こたつが欲しい・・・

2012年1月23日( カテゴリー: 現場レポート )

現場に必要なものをかき集めていることを知った人たちから、
「あとどんなものが必要ですか?」というありがたいお問い合わせを何件かいただきました。
11月~4月、現場はやはり寒いです。
働く人のために7~8人入れる大きな「こたつ」が欲しいです。
せめて昼休みはゴロ寝をして体をあたため、休めるように。
会員さんの協力で、育苗場事務所(休憩小屋)もインターンの秋山君の宿舎も最低限のものはだいぶ揃いました。
来月下旬には、某企業の協力で現場小屋が立ちます。
資機材搬入先が固まったら、改めてご協力いただきたいものを呼び掛けます。
まだ、数々の小物・大物を揃えねばなりません。きっと。
お金で買えば簡単。
でも、いただいた物はその方の「お役にたてば」の心も一緒についてくる。
大事に使わせていただきます。

ラジオ体操のススメ

2012年1月19日( カテゴリー: 本部発 )

昨日の午後、名取市から上京していた「クロマツお助け隊」の鈴木英二隊長と林
野庁を訪問しました。
エレベーターを降り、担当の方の部署に向かおうとすると全館放送が。
「職員の皆さん、体操の時間です」
職員の方が事務所から廊下にぞろぞろと出てくると、おなじみのラジオ体操の音楽が流れ始めました。
若い女性も年配の男性も、パソコンに向かっての激務でバキバキに固まった肩をほぐすように体操をしていました。
隊長が
「ここでこの人たちが日本全国の森林を統括しているんだなぁ~」
とポツリ。
ラジオ体操でリフレッシュしてさわやかな笑顔で事務所に戻っていく皆さんに、
心の中で「おつかれさまです」。
3時のお茶も大事だけど、3時の体操もしよう!
「ほぐし効果」絶大のラジオ体操、私も実践してみようと思いました。

オイスカ的思考回路

2012年1月16日( カテゴリー: 本部発 )

東京都中央区月島に行きました。
確かに、もんじゃ焼きは食べました。
しかし、目的は育苗場事務所(休憩小屋)やインターンの秋山君の宿舎に必要なものを、ご寄贈いただくためでした。
お手伝いいただいたのは、オイスカ首都圏支部の女性会員さん3名。
電卓、温度計、壁時計、はさみ、物干しハンガー等小物。
中古テレビ、デジカメ、ホットカーペット、電子レンジなど家電製品。
布団、毛布、カーテンなどなど。
10年単位のプロジェクトですから、必要なものは山ほどあります。
いちいち何でも買ってしまっては、お金はいくらあっても足りません。
長く支援をしてくださっている会員さんはありがたいことに、そんなオイスカの「思考回路」を知り尽くしています。
今度の土曜日は電気工事業を営んでいた女性会員さんのお宅に伺い、脚立、延長コード、投光器・・・・・・ありとあらゆる工具類ををいただくことに。
しかし、このプロジェクト、どういうわけか女性に縁がある。

若い力、投入

2012年1月13日( カテゴリー: 本部発 )

5日のブログに続き、現場駐在員のご紹介。
筑波大学3年生の秋山キナ君です。
大学ではアルティメット(バスケとアメフトを合わせたような競技。フリスビーを使うハードなスポーツらしい)をしていたというのが、私には何となく光りました。
半年大学を休学し、インターンとして経験を積みます。
2月から名取市に住みこみ、総責任者の佐々木廣一さんを補佐するのがミッションです。
ご実家は群馬の農家で、将来は農林業に関わる希望を持っています。
地元の人にもかわいがってもらえるでしょう。
森づくりは人づくり。
しかし、それ以前にチーム海岸林一同、彼には本当に期待しています。
このブログは彼にも書いてもらいます。ぼちぼち登場します。
これから住むアパート決まったかな?



一歩一歩着実に進んでいます!

2012年1月12日( カテゴリー: 現場レポート )

宮城県農林種苗農業協同組合事務所に行きました。
この春の段取りの確認です。
11月の県の生産者登録講習会、12月の種苗組合理事会での加盟承認を受け、我らが「クロマツお助け隊長」名取市の農家の方々は、3月上旬に県からクロマツの種の払い下げを受けられることになりました!
針葉樹の種苗生産は法律に沿ってなされており、誰でもできるわけではないんです。
3月末から種蒔きです。



育苗場のイメージです(提供:宮城県種苗組合)

昨年から10年計画でスタートした「海岸林再生プロジェクト」ですが、今年は現場が本格的に始動します。
応援くださる方も日に日に増え、感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いします。
長い仕事になりますが、なにがなんでも、やり抜いてみせます。
で、我々にとって重要なニュース。
林野庁東北森林管理局を昨年3月に定年退職された佐々木廣一さんが、1月から現場責任者として着任しました。
民間非営利団体の厳しい条件にも関わらず、意気に感じて下さって。
いつもおっしゃる口癖を紹介。
「生半可な仕事ではないよ。この仕事は」



10月30日の視察ツアーの際も参加者に説明をしてくださいました。長身でカッコイイ山の男デス。

12月18日、育苗場候補地に行ってきました。
海岸線から1.4km。瓦礫の撤去作業はまだ来ていません。
遠くに仙台空港が見えます。
地主さんとお話しするのは4回目。活動の主旨にご賛同頂いており、あとは条件を確認します。具体的には、地下水の水質調査や土壌調査の結果待ちをしています。
春には蔵王降ろしの強い風が吹きます。
海岸林はおろか、この周辺にもあった内陸の松林も倒れました。
防風ネットをしっかり張る事になりそうです。

海岸林再生プロジェクトが、寄付サイト「Just Giving」に取り上げていただきました。

「Just Giving」は、なにかの”チャレンジ宣言”をした本人が、友だちなどに寄付を呼びかけて、
支援の輪が広がるという仕組みのユニークなサイトです。

海岸林再生プロジェクトに、クレジットカードで寄付が可能ですし、
なにかのチャレンジ宣言をして海岸林再生への寄付を呼びかけることもできます。

まずはぜひページをご覧ください!
http://justgiving.jp/npo/616

クロマツトトモニガンバル

2011年12月19日( カテゴリー: 現場レポート )

ひとりで名取市海岸林をゆっくり踏査しました。
まだ当時のままです。
潮風のストレス、砂地の土壌などの厳しい環境に最も耐えるクロマツは、倒れてもなお、飛砂を防止し、内陸を守っているように感じてしまいます。
この名取には震災以来17回来ましたが、このすさまじい被害地を改めて歩いてみて多くの皆様とともに、英知を結集して頑張らねばと、心から思いました。




同じ方向に倒された木々がそのまま残されています。

育苗場の確保に向けて

2011年12月19日( カテゴリー: 現場レポート )

10年間で50万本の苗木生産を目指しているこのプロジェクト。
まずは育苗場の確保が必要となります。
今日は育苗場候補地に行ってきました。
海岸線から1.4km。瓦礫の撤去作業はまだここまで来ていません。
遠くに仙台空港が見えます。
地主さんとお話しするのはこれが4回目。
活動の主旨にご賛同いただいおり、あとは条件を確認します。
地下水の水質や土壌など。現在それらの調査の結果待ち。
春には蔵王降ろしの強い風が吹きます。
津波は、海岸林はおろか、この周辺にもあった内陸の松林も倒していきました。
防風ネットをしっかり張る事になりそうです。



ここが候補地。瓦礫がまだ残っています。

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