補植苗

2015年1月24日( カテゴリー: 現場レポート )

現場を歩いていると周囲と比べてとても小さな苗に出会うことがあります。
あまりにも小さくてかわいらしいので、どれほど小さいか比べてみました。
150124-25 (158) 150124-25 (157)これは上から見たところ。
マツの下の黒いものは私の長靴です。
 
 
 
 
150124-25 (165) 150124-25 (161)こちらは高さで比べてみました。
小さいマツはひざ下、大きいマツは太ももあたりでしょうか。
幹の太さも枝の張り方も大きく違うのが分かると思います。
実は大きな方は昨年の春に植えたもので、小さな方は秋に補植したもの。枯れてしまった苗の代わりに新しい苗を植えたのです。今年度は天候にも恵まれ、ほとんどが枯れずに生育していますが、毎年このように育つとは限りません。
今年も順調に育ってもらいたいものです。
 

残念ながら枯れてしまう苗があるのです……

残念ながら枯れてしまう苗があるのです……


 

気温1℃の名取より、佐々木統括ととも情報収集した結果や、
今年度事業の振り返り・分析を速報いたします。
ここまで来たのも皆さんのおかげです。
●「オイスカ方式(自家生産)は、原資が寄附金に相応しい低コストを実践した!」
【植栽コスト(1haあたり苗木代・植付人件費のみ)】
・オイスカ式 153万円(育苗・植栽雇用約1,000人工/年の見通し)
・苗木購入式 228万円
*おかげさまで、雇用を生みながら、低コストを極めることができました!
*宮城中央森林組合と名取市海岸林再生の会の「両輪」のコンビネーションのおかげです。
*オイスカ植栽後の生育率98.4%。の超好成績。(補植済み)
*コスト削減分を施肥人工代に回し、肥料は「住友化学・労組」から寄贈。
 下刈りはすべてボランティアで16haを4往復。従って今年度は支出なし。
*もし、今年度が厳しい天候で、海岸林でよくある「枯損率5割」などという
  事態だと、1,000万円程度の追加予算が必要。失敗しない=低コスト。
  「蔵王おろし」は甘くなく、好成績がずっと続く保証はないと思います。
*広葉樹にはあえて触れませんが、苗はもちろん、腐葉土などの諸資材、
  クロマツより手がかかる人件費などのすべての価格高騰を考えればなおさら、
  比較にならないコストの差があります。コスト面からも、また、荒野に最初に植付けても
  生育の確立が高く、防風・防災効果を早期に発揮するのは、国の指針通り、
  やはり沿岸に最強のクロマツと考えます。
●「海岸林植栽工事全体の進捗における、オイスカ植栽シェアは26%!
H26 植栽工事完了面積61ha(1/15東北森林管理局発表)のうち、オイスカは16ha
*今後も行政当局との密な協働を継続し、復興の一端を担う存在となるスピードと
  ダイナミックな手法を失わないようにしたいと思います。
●「育苗場の生育率 2年連続トップ!」(1/15県発表)
【育苗場におけるH26春播種の抵抗性クロマツ苗生存率(11月県調査)】
*県内種苗農家平均  61%
  再生の会・オイスカ 92.3%
*被災農家の努力と、ご指導いただいた種苗組合・先輩育苗農家のお陰です。
*来春播種の種は、大不作とのこと。非常に貴重。
*針葉樹は、林業種苗法に則り、資格を取り、種苗組合に加入し
県に生産者登録しないと扱うことが出来ない。
●地元への浸透じわり
名取市町内会連合会、宮城県立農業高校(名取市内)OB会から
温かく心強い協力の申し出をいただきました。
来月、市職員対象に活動報告会も予定しています。
また、来週の「市長復興報告会in東京」の要旨は、HPで公表します。
●苗木の「生長量」は苦戦の見通し

昨年植栽したクロマツ 海岸林の現場で逞しく生育中。

昨年植栽したクロマツ 海岸林の現場で逞しく生育中。


太田猛彦先生が「月面に木を植えるようなもの」と評した栄養のない無機質の土での植栽のため、葉が黄色化(窒素不足)。(良い土は農地に優先されます)枯れずとも、生長は通常より時間がかかる可能性がある。
さらに、冬・春の乾風・寒風「蔵王おろし」で、今後どのぐらい生き残るか。。。
今後も「自助自立精神の塊」の再生の会とともに頑張ります。

出席者のうち再生の会は4名

出席者のうち再生の会は4名


黄色の線が内陸防風林

黄色の線が内陸防風林


名取市主催:下増田南原・北原東地内塩害被害保安林(内陸防風林)の植栽に関する
説明会が1月21日に下増田公民館で開催されました。
名取市には「蔵王おろし」に対抗する内陸防風林がありましたが、津波で大きな被害を
受けました。宮城南部沿岸では内陸防風林の存在は名取が唯一です。
説明会には、共有林地権者(のべ405人)代表の町内会長・区長15名が出席。
下増田村から名取市に統合され共有林となった経緯や、各町内会・行政区からの管理状況共有、
当プロジェクトに対し「我々はみな、感謝しなければならない」という言葉や
温かく心強い言葉が続き、会議は1時間半もかかりましたが、議事は問題なくシャンシャン。
市への「委任状」用紙が出席者に配布されました。
佐々木統括からは以下を説明。
「境界が不明瞭。施業前には必ず境界測量すべき。それが成されなければ実施できない」
「後々のトラブルを避けるためにも、境界から3尺下がって植栽するのが常識」
「生存木は当然生かすので、植栽本数は2割程度減る。場所によっては5割減」
「場所によって3種類の地拵え(じごしらえ・植栽前の地ならし・準備)がある。
3種類とは、①全刈地拵え、②散布地拵え、③筋置き地拵えがある。下刈りは年2回」
「また、場所によっては地盤沈下、陥没があり、国の補助などを利用し、盛土すべきでは?」
「内陸だから、クロマツに限る必要はなく、岩手県産マツノザイセンチュウ抵抗性アカマツが良い」
「植栽後、5年下草狩りをした後、ヤブツバキなどを種でばら蒔き、林帯幅の狭さを補い、防風効果を上げる」
「地権者の皆さまには、現場に実践にご協力いただきたい」
私からは
「この事業は全額、国内外・全国からの寄附者のお陰で成り立っている」と一言だけ。
HPにも掲載している決算報告や、3月の歩こうツアー・シンポジウムをご案内。
国土交通省仙台空港事務所からも、空港民営化の状況報告、「航空法」に絡む立木の高さ制限
などの説明がありました。
市議会で「内陸防風林もオイスカに」と話し合われてから、復興業務の多忙さゆえ
ここまで1年強かかりました。近々、県・市・オイスカ・再生の会で海岸林に加え
「追加協定」して来春から植栽が始まる見込みです。
地権者の同意、境界明確化が済んだ場所から協定締結。
最終的に追加協定面積は5~10haの見通し。

表現力を磨く

2015年1月20日( カテゴリー: 本部発 )

昨年12月26日に名取を後にしてから1ヵ月、ほぼ東京にいました。
今期の多忙の余波が残っており、大掃除が必要でした。
文書や写真がシェアしやすいようにPCのデータの整理整頓を徹底したり。
予算の詰めもあり、来期のフローをシュミレーションしたり、
我々の成果指標や目標を再認識したり。
そのなかで、ようやく「レジリエンス・アワード」(国土強靭化に関する顕彰)や
その他にも応募をしようと、同僚とともにプロジェクトのアピールポイントを
整理することに着手できました。
来週は佐々木一十郎名取市長の復興報告会が控えています。
しかし、共催を快く引き受けてくださった経済同友会と束でかかっても、
出席者は100人足らずという現状。
東京では、オイスカの会員ですら、強烈に温度差を感じます。
「吉田君、また福島に行くの?」とマジメに言われたり(笑)
最初に震災の風化を感じた2011年夏以降、村井知事が言うように
「創造的復興」を実践していれば、風化は怖くないと思い続けています。
見る人は見ていてくれるもの。
ですが、道を究めるには「表現力の優劣」も重要。
すべて寄附金で事をなすのだから、説明責任や情報公開の一端でもある。
現場実践にあぐらをかかず、自己分析のうえ、表現力・発信力を研ぎ、
他分野・異業種との切磋琢磨の土俵に上がろうと考えています。
2012年に見つめた「DAC5原則」などにも照らし合わせて
自分たちを自己評価する中で、忘れかけたことも拾い直し、
かなりスッキリしてきました。
僕らがもっと創造的復興の道を究め、もっと表現力があったなら
市長の報告会もすでに満員札止めになっていたでしょう。
昨日、満を持して同友会とともにプレスリリースを配信しました。
少なくとも、あと1週間、最善の努力をして、市長の講演に相応しい
聴衆を集めます。
徹夜明けで気だるいですが、今日はこれから100回目の宮城出張。
オイスカ県支部での報告会に始まり、報告会ロードが3月中旬まで続きます。
表現力を磨く武者修行と思って、各個撃破で頑張ります。
宮城の会員さんに会うのも楽しみです。

1月28日(水)に東京都内で名取市長をお招きしての講演会を開催します。
今回は経済同友会との共催です。
講演会「宮城県名取市の復興状況と将来展望」
1.日  時:2015年1月28日(水)15:00~17:00
2.会  場:ホテルグランドパレス 3階 松の間
(東京都千代田区飯田橋1-1-1 TEL:03-3264-1111)
詳細はこちら
当日はプロジェクト担当者からも海岸林再生の進捗をご報告します。
皆さんのご参加お待ちしています。
 

大阪マラソン実行委員会より、今年10月末の第5回大阪マラソンの寄附先団体に
今年も認定されたとの通知をいただきました。(全14団体)
大会全体をチャリティーマラソンと位置づけ、3万人のランナー全員からも寄附を募る点でも使途先となる当プロジェクトにとって非常にありがたい行事です。
チャリティーランナーの募集は5月から開始します。
通常のエントリーをすると何年も抽選落ちするほどの高倍率ですが、
オイスカを通じたエントリーですと確実に走れます。
昨年は大阪・兵庫・愛知・東京・茨城などから24名が名乗り出ていただき、
ご友人や同僚などに呼びかけ、多くの人からご寄附を集めていただいたうえ
フルマラソンを走っていただきました。
(規定は7万円以上。それ以下の場合はご本人負担)
今年はさらに多くの方に走っていただこうと考えております。
名取で海岸林ボランティアをした方からすでに数名が手を挙げています。
また、住友化学労組のように、組織的にランナーを募集し、
名乗り出た5人のご寄附集めを後方支援するケースもありました。
今年は宮城県内からも走っていただく方を積極的に募集しようと考えています。
ご関心・ご質問のある方は下記までお問い合わせください。
オイスカ本部 海岸林担当:中西
E-mail: kaiganrin@oisca.org
Tel: 03-3322-5161

山田DSC_0279 (2)

昨年の大阪マラソンを完走したオイスカ職員・山田〈緑色のTシャツ)の雄姿


 

宮城県のHPに「復興まちづくり事業カルテ」というページがあります。
http://www.pref.miyagi.jp/site/karte/high.html
それなども参考に、すこし頭を整理してみました。
これから更に、2018年以降のことが少しづつ見えてくるのだと思います。
すごく楽しみです。2014名取市復興計画進捗カルテ
2015年  3月  常磐高速自動車道300kmが全線開通(埼玉・三郷IC-宮城・亘理IC)
(H27)
7月 「下増田地区災害公営住宅」完成
8月  仙台空港民営化運営業者を決定
2016年  3月 「仙台空港民営化」
(H28)    ・空港と海岸林周辺の復興計画はこれからです。
「閖上漁港災害復旧事業・防波堤・防潮堤復旧事業」完了
・これが終わると、海岸林造林が閖上漁港の真横で開始。
「南貞山運河堤防整備」完了                                                                                               (貞山運河拡幅。育苗場近くの飯塚大橋通行再開)
「増田川堤防復旧事業」完了
・この完成を経て、防潮堤に続く第2次防御ラインの
かさ上げ道路工事が始まります。我々にとって閖上地区が近くなります。
「名取市防災公園・ 慰霊施設」「市民墓地公園」完成(小塚原地区)
・閖上と下増田の間。第2次防御ラインのかさ上げ道路に沿う。
4月  「名取市サイクルスポーツセンター」の再建着工
・周回の4.2kmの自転車専用道は全国唯一。
・全室オーシャンビューの宿泊施設、天然温泉を整備予定。
施設は避難タワーにもなる。宿泊できる日が楽しみです。
7月  名取市長選挙
2017年    3月  JR常磐線開通予定(浜吉田-相馬のみ。茨城方面への見通しは未定)
(H29)          *日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2202L_S4A520C1000000/
「閖上地区・土地区画整理事業」完了
・対象地域57ha中、約32haの地盤を平均3mかさ上げし、
231区画の宅地造成、災害公営住宅524戸整備。居住人口2076と推計。
「閖上地区外災害公営住宅整備時事業」完了
・地区外、仙台東部道路の西側に移転。
「川内沢川捷水路(バイパス)」整備完了
・オイスカ第1育苗場付近の工事。もともと洪水のリスクがある地域で、
震災で地盤沈下しており、排水施設の充実は重要な課題です。
貞山運河とつながっており、運河拡幅の目的は排水にあります。
*宮城県土木部河川課HP
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/snd-doboku/river02.html
4月  宮城県震災復興計画「発展期」へ
2019年   3月「閖上かわまちづくり」計画完了(国土交通省)
(H31)    ・洪水などの河川防災拠点として7.2m高で盛土、水防防災備品備蓄
・名取川堤防沿い全長2.4kmの河川敷を親しみやすく整備するようです。
・防災学習もできる水防センターを整備
2021年   3月「名取地区農山漁村地域復興基盤総合整備事業」(県)完了
(H32)   ・現在、大規模農業化が進む一方、米価下落が気になるところです。
このまま数年下落が進めば、大規模農業従事者が稲作を諦めるという
声も聞きます。
「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画」完了
・名取市海岸林再生の会は「名取市海岸林を守る会」に名称変更し、
民間の活力を活かし行政当局とともに育林を継続

宮城県のHPに「復興まちづくり事業カルテ」というページがあります。
http://www.pref.miyagi.jp/site/karte/high.html
それも参考に、冬休みの間、2014年を振り返ってみました。
2014年 3月  宮城県における東日本大震災発生のがれき処理完了
(H26)
4月  宮城県震災復興計画「再生期」へ
「海岸林再生プロジェクト」植栽開始(約16ha、78,500本)
8月  閖上地区に「東日本大震災慰霊碑」建立
*河北新報社 944人の芳名も刻まれている。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140812_13007.html
「下増田地区防災集団移転促進事業」着工(美田園駅北側・災害公営住宅)
*河北新報社
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140812_13007.html
10月  「閖上地区防災集団移転促進事業」着工
*河北新報社
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141021_11018.html
「国営排水施設」復旧完了
・名取土地改良区管内では3,600ha中2,900haが津波で浸水し、
全体の95%が農地復旧し、80%で耕作を再開。
12月 「仙台空港運営権」は4グループに絞られた
*河北新報社
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140812_13007.html
海岸林西側の下増田地区北釜農地が地権者に引き渡され、営農準備開始。
営農再開は感慨深いものがあります。農業の発展を祈るばかりです。

年末、再生の会の女性陣とゆっくり話す機会がたくさんありました。
やっぱり男性陣がいない時が一番いい。
その中で、11月末に読売新聞夕刊全国版、科学欄下のコラム「考差点」に
「再生の会」の森幸一さんが取り上げられた話になりました。
「あの記事を読んで、涙が止まらなかった」とOさん。
そこでまた何人かの女性が涙。
森さんは、津波が来たとき、目の前で奥さんを亡くしました。
自宅から車で逃げようと、車に夫婦で乗り込んだ時、森さんは自宅のカギを忘れたことに気付き、
奥さんを残し家の中に入った途端、津波が押し寄せ自分は2階に逃げて
難を逃れたものの、以来自責の念から、仮設住宅でもふさぎ込んでいたと聞いています。
再生の会には幼馴染がたくさんいますが、Oさん夫妻をはじめ、皆で「一緒にクロマツをやろう」
といって、仮設住宅から連れ出し、佐々木統括からも「作業がなくても育苗場に来てください」
と言われて、間もなく3年になります。
2012年2月1日、雪が積もる中、荒野の中の育苗場立ち上げ作業にも森さんの姿はありました。
以来、来る日も来る日も、育苗場で仲間と共にクロマツのお世話。
仮設住宅の表札には、息子さんと奥さんの名前。
その脇に極端に小さな字で、自分の名前が書いてあります。

2列目右端が森さん

2列目右端が森さん


小さな字の訳は、「自分なんてどうでもいいんだ」と。
みんなの前では強がりも言っていましたが、
草取りしながらも、投げやりなことを言っていた時期が長く続きました。
ですが、昨年春の苗の出荷ではその責任者に。
大車輪の活躍でした。目に見えて表情が変わりました。
そのころの様子は支援者に郵送した
DVDにも収録されています。コメントには「自負」が感じられました。
読売新聞には「できるだけ長生きをし、天国の妻と一緒に見守ってゆきたい」と答えたとあります。
励まし続けた女性たちは涙しながら、「幸一さんは乗り越えたんだね~」と言いました。
1月は仕事が少ないですが、2月になれば森さんの活躍がまた始まります。

心強い支援者 UAゼンセン

2015年1月6日( カテゴリー: お助け隊員の声 )

傘下に髙島屋、マルエツ、西友、ダイエー、レナウンなど全組合員150万人を抱える
産業別労働組合「UAゼンセン」の、組合誌「Yuai」新春号(25,000部)に                                  当プロジェクトを7ページにわたって特集していただきました。
私にとっても懐かしい写真がいっぱい。
UAゼンセン以外の方たちもたくさん映っています。
掲載内容→「Yuai 」UAゼンセン組合誌1月号
UAゼンセンは約20年オイスカ会員を継続し、
同時にバングラデシュのマングローブを資金的にも人的にも支援いただいています。
ご担当の方は何度も名取の現場に来てくださり、定期大会で支援を決定し、
今年度に入り、4月以降毎月、本部職員、各単組の幹部の方が、
全国から160人ボランティアとして参加いただきました。
2,000人も集まる定期大会では、逢見会長のご挨拶でもプロジェクトに触れていただき、
何万部も印刷する組合新聞には月2回も掲載くださり、
そして、上部団体の参画を機に、単組として支援につながり始めました。
例えば髙島屋は「労使協調」。
会社はオイスカ会員であり、カタログギフト「ローズセレクション」で
お客様に当プロジェクト支援を呼びかけ、当初より大きな支援をしていただいています。
そして組合と会社で、協働してボランティアを実施してくださいました。
マルエツ労組も会員となり、カンパを行って寄付を呼びかけ、
現場にも大型バス2台で、真夏に草と闘うために来てくださいました。
パートさんの定年は65歳とのこと。多くの女性が2日間、懸命にご尽力くださった姿が
非常に印象的です。
UAゼンセン本部を中心に、単組への広がり、労使協調の動き。
トップの皆様の深いご理解。組織の持ち味を生かした広報啓発。キビキビした現場での様子。
心からありがたく思っています。

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