【エコプロダクツ2011】 「森林からはじまるエコライフ」トークショー ―森のチカラで、日本を元気に―
日本最大級の環境イベント「エコプロダクツ2011」が、今日カラ12月17日まで開催されます(東京ビックサイト)。
本日15日(木)14時からは、ステージプログラムにて、
「森林からはじまるエコライフ」トークショー ―森のチカラで、日本を元気に―
が行われます。
http://eco-pro.com/eco2011/stage/index.html
被災地復興に「森のチカラ」をどう生かすか、
そんな話題のなかで、海岸林再生の取り組みについても触れられる予定です。
ご来場の際にはぜひともご覧になってください。
「ECO JAPAN」でご紹介くださいました
11月30日の本ブログ記事で、「jeepstyle」の記事をご紹介いたしましたが、
今回は、日経BP社のWEBサイト「ECO JAPAN」でも、
海岸林再生プロジェクトをご紹介くださいましたので、お知らせします。
筆者の松井史郎氏は、10月30日の視察ツアーに参加くださり、
現地の様子やプロジェクト関係者、クロマツの苗木づくりに取り組む被災地のメンバー(森氏、高梨氏、桜井氏ほか)の取材を行っていただきました。
プロジェクトのことがとてもよくまとめられていますので、ぜひご覧ください!
「海岸林が発揮した防災機能 ~東日本大震災復興 海岸林再生プロジェクト」(「ECO JAPAN」)
海岸林視察ツアーの様子が「jeepstyle」で紹介されました
去る10月30日に行われた「海岸林視察ツアー」。
総勢150名を超える皆さまが、最新鋭のボーイング787に乗って、宮城県名取市の海岸林エリアを視察くださいました。
その参加者の中には、このプロジェクトのために今年6月からジープ車両を無償貸与いただいている、
クライスラー社のご関係の方の姿も。
視察で見聞きされた現地の様子や、プロジェクトの背景、これからの展開など、
とても分かりやすく記事にまとめていただきした。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
ぜひご覧ください!
「被災農家が自ら苗木を育てる海岸林再生プロジェクトが本格始動」(WEBマガジン「jeepstyle」)
10月30日の海岸林視察ツアーに参加くださったボランティアのMさん。
今日、オイスカの本部事務所(東京)に来るなり、
「私決めたの。毎月友人宅に遊びに行ってたんだけど、交通費もかかるでしょ、手土産代もかかるでしょ、お休みが丸1日なくなっちゃうでしょ、それよりも海岸林に支援した方がいいじゃない。だから、毎月5000円ずつ持って来るから、ここに印鑑押して」
「じゃあこれ11月分。封筒は今度返して ね、また来月これに入れて持って来るから!!」
と渡してくれた封筒がコレ。まるで月謝袋。

実は先日Mさんのお姉さんからも、
「海岸林再生プロジェクト」に支援金が送られてきていたのですが、
「妹からいろいろと報告を聞いて私も支援したい と思って・・・」とのこと。
Mさん、ありがとうございます!!
10月30日に「海岸林再生プロジェクト視察ツアー」を実施しました。
より多くの人に海岸林の存在意義を伝え、プロジェクトへの理解を深めてもらうための企画で、企業や駐日大使館の関係者、オイスカの会員、報道関係者、協力団体「アース・ブレークスルー」の関係者ほか、海岸林再生プロジェクトの関係者など約160名の皆さんにご参加いただきました。
このツアーは、同プロジェクトへの参画を表明している全日本空輸㈱(ANA)の全面的なご協力により実現することができました。
同社の呼びかけにより米ボーイング社、英ロールス・ロイス社からも代表がご参加。
成田―仙台間の移動に利用した「新型ボーイング787型機」は省エネ航空機としても注目されており、
飛行機を背に記念撮影をする参加者の姿も多く見られました。

新型ボーイング787型機に搭乗(成田空港)
午前9時すぎに成田空港を飛び立った同機は、Ⅰ時間弱の快適なフライトで仙台空港に到着。
着陸の間際には、みなさん一斉に飛行機の窓に顔を近づけて、一面に壊滅した海岸林の光景に見入っていました。
仙台空港からは4台のバスに分乗して、空港の目の前の宮城県名取市北釜(きたかま)地区や閖上浜(ゆりあげはま)など、
3ヵ所の海岸林エリアを順番に視察しました。
各ポイントで説明役を務めたのは、太田猛彦東京大学名誉教授ら専門家や、「名取市東部震災復興の会」の鈴木英二会長、このWEBサイトにも登場している森氏や高梨氏など、今後プロジェクトに携わる地元の方々。

閖上浜の海岸林被災状況を視察
海岸林の役割や重要性、今後の海岸林再生に向けた思いを聞いた参加者からは、
「地元の皆さんが立ち上がろうとしている強い思いを応援したい」といった感想が聞かれました。
地元からは「自分たちの思いが伝わった」という喜びの声や、「一時的ではなく、長く目を向けてもらいたい」と協力を要請する声があがり、10年という息の長い再生活動により多くの人たちの参画が得られるよう、
今回のような視察や体験などの実施にも力を入れることを約束しました。
参加いただいた皆さま、またこのツアー実施に向けてご協力いただいた皆さま、
本当にありがとうございます。