喜びの名取北高生

差し入れのスイカに大喜びの名取北高生


ウェルシアユニオンからの常連さん。三角関係のようです…

ウエルシアユニオンのリピーターさんたち
三角関係のようです笑


休憩中のおしゃべりは参加者同士の交友を深める大切な時間

仙台トヨペットさんとインターン
休憩中は参加者同士の交友を深める大切な時間


九州から毎年参加してくれるお母さんたち

九州から毎年参加してくれるお母さんたち


一面に生えていたシロツメ草で作った髪飾りとブレスレット。みなさんもどうですか?

一面に生えていたシロツメ草で作った髪飾りとブレスレット。みなさんもどうですか?


メキシコのオイスカスタッフと意気投合のJR連合Nさん

メキシコのオイスカスタッフと意気投合のJR連合Nさん


松男くん家族

松男くんご家族


最年少参加者の松男くんとお父さん

最年少参加者の松男くんとお父さん


7月の参加者は日焼けもばっちり!焼けたくない方は日焼け止め必須です

7月の参加者は日焼けもばっちり!


地元リピーターのMさん。いつもスタッフのことを気にかけてくれます

地元リピーターのMさん
いつもスタッフのことを気にかけてくれます


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Stay Home!
Keep Smile!!

海岸林担当の鈴木です。

ご近所の家のジャスミンがとても芳しい香を放っていました。
1週間前には固いつぼみだったのですが、淡いピンクの花を咲かせ、心を和ませてくれました。

 

ジャスミン

ジャスミン

先日、NHKラジオの「子ども科学電話相談」を聞いていたところ、
「花はどうしてきれいな色をしているの?」
という男の子からの質問がありました。
改めて、「どうしてきれいな色をしているの?」と言われて考えた答えは
「人の目を楽しませるため」と思ったのですが、植物学的には、

「きれいな色をしていることで、虫に見つけてもらいやすくなり、花粉を運んでもらうため」

植物専門の先生がそう回答していました。子孫を残すためなのですね。一方で、ブタクサなど緑色で目立たない花は風で花粉を運んでもらうため、目立つ色でなくていいのだそうです。

では、クロマツはどうだろう?

在宅勤務で名取のクロマツの写真がなく、近所で撮りました。

いま頃、名取でも頂芽が伸び始め、こんな風になっているでしょう。在宅勤務で名取のクロマツの写真がなく、近所で撮りました。


風で運んでもらっているのかな?
風で運んでもらっているならば、雌花は頂芽のてっぺんについていて、雄花は離れた下の方についているのはなぜだろう?
雄花が上にあった方が飛びやすいのではないだろうか・・・??

ネットの画像をお借りしました

ネットの画像をお借りしました


手前が雌花。下の茶色が雄花。ネットの写真より。

手前が雌花。下の茶色が雄花。ネットの写真より。

緑化技術顧問の清藤先生に伺ってみよう!すぐにお返事くださいました。

*************

「樹木はほとんど風です。風を利用して花粉を飛ばし受粉受精しています。マツの花粉は2つの羽根(花粉胞)を持っていて、かなりの距離を稼いで受粉します。なぜ雌花が上で、下に雄花か、その理由は、自家受粉による自家不稔を防ぐためです。花粉の落下で受粉しないように。樹木はほとんど他家受粉、すなわち他の花粉をもらって受精して種子をつくります。
もちろん、自家受精でごくわずか種子も出来る場合がありますが、中身のない種子、発芽して枯れる、以上な形態の苗・樹木ができます。マツは99%が他家受精で子どもをつくっています。ですから、樹木は自由恋愛をかなり謳歌している植物ということで、貞淑なカップルの植物ではありませんね。ちなみに、男知らずの植物もあるのですよ。セイヨウタンポポ、ドクダミなどは処女生殖です。でも、日本のカントウタンポポなどは虫媒で他家受粉させてもらってゴールインです。
紹介お見合い結婚ですね。」

*************

おぉ!
マツは自由恋愛をかなり謳歌している植物なのか!!
こんな見方をしたことがなかったので、かなり新鮮でおもしろいです。

樹木がほとんど風で花粉を飛ばすということは、風の強い海岸沿いに植えられるということは、マツが子孫を残すという意味ではかなりプラスということになるのでは?6月ごろになると、あの海岸林の一帯は、結婚相手を探してさまよう花粉だらけなのか~

マツオタクには程遠いなぁと改めて思います。

雌花

雌花


ネットの写真より

ネットの写真より

新入りの捕物を拝見

2020年4月26日( カテゴリー: いきもの )

4月11日の宮城出張最終日、オタクの休日。

新入り

新入り

お手並みをのんびり拝見できました。

こっちに来ました

こっちに来ました


口からなんか垂れてます(笑)

口からなんか垂れてます(笑)

彼女も我々の作業道を利用。両脇の溝に注意が行っています。

ネズミを探しています

ネズミを探しています


耳を澄まして

耳を澄まして


溝の上から狙ってます

溝の上から狙ってます


キジがびっくりして逃げました。(そんなに近くにいたのか。こっちもびっくり)

キジがびっくりして逃げました。(そんなに近くにいたのか。こっちもびっくり)


なにやってるの?

なにやってるの?


寝てます

寝てます

こんな繰り返し。僕が2mぐらいの距離にいても逃げない。

ビデオに切り替えて目の前で撮影したとき、捕物を撮影できましたが、失敗。

我々にはわからなくても、盛土下の溝にネズミがたくさんいることが今回よくわかりました。

育苗場のいま

2020年4月25日( カテゴリー: 現場レポート )

名取市海岸林再生の会のみなさんは、変わらず元気です。

春の育苗場の管理を粛々と進めてくださっています。

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今年の10月には、ほとんどなくなります


枯損苗の処分。今年はこれだけ。

枯損苗の処分。今年はこれだけ。


雨と雨の間を見計らって散水

雨と雨の間を見計らって散水


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ぶれない皆さんです。


鈴木会長。ご自身が関わる会社「名取北釜ファーム」にて。このカブ、お土産にいただきました。

鈴木会長。ご自身が関わる会社「名取北釜ファーム」にて。 このカブ、お土産にいただきました。

昨日、一昨日のブログに関連して報告します。

北釜集落の一部、旧宅地・乗馬場跡が新たに保安林として指定されたのに伴い、

今春は1.57ha、秋は2.18ha植栽します。

北釜地区工事図面。上が北。2015年植栽地に続きます。右は東、太平洋。左は空港方面。中央の白抜きがクロマツ残存林。今期の植栽地は赤。A~Gブロックに区分されています。

北釜地区工事図面。上が北。2015年植栽地に続きます。右は東、太平洋。左は空港方面。中央の白抜きがクロマツ残存林。今期の植栽地は赤。A~Gブロックに区分されています。

下記が秋の植栽地です。

ブロックG:0.05ha

ブロックG:0.05ha


昨日お伝えした残存林から、空港方面を望む。緑のフェンスの手前の盛土工事個所が再生の会副会長のご自宅跡。ブロックF:0.1ha

昨日お伝えした残存林から、空港方面を望む。緑のフェンスの手前の盛土工事個所が再生の会副会長のご自宅跡。ブロックF:0.1ha


ブロックE:0.16ha

ブロックE:0.16ha


ブロックD:0.53ha

ブロックD:0.53ha

ブロックB:1.34ha

ブロックB:1.34ha

ブロックがたくさんでややこしい説明ですみません。

現実はそんなに難しくありません。

先日、鍵をイタズラされた空港真東の北釜ゲートの近くのクロマツ残存林2haには、2019年5月に樹下植栽のため密度を落とし、3,000本/haとして合計6,000本植えてあります。篠竹がびっしりで、オイスカの予算で地拵え。地力は十分ありすぎと見て、施肥はせず。

津波に耐えた、あの大きなマツの下です

津波に耐えた、あの大きなマツの下です


「できたらあそこ、調査プロット作ってみて」(清藤参事)、「人工盛土でもなく、haあたりの本数を減らしてみたしなぁ」(佐々木統括)、「自然砂丘は根の生育も良い」「宮城は自然砂丘の調査地が少ないかも」(某専門家)→あちこち聞いてみたら、その通りでした。
「調査も大変だから、これ以上調査地を増やしたくないなあ・・・」(吉田)と思いながらも、3月28日の有志による軽作業として、No.27のプロットを作りました。そのすぐ東は、2020年5月植栽予定地。コロナ明け、No.28を設置します。これで最後でしょう。
杭打ち、樹高・根元径の計測、記帳などを手伝ってもらいました。

杭打ち、樹高・根元径の計測、記帳などを手伝ってもらいました。


ここは数年の間、プロによる年2回刈り必須。篠竹ですから。放置したら3mになります。

ここは数年の間、プロによる年2回刈り必須。篠竹ですから。放置したら3mになります。


この自然砂丘は、2011年9月末、清藤参事をはじめオイスカ調査隊で計測したところ、一番高いところで6m。震災前は、マツクイムシ被害などで「かなり疎林」だったと思います。おそらく合計1,000本(2ha)以下だったのでは。本来は合計2,000本(2ha)程度が妥当ですが。自然砂丘ゆえ根がしっかりしていますから、津波が来ても半分は残ったと思います。しかし、その後、海水を被ったことにより赤枯れ、弱体化し、病虫害にも犯され続けました。今も生きている残存クロマツは合計200本(2ha)。強い個体かもしれませんね。
以前、森林簿を見たところ所有者は個人多数。樹齢もまちまち。100年あまり。いまは、復興税で買い上げられ、市有林になりました。去年6,000本を植えた結果、いま2,3本しか枯れていないと思います。
ここは、海砂自然砂丘と人工盛土との比較や、3,000本/ha植えと5,000本/ha植えとの比較ができます。また将来、地中レーダでの「根」の調査にも良いと思います。
この残存林を360度ぐるっと囲むように2020年度の植栽を春秋で行います。

この残存林を360度ぐるっと囲むように2020年度の植栽を春秋で行います。


マツと一緒にこれも

マツと一緒にこれも


ゴミをまとめて捨てる人はここに来ます。産廃も。

ゴミをまとめて捨てる人はここに来ます。産廃も。


猛禽類はここに来ればすぐ見れます。

猛禽類はここに来ればすぐ見れます。

和み

2020年4月22日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
しばらく出勤を控え、おこもり生活のため、外に出るのは子ども達と家の前でバトミントンや縄跳びをする時と食料品を買いにいく時くらい。
バトミントンの羽根がご高齢のご夫婦でお住まいのお隣の敷地内に入ってしまいました。
ピンポンを押すと出てきてくださり、
「あなたたちが外で遊んでいる声がすると嬉しくなるのよ!誰も来る人はいないし、外にも出られないから」
と言って喜んでくださっていました。
ワイワイ言いながらバトミントンをしているのがカーテン越しに見えるのでしょう。
こんな姿が元気を与えることになっていたとは思わず、あたたかい気持ちになりました。
食料品の買い物は短時間で一度にと思い、開店直後の空いている時間を狙って行くも、すでに50人ほどの開店待ち;
買い物をするのにも覚悟が要ります。
家の中では、仕事の傍ら、趣味のお菓子づくり、大量の出番待ちの布を使って洋裁などをして楽しんでいるので、全く苦ではありません。
もともと家で過ごす時間が好きなのです。
そんなこんなで、近所を散歩することもなく、ごくごく狭い範囲で生活していました。
が、個人情報を扱う仕事をしなければならず、久しぶりに出勤しました。
家から出るのは覚悟が要ります;
歩きなれている徒歩通勤の途上、久し振りに歩いてみると、芽吹きの季節を感じさせる花々に出会いました。

ナニワイバラ

ナニワイバラ


銀杏の芽吹き

銀杏の芽吹き


サツキ

サツキ


モッコウバラ

モッコウバラ


コデマリ

コデマリ


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ナニワイバラ、サツキ、モッコウバラ、銀杏の芽吹き、大好きなコデマリ・・・
春の花の季節に明るい気持ちになりました。人間たちの騒動には無縁の植物にほっとします。
東京本部で育てているクロマツの苗も春の暖かさで頂芽を大きいものは8センチほど伸ばしています。
この春、名取の海岸林に植栽する予定でしたが、移動が制限されている状況のため、秋まで植栽の時を待つことになりました。
もうしばらくここで成長を見守っていきます。
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植物たちは本当に健気ですね。
ご夫婦で医療関係に従事する友人が
「週末に家族で笑顔で食卓を囲めることが本当にありがたい」と言っていました。
出勤を制限することができる仕事であることは本当にありがたいことで、この情勢下でお仕事してくださっている方々に感謝の気持ちです。
感謝の気持ちを行動で示すには「家にいること。人との接触を避けること」だと思います。
そして、感謝の気持ちを表現すること
「心からのありがとう」

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