海外メディアに続々紹介!

2012年3月22日( カテゴリー: 本部発 )
ブログで紹介したこともありましたが、2~3月にかけて、
海外のメディアの視察・取材を4回受け入れました。
参加したのは、31ヵ国43名の記者たち。

メキシコ、コスタリカ、パナマ、ジャマイカ、トリニダード・トバコ、ベネズエラ、コロンビアといった中南米、
中国、台湾、韓国、シンガポール、ベトナム、バングラデシュといったアジア、
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、カナダといった欧米、
クウエート、サウジアラビア、トルコ、ヨルダン、レバノン、エチオピア、ガボン、ナイジェリアといった中近東・アフリカ
たくさんの人たちが日本の復興に注目をしています。
被災した農家の方々が自分たちで苗作りからはじめ、海岸林を再生しようとしている姿が世界に発信されました。
一部をご紹介します。
アメリカ
メキシコ
台湾
マレーシア

世界から注目される中でいよいよ来週種蒔きがスタートします。

今なら500円が・・・

2012年3月21日( カテゴリー: 本部発 )

以前ご紹介した無印良品ネットストアの募金券
今はキャンペーン中で、10円でも募金をするとMUJI.netクーポン500円分がもらえるのだそう。
4月10日(火)午前10時までのキャンペーンです。お早めにどうぞ。
もらったクーポンは再び募金に使えます。10円で510円分のご寄附を!

根っこ

2012年3月19日( カテゴリー: 海岸林あれこれ )

津波で倒されてしまったクロマツの根っこは、
浅く横に広がっているものが多いようです。
宮城県南部は、地下水位の高いところが多く、
それが原因で深く根を張れなかったのではな
いかと考えられます。
健全な海岸林を育てていくために、まずは健全な根が
形成できる環境を整えなければなりません。
国はひとつの対応として、根が深く張れるように
「盛土」をする方向性を打ち出しています。

防風ネットの設置③〈完〉

2012年3月17日( カテゴリー: 現場レポート )
 前田建設のみなさん、防風ネットが無事完成しました!
 
3月12日、大友さん・高梨さんらクロマツお助け隊隊長と、大友さんの呼びかけで集まった
地元の農家さんたちの総勢13名で一気にネットを取りつけました。
 
農家ご夫婦の息の合った作業シーンも見られました。
 
10年近く使えそうな立派な防風ネットです。
見れば、畑らしくなってきました!
種まきはまもなくです!

ご支援ありがとうございます!

2012年3月16日( カテゴリー: 本部発 )

先日ご紹介したJustGivingでの「しげさん」のチャレンジ、おかげさまで目標を達成しました!
ご協力くださった皆さん、ありがとうございます。
しげさんの目標は達成しましたが、オイスカでは引き続き募金を受け付けています。
ご協力お願いします。
それから、オイスカ首都圏支部が、3.11に復興支援のチャリティーバザーを開催し
売上金89,050円を「海岸林再生プロジェクト」に支援してくれました。
当日の様子は→→→こちら
いろいろな形でのご支援が続々と寄せられていますが、募金目標は10年で10億円!
これからもがんばります!!
 

ガンバレ!実生苗!!

2012年3月15日( カテゴリー: 海岸林あれこれ )

津波でクロマツが倒されてしまった海岸林を歩くと、こんな小さな苗に出会うことがあります。
これは、落ちた種子から自然に生えてきた実生苗(みしょうなえ)。
人の手によって植えられ、大きく育ったクロマツは津波で倒されてしまいましたが、
その根元で彼ら実生苗が津波に負けず、けなげに育っているのをみるとうれしくなります。
赤ちゃんのように見える苗ですが、実はこの大きさで5年とか10年という年月がたっています。
自然の回復力に任せるのではなく、人が手を入れて海岸林を守っていくことの必要性を感じます。

防風ネットの設置②

2012年3月14日( カテゴリー: 現場レポート )

3月3日~4日の防風ネット設置の続編です。
防風ネットをたてるのに単管パイプを合計900本ほど使用しました。
最初にパイプを地中に打ち込み、その後、ジョイントやクランプと呼ばれる金具で単管パイプを縦横に固定していきます。
クランプとはこんなものです。

最終的に高さ3m、総延長300mの防風ネットが完成し・・・そうでしたが、時間切れのためネットを全てとり付けることはできせんでした。
残りは地元のクロマツお助け隊の方々と行うことに。
前田建設のみなさん、ありがとうございました!作業するみなさんはとてもかっこよかったです。
これから、通りががった工事現場が前田建設さんの施工するものだったらなんか嬉しいですね。

名取にあるショッピングモール内で、地元の小学生による作品のジオラマ展示が行われてました。

「あの日おぼえている光景」や「未来のわたしたちの街」などをテーマに、震災を経験した小学生が思い思いにつくった作品たちです。
 
 
 
 
「未来のわたしたちの街」のコーナーでは、ちゃんと「防風林」として海岸林もつくられたことに少し驚きました。
小学生は海岸のマツ林のことをどのように捉えてるのかな?と気になりました。
海岸林がなじみの深いモノであることは確かなのでしょうね。

私の3.11

2012年3月12日( カテゴリー: 本部発 )

本部・広報担当の林です。
一昨日、昨日と宮城県に行き、名取市とその周辺をまわってきました。
いろいろなところで復興・追悼に関連するイベントや慰霊祭が執り行われていましたし、
ボランティアの方々が活動している様子も見られました。
一年前、地震が発生した2時46分、私も冷たい風が吹き抜ける海岸林で黙祷を捧げました。
現在、プロジェクトで活動している方々は、いつも明るく前向きです。
津波から逃げ、高台や家の屋根の上で救助を待つ間、彼らが直面した寒さ、恐怖について
私は彼らから聞いたことがありませんが、聞いたとしても私には想像のできないものだろうと思います。
今日も育苗場では防風ネットの取り付け作業が行われています。
冷たい強風から種や土を守るためになくてはならないものだと、
自分がその風に吹かれ、改めてその必要性を実感することができました。
東京で寒さも重労働も共有せずにいる自分。
私が東京にいてできることは何だろう?
より多くの人に海岸林の重要性、その再生に向けた活動について知ってもらうためにできることは?
そんなことを改めて考えさせられた3.11でした。
 
 

クロマツの種が届きました!

2012年3月9日( カテゴリー: 現場レポート )

本日、種が手に入りました!

太田組合長から種を受け取る櫻井班長(右)


種は宮城県から県の種苗組合を通じて生産者に払い下げられます。
今日は宮城県種苗組合組合長の太田清蔵さんから、名取の各育苗場班長である大友英雄さんと桜井重夫さんへ種が手渡されました。
今年オイスカで播く種は、松くい虫に抵抗性のあるクロマツの種500gと普通のクロマツの種1500gです。
 
 
 
小さな種です。これが数十年かけて立派なクロマツに育つのですね!

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