宮城大学4年、ボランティアの和泉です。
5/20(土)、シャープ労働組合から31名の方々がボランティアに参加してくださいました!私も前日のボランティアから名取入りしている佐々木さんの車にご同行させていただいて朝一で現場へ。さらに大ベテランの大槻さん、森さんもお手伝いにいらっしゃいました!

大型バスが現場に到着した後、はじめに吉田さんから海岸林についてのご説明を受けました。その中でもとりわけ、マツの樹齢の数え方、「溝切りをすると成長が格段に良くなる」ことが一目でわかる場所での説明はインパクトがあると感じています。ボランティアが長い年月をかけて造った排水溝の効果が一目で実感できますからね。「葛刈りをしないとこうなる」という場所での説明も。

午前中は溝切り作業がメインになりました。場所は昨日のUAゼンセンの作業箇所のすぐ傍にある管理車道沿いです。ここは水はけが悪いため、マツが枯れたまま空地のようにぽっかりと空いている場所もあります(航空写真で見ると被害が分かりやすい)

そんな場所にMサイズ溝の“本線”とSサイズ溝の“支線”を格子状に掘っていくのが今回のミッションです。今回来ていただいた31名のほとんどが初参加であると聞いていたのですが、拍子抜けしてしまうくらい現場に馴染んでいました!吉田さんのオーダーを的確に把握して行動に移すだけでなく、溝の大きさや傾斜といった細やかな点にも気を遣いながら作業をしていたと思います。私がお伝えしたことは作業箇所の指示程度でした。流石のお点前に感服です……!

午後からは昨日に引き続き、広浦傍の植栽地で葛刈りに臨みます。溝切りの例に漏れず、葛刈りもやはり順応が早かったです。自然と2~3人のチームを組み、「向こう行けますか?根っこそっちまで繋がってると思うので!」といった声掛けがあちこちで飛び交っていました。中には林床まで枝だらけで鬱密としたマツ林の中を這いながら進んでいく、というさながらプロのような方も。

作業終了後、大槻さんが鎌の手入れ方法について教えてくださいました。大槻さん曰く、たわしに土を付けて鎌を擦ると錆が簡単に取れる、とのこと。私も半信半疑ながらも実際にやってみると、たわし単体では取れないような頑固な錆がスルスルと取れていく……!海岸林で使えるライフハックがまた増えました(笑)

 吉田です。かねてよりお伝えしてきたタイ一行の訪日研修、4泊5日の名取滞在は、おかげさまで最高の内容で終え、一行は帰国しました。彼らは離日直前5月16日(火)夕方のオイスカ本部主催、地球環境を考えるトークイベント「マングローブとともに豊かに生きる」~対話力が解決へ導く。タイ漁民22人の声~に出演しました。最後にタイ大使館ロムデジ公使からは、とても心に響く感想をいただきましたが、聴講者アンケートなどには「涙が出た」「感動した」とも書かれていました。一連の訪日研修の大仕事を終え、振り返りが手に付かないというところです。一生忘れない仕事となりました。

 トークイベントの最後、一行全員が今回の訪日研修を振り返って一言で表現しましたが、シンハイ島の漁師リーダーのスチャートさんが「笑顔」と書いてくれました。海岸林ボランティアを終えた日、「ここに我々が求めているものがあった。皆が笑顔で課題を乗り越えようとしている」と言ってくれた人もいました。そう見てもらえたのか・・・あまり意識したことなかったです。嬉しいですね。

今日のブログは、5月13日の「笑顔」を写真報告します。

宮城大学4年、ボランティアの和泉です。
5/19(金)、UAゼンセンから23名の方々がボランティアに参加してくださいました!初参加の方もたくさんいらっしゃいます!

まずは吉田さんから海岸林についてじっくりご説明いただきました。これから始まる作業にどんな意味があるのかを理解いただくことが作業のスタートラインです。①溝切りをするとこうなる、②葛刈りをしないとこうなるという定番の2ヵ所をお見せしました。

午前中の作業はゴミ拾いから始まりました。場所は名取市サイクルスポーツセンターの広浦傍です。ここは広浦から風で飛んでくるものも含めかなり散乱する区域で、最終的には持ってきた袋に収まりきらない程のゴミが集まりました。特に多かったのはジュースやビールや空き缶でしょうか。空き缶だけもおおよそ2袋分集まっています。中には焼き網や折り畳み式のアウトドアチェアなど、周辺でバーベキューをしたような形跡もありました。どこかでツチクラゲが発生していないか心配です。

ゴミ拾い後はそのまま溝切り作業へ。今回はMサイズ溝を2本、東西に掘り抜く算段です。ここで大活躍されたのが、初参加のAさん。手慣れたご様子で効率的なスコップの使い方をレクチャーしていただきました!先日、タイの皆さんが掘った東西溝の横に2本追加。明日はシャープ労組さんが、南北溝も追加して碁盤の目となって完成させます。

午後からは今年度初となる「葛刈り」に臨みました。夏に本番を迎える葛刈りですが、今年度は例年よりも1カ月ほど早いスタートとなります。急な法面や身長程もあるマツに囲まれての作業に驚きつつも、すぐに要領を掴んでガシガシと葛を取っていきます。作業中には「これが一番楽しい!」という嬉しい声も上がり、私も久々の葛刈りを堪能することができました。作業で一番大事なのは、マツの根元を這っている葛のツルの土との着地点を切ることです。


同じくして、昨年の計測ミス2ヵ所の再調査を行うモニタリング班も編成されました。普段は現場慣れしたリピーター中心で実施されるような作業ですが、連携の取れたチームワークでスムーズに計測が進みました!

最後は北釜地区震災メモリアル公園を訪問しました。ある参加者にお話を伺ったところ、今回のボランティアで初めて被災地を訪れたとのこと。雨が降る中、真剣な様子でパネルを見つめていた姿が印象に残っています。

UAゼンセンのボランティア参加は今年度2回目となりました。名取市の海岸林は、皆さんのご協力によって一歩一歩、再生に向かって前進しています。本当にありがとうございました。

宮城大学4年、ボランティアの和泉です。
5/13(土)の公募ボランティアに参加しました。
本日は公募参加者44名、タイからの訪日研修メンバー21名、ANAグループ労働組合連合会62名の方々の総勢127名の大所帯となりました。
そして何より嬉しいのは、初参加の若者が多数参加してくれたことです!その内の一人は、名取駅の展示会を見て参加を決意したとのこと。また、IBEXさんからは、第1回海岸林リーダーの報告会を見たことがきっかけで参加した、という方がいらっしゃいました。このような報告を頂けるのは私も予想外で、まさに望外の喜びです。

今回は佐々木勝義さんご指導のもと、タイの方々を中心に植え付け作業(補植)を行いました。
用意したクロマツの苗は130本。植える前の準備として、まずはすべての苗を溶液に浸します。この溶液は水にポリマー(吸水剤)と液肥を混ぜたもので、苗木の乾燥防止と補肥の役割を果たします。
オイスカ発祥の配合でもあるこの溶液、なんと活着率100%という成果を残しているようです(勝義さん談)。

その後、タイの方々と共に、勝義さんから植え付けのご指導を頂きました。
今回補植に使う苗は、植えるタイミングを過ぎて成長した大苗です。そのため風の影響を受けやすく、連動して根の部分が土の中で動いてしまい、土に空洞ができることで成長が阻害される可能性があります。その対策として、苗を普段より3cm程度深く埋め、支柱で幹を支える方法を採りました。

吉田さんが度々仰っている「一つ一つの作業に理由がある」という言葉が身に沁みます。初めて体験するものばかりで、私も必至にメモを取っていました。植え付けに限った話ではないですが、作業の意味や意義をボランティア参加者にきちんと理解してもらうことは非常に重要な工程です。その点で「伝える」ことの訓練もこれから必要だなぁ……と。
これとは別に、私の統率が緩慢なため、貴重な植え付け体験の機会を逃してしまった人がいた点は大きな反省点です。今後は常に現場全体の流れを俯瞰するよう心掛けていきたいです。

午後からはANA労働組合の方々62名と合流し、127人全員で過去最大3Lサイズの排水溝堀り300mに臨みました。特に閖上側の排水溝は写真の通り長靴が必須レベルの水浸し状態。水を含んで重くなった土をひたすら掘る重労働でしたが、年齢、性別問わず大活躍している周囲のベテランの方々に負けじとなんとかやり切りました。ANA労働組合の方々も経験者、初心者が入り混じりながら皆さん笑顔で作業されていました!

作業後はかねてから準備していた交流会です♪

今回のボランティアはいつも以上に学びの多い時間を過ごすことができました。
特に同世代との会話は、これから本格的に始まる海岸林リーダー主導のイベント開催のヒントになるような話題も多く上がりました。こちらは本夏の開催が目標ですが、焦らず確実に進めていきたいです。

今年度のボランティアはまだ始まったばかりです!恒例の”葛刈り”もそろそろ始まりますよ!
それでは、またのご参加をお待ちしております!!

ボランティアの和泉です。
5/12(金)、精鋭のリピーターが集まり、公募ボランティアの前日準備を行いました。
私は吉田さん・勝義さん率いる現場作業チームへ。野本さんご家族も別部隊として、明日の懇親会に向けた買い出しなど行いました!

これは篠竹(しのだけ)と呼ばれる細い竹に赤いペンキを塗ったものです。補植を行う予定の箇所に一本ずつ、あらかじめ突き刺しておきます。
この篠竹は、植えたばかりのマツがぐらつかないようにする支柱の役割を持つほか、作業箇所を分かりやすくする役割、プロが下刈りをする際にマツを誤って切ってしまうことを防ぐ役割もあります。

当日使う作業道具を現場まで運び入れる作業も行いました。今回はスコップだけでも計100本必要と中々の数。
最近は吉田さんから本数管理の仕事を任されるようになりました。オイスカや再生の会の所有物を取り扱う都合上、本数管理は非常に責任が重い仕事だと感じています。数え間違いを起こさないためにも10本ずつまとめてみたり、声に出して数えてみたり、メモ帳を使ってみたり……。慣れない仕事ですが、これからもボランティアの度に試行錯誤を重ねていきたいです!

実は今回、私が現場作業中に携帯を紛失してしまうアクシデントがありました。
当時、現場に居た方々にも一緒に探して頂いたのですが数時間経っても見つからず、その日の深夜に山形の友人の協力を仰いでやっと見つけることができました。
(一緒に携帯を探して頂いた皆様、本当にありがとうございました!)

リピーターの中には、
「ガラケーを落として、結局一週間見つからずに諦めてしまった」
「診察券と電子マネーが入った財布を無くして、半年後ボロボロになって見つかった」
など、苦い経験を持つ方が多くいらっしゃいます。
こういった落とし物の対策は、「財布や鍵などの貴重品は事務所に置いていく」「携帯はマナーモードを解除しておく」といった事前準備が非常に大切です。特に作業に夢中になっていると落とし物に気付きにくくなってしまうため、定期的なチェックは心掛けるようにしたいですね。同じ轍を踏まないよう、皆さんも落とし物対策を徹底しましょう!

 吉田です。今週末は、午前70名(ブログ・インフォメーションで紹介してきた、タイ南部ラノーン県マングロープ植林地2,000haの漁村リーダー22名含む)、午後はANAグループ労働組合連合会62名が加わり、合計130名の大所帯になります。嬉しいことに、半数以上の方が初参加。当日の流れは変更もあると思いますが、ある程度予告をしておきます。

 タイの皆さんたちの訪日研修(5月12日~16日)の詳細はコチラ

 *閖上朝市のみなさん、水産加工業のマルタ㈱、㈱センシン食品さんにもご指導いただきます。

 5月16日(火) トークイベント2022春「マングローブの森と豊かに生きるために」の詳細・お申込み(締切14日)はコチラ *この22名が出演し、私も進行を務めます。ぜひ聞いてほしいです。

 8:22 仙台から電車で美田園駅に着いた人は、駅前のファミリーマート駐車場に来てください!

  「いかにも」な作業スタイルの地元リピーターの方たちが、自家用車でピックアップします。

 9:00 朝礼・当日の流れ説明・班分け *それまでにトイレをしっかり済ませてください!

  ①班:初参加・何年かぶりの参加の方・タイチーム →まずは北釜防災公園・過去の植林地見学

  ②班:リピーターチーム →藤づる刈り 2014年植栽地の誘導灯北側(1工区)

 9:15 名取事務所を出発。①班の大半は、タイチームの大型バスで移動、②班は自家用車に分乗

10:15 閖上サイクルスポーツセンター海側の「2018年植栽地」で合流

  ①班:丸太撤去&現場説明&植え方指導・補植(一人1・2本程度)&溝切り(排水溝掘り)

  ②班:排水口撤去・①班への植栽地内溝切り指導

11:30頃 現場離脱。名取事務所へ戻って昼食(13時頃、事務所を出発)。

12:00過ぎ ANAグループ労組連合会62名、空港東のゲート到着。過去の植栽地見学。

13:00 ANAグループ労組連合会 閖上サイクルスポーツセンター海側の「2018年植栽地」で溝切り開始。

13:30頃 ①②班、ANA合流。全体紹介。3Lサイズの排水溝300m&植栽地内溝切り。

     *コロナ禍前のように、壮観だと思います。

16:00 作業終了。防潮堤下で記念撮影・終礼・マングローブ植林への募金活動・たそがれタイム

     *募金に協力いただいた方に、マングローブから作ったお茶・石鹸などプレゼントあり。

16:30 解散 ①②班は名取事務所へ。ANAは空港へ。

     ②班のみなさん、三和ゲートからショートカットして、スコップ洗いをお願いします。

17:30 希望の方はどなたでも、名取事務所駐車場で、タイ訪日研修チームを囲む懇親会(お酒なし)

     *少しだけつまんで食べて、途中まで参加でも大丈夫ですよ!!参加費無料!

19:00 懇親会終了。

     ②班のみなさん、①班の電車組の方をJR名取駅への送迎をお願いします!

5月6日 タイ側オリエンテーション

 吉田です。2月に名取市海岸林で撮影され、3月末から公開されたこのCM、たくさんの方に見ていただきました。まだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください(3分ver.)。昨日、TVのCM(30秒ver.)は、まだ流れていました。Youtubeで1,145万回視聴されています。一人でも多くの方に海岸林の存在意義を伝えねばならない私たちにとって、千載一遇の機会でした。同社の関係者の皆様に、あらためて御礼を申し上げます。

 東京海上さんは、1980年代からオイスカの特別法人会員で、1999年からタイをはじめ世界各国で取り組んできたマングローブ植林を支援いただき、2011年から名取の海岸林再生プロジェクトにも支援をいただいております。今年は去年以上に社員さんもボランティアに来てくれるだろうと思っています。

https://www.youtube.com/watch?v=_em_JKnnf7c&t=6s

春の憂鬱 

2023年5月1日( カテゴリー: 本部発 )

林です。徒歩通勤をしている私は、春になると神田川沿いの桜やつつじ、
あるいは公園の藤の花などを楽しみながら出勤しているのですが
最近どうしても気になってしまうのがコレ。

かなり旺盛に伸びてきています。これを見るたびに、
「現場のクズも伸びてきているのではないか」と憂鬱な気分に……。

5月のボランティア(一般公募以外に企業・団体の受け入れも予定されています)は
溝切りを考えていた吉田も「場合によっては今月から
クズ刈りをしなければいけないか……」と話しています。

ボランティアの皆さん、今年もクズとの格闘がそろそろ始まります。
どうぞよろしくお願いいたします!!!
(憂鬱といいながらも、私は溝切りよりクズ刈りが好きです)





オイスカ関西支部も兼務します

2023年4月29日( カテゴリー: 本部発 )

 吉田です。4月1日付で関西支部事務局長も兼務となり、東京・宮城・大阪の3点の往来を始めました。大阪マラソンで通うたびに、いつかこうなるのでは?という思いもありました。

 おかげさまで、2014年以降大阪マラソン寄付先団体に選んでいただき続け、この年から名取での公募ボランティア受け入れも本格化。振り返るとボランティア累計約12,000人の2割近くが関西圏からではないかと。少しづつ、関西とのご縁を深めてきました。

 1994年にオイスカで働き始め、翌年1月17日に阪神・淡路大震災。1週間経っても動かなかったことで父親に怒鳴られたのちボランティア派遣を職場に起案し、関西センターを前線基地とした、神戸市長田区5ヵ所での炊き出し・風呂焚き・食料配布などの運営後方支援を担当しました。いま、また大阪に関わることになり、原点に返った気もします。「オイスカは緊急支援の専門団体ではないから、3ヵ月間限定」と最初から決めて、資金集め・食料品集め・ボランティア募集・管理の仕事をしました。関西から私と同年齢ぐらいの人が多く来るのは、阪神大震災の経験があるからではないかと何となく思います。

 支部会長も交代しました。8年間支部会長を務めていただき、会社としても海岸林再生プロジェクトへの継続寄付をして下さる包装業のネクスタ㈱(大阪市)の岡崎昌三会長から、西日本旅客鉄道労働組合(JR西労組)の中央執行委員長の上村良成さんです。上村さんは東日本大震災の2011年当時、上部団体の産別労組「JR連合」の企画部長として、海岸林への支援を決めて下さりました。JR連合として何度もボランティアに来てくれていて、身近な存在でした。草刈りしながら「大学では何を?」なんて話になり、「軟式テニスを」。「え?・・・」練習試合を何度もした間柄だったことがわかりました。「どう考えても直接対決もしたな・・・30年前」って話になり。

 2021年10月のオイスカ創立60周年行事のあと、黒田事務局長(事務局長24年)から退任の申し出第一報を私が聞きました。黒田さんは私が新人の時、東京本部職員でした。まず事務局長探しがまず先決でしたが後任を探すことはできず、2022年夏頃、腹をくくって私が志願し、秋に上村会長、畝川寛副会長(安治川鉄工㈱顧問、元中国電力顧問、元オイスカ顧問)にそれぞれ面会し、思い切って会長・副会長をお願いしました。(正確に言うと畝川さんには当初「顧問」と打診した)上村会長に相談したときはなんとなく直感があったのか、JR西労組事務所のすぐ目の前の「芝田」交差点から電話して、思い切って立ち寄らせていただきました。

 驚いたのは二人とも「断る理由がない」と即決、簡潔なお返事。まさかの一言に驚きました。さらに長く深いお付き合いをさせていただくことができ、なんと表現して良いか・・・ただただご縁をありがたく思いました。

 関西には関西のやることがありますし、「海岸林はもちろん東日本大震災バナシは、大阪に限らずもう通用しない」と自覚しています。今回の初出張でも早速アウエーの洗礼を受けました。ですが、たくさんとは言いませんが上村会長、畝川副会長(安治川鉄工㈱顧問)をはじめ、信頼してもらえている人たちもそれなりにいます。

 私にとって昔から「アドバイザー」の畝川副会長からは、「最初が肝心」と言われました。「オイスカでいちばん小さな会員75件の支部ですが、焦らず、急がず、肝を据えて大阪の仕事に臨みたいと思います。次回は5月末から6月、支援者訪問、事務所整備、秋のトークイベント準備に行きます。

 関西支部HP(工事中)も少なくとも月1回は更新します。https://oisca.org/kansai/

ボランティアの和泉です。
先週の4月8日(土)、仙台空港にて海岸林リーダー2期生の3名による報告会が開催されました。私も運営のサポート兼、海岸林リーダー1期生の一人としてじっくり聴かせていただきました。
場所は前回と同じ3階の有料待合室。会場準備ではアイベックス社員の方々や林さんのほか、長期インターンシップOBの畑さんにも協力していただきました。
現場で作業後、会場に駆けつけたボランティアの皆さんはいつもの作業着姿で参加です!

3名は九州各地の海岸林を視察して学んだ管理手法や課題を整理しながら、名取での海岸林再生プロジェクトを今後どうやって推進していくべきかを発表してくれました。
その中には「ボランティアメンバーの固定化が新規参加者にとってハードルになっている」という指摘がありました。他団体でのボランティア経験豊富な2期生の皆さんならではの視点でしょうか、私にとっても新しい発見です。
確かに昨年を振り返ると、初めて参加してくれた方がリピートするケースは決して多くありませんでした。初参加者が「またボランティアに参加したい」と思ってもらえるようなケアについて、今一度考えてみるべきなのかもしれません。

2期生の存在によってプロジェクトに新たな風が吹いたことを実感しています。
何より「名取の海岸林を再び蘇らせたい」という熱い信念を持った若者が3人も生まれたことが嬉しい限りです。

「海岸林リーダー発掘プロジェクト」は今回で一区切りとなりますが、これまで誕生した7名の海岸林リーダーの活動はこれからも続いていきます!
そして海岸林を通じて一つの信念を共有し、それぞれの分野で活躍していく私たちを今後とも応援よろしくお願いします!

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