ごめんなさいっっっ~~~!
広報室の林です。
先日、2018年度の植栽地のツルマメ抜を浅野と一緒に抜いていたのですが、
浅野は途中から別の作業のため離脱。遠くでみんなの声は聞こえるものの
1人で作業する心細さを感じていた時のこと。
急に1メートルぐらい先の茂みから
キジが飛び出してきてビックリ!!
思わず口から出たのは
「ごめんなさいっっっ~~~!」。
キジにもびっくりしたけど、
「ごめんなさい」と叫んだ自分にもびっくり。
写真はその時に見たキジとは違いますが、
現場にはけっこうたくさんのキジが住んでいてよく見かけるのです。
でもこちらの存在に気付いたら、1メートルまで接近する前に
逃げていってくれたらこちらもびっくりしないですむのですけどね……。
12分、貸してください!
広報室の林です。
先日倉本が報告していた塚本カメラマンは
これまでもプロジェクトの動画を手掛けてきてくださいました。
その塚本さんが先日撮影した映像を編集してくださっている際に
電話で話をしていると、こんなことをいわれました。
「一番最初のビデオ、あらためて見たんだけど、
あの時点で言ってる10年計画の通りにやってきたことがわかって
オイスカってすげ~なぁって思ったよ。もう一回見てみなよ」
久しぶりに私も見てみました。
ゼロからここまでよく来たなぁ~と
いろいろな思いが胸に迫ってきました。
動画をYouTubeに上げるってどうするの??と
教わりながら作業をしたことも思い出しました。
そして気になったのが、ナレーションの声。
そういえば、私がやったんだっけ……。
事務所の3階の和室で録音をしたなぁ。
お聞き苦しいナレーションですが、
プロジェクトの始まりが分かる内容になっています。
お時間がある時、12分ほどのこのビデオ、
あらためて見ていただければと思います。
このほかのビデオもありますので、よろしければご覧ください。
広報室の林です。
今週、「海岸林再生プロジェクト」の最後の植栽が行われました。
6日には名取市長も来られましたが、ただの記念植樹ではなく、
植栽前の場所に生えているツルマメの抜き取りや植える苗木の準備等
(根の部分を吸水ポリマー液に浸して、苗木袋に入れて担いで移動)も
体験していただきました。オイスカは市長相手でもスパルタです(笑)。
オイスカの関係者、約20名で植えたのは約150本。
ほんの1区画です(高所作業車から撮影)。
森林組合のプロたちは1人で500本植えるそうです。
150本は、2年目の若手でも午前中で終える本数。
若い彼に「下刈りと植栽どっちがいい?」と質問。
「どっちもやんだ!」(どちらもいやだ!)
即答でした(笑)
若いとはいえ、どちらも体にこたえる重労働です。
もくもくと作業に取り組んでくださる皆さんには本当に頭が下がります。
ありがとうございます!
こんにちは、浅野です。
10月10日(土)のボランティアは中止とすることが決まりました…。
今年はコロナの影響で3月~8月のボランティアがほとんど中止、
宮城県民対象のボランティアも9月のボランティアもほとんどが天候不良でした。
そして今回は台風…思うようにいかないものですね。
仕方ないので、クロマツに頑張ってもらいましょう。
次回は11月、リピーター向けのボランティアです。
作業はモニタリングですので参加される方はチクチク対策をしっかりして来てくださいね。
5m前後のマツのモニタリングをする場合は顔に松葉が当たることもありますし、
下手すると目にマツが入る可能性もゼロではないので…。
10月6日 メディアの取材を受けました!
こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
9月中旬ごろ、最後の植栽をぜひ取材してもらおう!と、浅野がプレスリリースの内容を練りに練り、何度も手直しを加え、
取材に来てくれるかな・・・??と、期待と不安を感じながら9月28日にリリースしました。
なんとなんと!
10月6日に NHK仙台、東日本放送、読売新聞、河北新報
10月7日に みやぎテレビ
が取材に来てくださることになりました。
6日は、高所作業車からの遠景の撮影、山田司郎名取市長の現場訪問、名取市での最後の植栽が始まったことと、取材の材料が多く揃っていました。
植栽する前の苗の準備
森林組合の作業員の植栽の様子
植栽地でやっかいなツルマメ草抜き取りの様子
山田市長の植栽の様子
あいま合間に浅野や再生の会の鈴木会長、オイスカ理事長の中野へインタビュー
そして、高所作業車での遠景撮影
と、取材いただき、
できあがったのがこちら
NHK仙台でお昼のニュースで流していただいたものです。
(NHKは午前中の取材でしたので、残念ながら山田市長の植栽の様子を取材いただくことはできませんでした)
NHK仙台放送 (放映日時10月6日12時21分)
(※10/6~12まで視聴できるようです)
こちらは、ラジオで放送されたものです。
全国放送 NHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」全国放送 NHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」全国放送 NHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」
(放送日時10月6日13時37分ごろ)
↑上記の残り時間13分21秒くらいから
(※10/6~12まで視聴できるようです)
今日は、継続して取材いただいているみやぎテレビの取材が入っています。
どのような映像に仕上げてくださるのか、楽しみです!
最後の植栽がはじまりました
こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
なんと1年半ぶりに名取に行ってきました。
10月5日からの約1週間は、プロジェクトにとって特別な日
これまで、再生の会が丹精込めて育てた苗木を、森林組合の作業員が1本1本丁寧に植え、11,000人のボランティアが愛情注いで育ててきた36万本のクロマツ
今週植える11,500本がプロジェクト最後となります。
名取最後の植栽です。
植栽の完了は育林のスタートに過ぎない、何の感慨もないと吉田は言いますが、
それでも、内心、長いプロジェクトの一区切りとして、感慨深いはずです。
あまり現場に足を運ぶ機会がなく、育林作業もほぼしていない私ですら、心にしみるものがありました。
この日、宮城中央森林組合が高所作業車を出してくださり、上から植栽地を一望し、その広大さを実感しただけに、ことさらに感慨深いものを感じました。
心にしみる・・・感慨深い・・・そんな簡単な2言、3言では言い表せないほど迫るものがあります。(語彙力の問題ですね(^^;))
1600年代からこの地にクロマツを植え始め、
飢饉や戦争で荒廃し、仙台空港の代用地として海岸林が伐採され、津波で流され、そんな歴史を繰り返してきた海岸林が再び、よみがえりつつあることに、やはり感慨深いものがあります。
おかげさまで8億円突破!
海岸林担当の鈴木です。
寄附累計金額が8億円に手が届きそうになった頃、いつ到達するだろう?とこまめにチェックしながら、その日を待っていました。
おかげさまで、9月30日に
800,000,000円を突破しました。
これまで
直接ご寄附くださったみなさん、
募金でご協力くださったみなさん、
企業や団体の取り組みを通じて、ポイント寄附やレジ募金などでご協力くださった本当に多くのみなさん、
本当に本当にありがとうございました。
直接ご寄附してくださった方々は、これまで2,119にのぼり、約7割が個人の方、残りが企業や団体から、
県別には宮城県からのご寄附が圧倒的に多く、約2割が宮城県の方々です。
地元でない方からのご寄附が8割あり、日本国内だけでなく、海外からも応援していただいていることがわかります。
目標の10億円まで、あと一息、ふた息ですが、
第一次10ヵ年計画が終わる2021年3月31日まで、たくさんの方々からご寄附の応援をいただけるよう、
現場での取り組みや情報発信にさらに努力していきます。
これからもあたたかい目で見守ってくだされば幸いです。
本部・広報室の倉本です。
今回は特に独り言のような内容ですみません
地元では運転していたものの、上京してからは車も売り、地元でも東京でもめっきり運転する機会がなくなった私。これまで宮城県に出張した際に、練習のためハンドルを握らせてもらっていました。
今回も事務所の車をお借りし、塚本カメラマンの動画撮影下見補助という名目で、現場内や事務所現場間を行ったり来たり。
運転席から見る現場は、歩いてまわる時とはまた違った感想を持ちます。
この日は前日の大雨で、作業道のあちこちに水たまりがあったり、公道から逸れて現場に入るまでの道にいたっては、湖のようになっていました。普段だと、今日も道がぼこぼこしているなあだったり、ここはこんなに水がたまるんだなあ、くらいの感想になってしまいますが、ドライバーとなると、どこを通ったらあまり揺れずに進めるか、この水量でも通れるだろうか、と考えることも変わります。
それが少し面白く感じる一方で、今年は特に新型コロナウイルスの影響で移動も密にならないように配慮のされる中、自家用車で駆けつけて下さる方が多くいらっしゃって、こんな悪路且つ、作業でどろどろになるにもかかわらずありがたいなあ…となんだかしみじみ思ってしまいました。
時には、私自身、ボランティアに来てくださった方の車に同乗させていただくこともあり、長靴の泥が無性に気になることもあります。
参加された企業が手配してくださった、大型バスに乗る時も言わずもがな。
ぼこぼこの作業道と、泥だらけの作業を終えた人をたくさん乗せる運転手さんに、毎回嫌になってないかなあ、大丈夫かなと心配になります。(これまでお世話になった運転手さん、ありがとうございます!)
しかし、良いこともあります。
なんといっても、作業道を車で走ると気持ちいい!通常車で乗り入れない場所なので、ある種、これはボランティアに参加された方しか味わえないものかなと思います。
26日も涼しくて良かったけど、やっぱり青空のもと、しっかり作業で汗をかいた後に、風を切って走るのがいいなあ。
いつも真夏の特に暑い時期は、ボランティアの定員が埋まるのがゆっくりだそうですが、運転席でなくとも、窓を全開に、大きく成長しつつあるマツの景色を楽しむのもなかなかおすすめです。
塚本カメラマンに密着
広報室倉本です。
前回に引き続き、9月26日のボランティアの日について。
この日、震災直後からプロジェクトの動画制作などでご協力いただいている、プロカメラマンの塚本公雄さんがいらっしゃいました。(2015年訪問時のブログ1/2)
目的は、10ヵ年の区切りを迎えるプロジェクトまとめ動画の撮影&その下見。
重ねてボランティア参加者などへのインタビューも実施し、私も今後に活かすため、その様子を学ばせていただくべく、作業にも参加しつつ、一日密着していました。
時には指示を出しつつ、さまざまな角度からベストアングルを切り取っていく
引きで撮影
私も、記録としても広報としても使える写真を意識し、カメラを構えてみますが…
あ!カメラを向けた瞬間が同時でした。真正面からの映り込みすみません…
このように、作業中、必要な画を順次撮影してまわりつつ、この日は11名のリピーターを中心としたボランティア参加者・関係者への聞き取りを並行して実施。
参加のきっかけや活動に参加しての感想、プロジェクト10年の振り返りなどに加え、「これから」についても焦点を当て進められたインタビューでは、突然の声掛けにもかかわらず、みなさん流れるように次々と質問に答えられていました。ボランティア参加へのフットワークも軽やかだけでなく、トークも軽やか…!
それも、日ごろから強い思いを持って、活動に参加されているからなのですね。

若者を代表し、今年の月刊誌8-9月号の表紙にもなった大学生2人にも聞き取り

語り口にも熱が入る
みなさんそれぞれの視点からお話ししていましたが、私が特に印象的に感じたのは、今後のマツの成長に対する期待と、この活動を市民の若者を中心に、次世代につなぎたいという思いをリンクさせて語っていたこと。
そして、そのためにも、こうして参加しつづけているということが、みなさんのお話の主旨として共通しているように感じられたことです。
この大きなプロジェクトが、これほどまでに一体感を持って続けられてきたのは、関わる多くの立場の方が、未来の海岸林の姿を見据えた強い思いをともにしているからなのですね。そして、その思いがどんどん他の参加者などに伝播しているからなんだろうなと…感じました。
塚本カメラマンの話の引き出し方とともに、さまざまな方の声が聞けた良い機会ともなりました。
今回の撮影分がどのように動画としてまとめられるのか自分なりに想像しつつ、今後の実践に活かしていきます!
塚本カメラマン、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございます!