川崎市の井上さんからのレポートその2です。
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6.早野聖地公園里山ボランティアの現場でのオイスカ吉田部長のお話と写真パネル展(57回目)
12/2(土) オイスカの吉田部長が、わざわざ早野の炭焼き窯までお越しくださいました。
里山ボランティアには、名取の育苗場と植栽地を訪問したメンバーが6人居て、
「その節は、、」
「ご無沙汰です、、」里山ボランティア40人が吉田部長の来訪を歓迎しました。
ボランティアが育てた野菜と栽培したキノコのみそ汁を全員で食べた後、
吉田部長の話をお聞きしました。
2011年プロジェクト立ち上げ時からの里山ボランティアの支援に対するお礼の言葉に続き、植栽26万本到達したこと、民間資金のみのプロジェクト推進の意味が語られました。
防災林造林は、地元の愛林の意識の醸成が成否をわけることを海外の造林プロジェクトで学んだこと、
地元の愛林の意識は、育苗、植栽、草刈・つる刈りなどのメンテナンスに地元民がかかわることでこそ育つこと、
行政の予算では契約業者以外は植栽現場に入れず、地元民がかかわれない、
また行政の予算は単年度主義のため2033年までの長期のプロジェクトにはフィットしない。
地元民の愛林意識をはぐくみ、いかに早く造林できるか この課題をクリアするために、あえて民間資金(寄付)だけでプロジェクトをすすめていることなどが熱く語られました。
里山ボランティアのメンバーは里山再生に取り組んでいるだけに、熱心に聞き入っていました。
吉田部長を案内したのは、直径60cmのクヌギの伐採現場、コナラ・クヌギの苗畑、野菜畑、菜の花畑、炭焼き釜、原木の筒切り・小割り、ナタ切り作りの現場、道具小屋などです。
そのときの吉田部長の次の言葉がうれしく印象に残りました。
「部材や道具、作業スペースの配置が合理的
誰ひとりボーッと突っ立てる人がいない
小泉会長の説明『朝礼で本日の作業と到達目標、担当責任者を確認すると自分の判断で分担に加わる自主性のある人たちだから』に感銘を受けた。」
また、里山ボランティアのひとりが、名取北高校の先生だったことがわかり、うれしくなりました。
6)-16)-2
7.大学時代の同窓新年会 パネル展58回目 パンフ20部 寄付お預かり1万円
8.早野聖地公園 春のお彼岸バザー 3/21なんと雪 パネルを墓参者休憩室に持ち込み、パンフ50部以上手渡しました。雪の中では、A3ラミネート版の植栽地写真を胸に下げ花木苗を提供しました。通算17回目 花木苗 ポット パネル展59回目
8)-18)-2
 
 
9.もう一つの職場同窓会に写真パネル持ち込み パネル展60回目 パンフ20部
「酔っ払う前に説明しなよ」と司会者。植栽と保育の進捗に感心しきりでした。
10. 川崎市早野聖地公園里山ボランティア定期総会&春の感謝祭 パネル展61回目
市の管理者、聖地公園の管理委託会社を来賓にむかえて定期総会を無事に終え、春の感謝祭を行いました。鹿肉のバーベキュー、タケノコ・たらの芽のテンプラ、焼きそばなど、ビールも入って楽しいひととき。会長が総会で海岸林再生プロジェクト支援に触れました。
11.かわさき市民アカデミー平成30年度上期開講 受講生70名全員にパンフ手渡し
常設写真展をリニューアルしました。

プロジェクトが始まった当初からずっと応援し続けてくださっている川崎市の井上さんから活動レポートが届きました。
この半年間のプロジェクトへの支援活動をまとめてくださいましたが、本当に頭が下がる思いです。
これほどまでに我が身を振り返らず人のために尽くすことができるだろうか・・・??
直接、顔を合わせるわけではないですが、ずっと応援し続けてくれている方がいることをお伝えできればと思います。
以下、井上さんからいただいた原稿をそのまま掲載いたします。
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川崎市早野聖地公園里山ボランティア・かわさき市民アカデミー 井上文雄
もう春のバラ苑対応自宅バザーが終了しました。なので今回は半年分の報告です。
自宅前バザーでは3日目で寄付金パンフ450部手渡して7千部は到達。追加で送っていただいた8千部目の包装を解き、バラ苑鑑賞の方々に手渡しました。
名取の現場に年1回しか行けない私の応援は次ぎの3つ。
◎ 写真パネル(A4サイズ写真48枚)で進捗報告。(通算63回目)
◎ 寄付金パンフを声かけしながら手渡し。(1000部 通算7000部達成)
◎ 自分で播種・挿し木した花木苗のバザー。全額寄付(自宅前8回目、通算18回目)
1)川崎市早野聖地公園お彼岸バザーに苗木出品と写真パネル展示(52回目)
2017年9/23(土) 川崎市早野聖地公園、寄付金5千円、寄付金パンフ手渡し70部、花木苗は60ポット。閖上に仕事で通っていたという人が、閖上港そばの植栽地の写真を見て声をかけてくれました。
1)-11)-2
 
 
 
 
 
 
2)秋のばら苑開園期間の自宅前苗木バザー・写真パネル展示(53回目)
10/12(木)~11/5(日) 花木苗53品目165ポット。人気はクリスマスローズ 無人の代金箱には2万円(花木の代金1万円、寄付1万円)期間中ほとんど雨で、お客様が激減、寄付金パンフは200部止まりでした。でも「めげるもんですか。先は長いんだ。」
2)
3)高校時代の同期会に写真パネル持ち込み(54回目)
10/20(金) 2年前、袋をもってまわって7万円超の寄付をいただいた同期会。「あれからどうなった?」と数人に囲まれました。集合写真撮影の際に、階段教室で講義するようにA3の写真パネルを見せながら進捗を説明。パンフ持ち帰りは70人中45人いました。
4)かわさき市民アカデミーのフェスタ(学園祭)で写真パネル展(55回目)
11/12(日) フェスタでの写真パネル展は6回目、が、区民祭とかち合い人出が圧倒的に少なかったのが残念。手渡しパンフ50部。当日の募金箱3,000円。でも、今年文化勲章の栄誉に輝いた藤嶋昭理事長がおいでになった際、ゆったり時間をとって写真パネルを示しながら説明させていただくことができました。
5)元職場の同窓会で写真パネル展(56回目)
11/24(金) 福島県二本松市から来た人は「まだ頑張ってんでしょ?」「勿論!」「そう思って持ってきたわよ。はいカンパ」と1万円札を渡してくれました。27名の参加者が1人ずつ近況を語る順番の最後が私。司会の粋なはからいです。パネルを前にしっかり進捗の説明と寄付の訴えが出来ました。手渡しパンフ25部
(……明日に続きます)

こんにちは、浅野です。6月7日~宮城に出張しています。
8日と9日にはボランティア受け入れがありました。
化学総連・積水化学労働組合 91名、凸版印刷労働組合青年部 48名
どの組合もリピート率が高く、少なく見積もっても4割はリピーターでした。
中には5回連続のご参加の方も…。ありがたい限りです!
作業内容はツルマメ草の抜き取りと溝切りでした。
ツルマメはまだ少なくて小さいため、見つけるのが難しかったという方もいましたが、
先手必勝!きれいにとっていただきました!!

目を凝らしてツルマメを探します

目を凝らしてツルマメを探します


1班5~6人で頑張ってもらいました

1班5~6人で頑張ってもらいました


溝切りの方は「穴掘り本業ですか?」と聞きたくなるくらい早くてきれい!
指導に当たった松島森林総合の佐々木さんも「早いなぁーすごい!!」と唸るほどでした。
ちょうど次の日から雨の予報だったこともあり、
「浅野さん、雨の日に写真撮ってきてくれるんですよね?」
「ちゃんとブログに載せてくださいよ?」
「楽しみー」と皆さん自分たちの作った溝の効果を楽しみにしていました。
ご安心ください!今日、6月11日は土砂降りです。
明日しっかりと写真に撮ってきます!!
皆さんお楽しみにー

シロツメグサ

2018年6月10日( カテゴリー: いきもの, 現場レポート )

ここは公園?

ツルマメのことを忘れて見入ってしまいます

ツルマメのことを忘れて見入ってしまいます

2018年・2016年植栽地は、あっと言う間に一面のシロツメグサに。
クロマツは顔だけ出しています。この草はどこから来たのか謎です。
名取だけではなく、どこでもこの状況のようです。

この程度であれば、いまの名取の「最優先」の草刈り対象には入りません。
力枝まで存分に日光が当たるようにしたいのは山々ですが。

これでもクロマツの力枝は出ています

これでもクロマツの力枝は出ています

厄介なのは、この中にツルマメグサがあることです。
同じ三つ葉。よく見るとまったく違います。それを探して抜き取ります。
ボランティア一人一人に頑張って、見分けていただかねばなりません。

もっとツルマメが大きくなると、探しやすく根から抜きやすくなる

もっとツルマメが大きくなると、探しやすく根から抜きやすくなる

部分部分で「アカツメグサ」が出ています。
これは花の色がピンク色。葉が大きい。問題は草丈が60㎝あまりになること。
クロマツを完全に覆うので刈り取らねばなりません。

ツルマメと同様気になるのは、葦やセイタカアワダチソウなどで、草丈が1mに達し、
すでに「被圧」されている場所があること。毎年のことですが。
植栽1・2年目の下刈を担当する森林組合が、施肥など他の業務のため
動き出しがずれ込みそうなので、昨年同様、ボランティアの役割が重要。
最優先事項をどう選択するか、プロたちとしっかり相談しながら配置・段取りします。

少雨に救われています

2018年6月9日( カテゴリー: 現場レポート )

今春、実は2年育てた苗木が、山出し前の大詰めで厳しい状態に追い込まれました。
今冬は例年より寒く、2月にコンテナの培養土が凍ったのに加え、
寒風と乾風にさらされ、3月中旬から葉が無残なまで一気に枯れ始めました。
初めての経験です。大量生産は一つ何かがあると大量ロス。
ほかの種苗農家も「俺もやられた~」と言っていたそうです。
それでも全枯れに至らず、緑の葉がいくらか残り、頂芽が生きているものだけ抽出。
枯損苗の山もできました。1万本近くあったと思います。
今年植付の分はギリギリ確保できました。運に恵まれたとしか思えない。
4月16日~5月19日の間、今期は約8万5千本を植付。
6月2日、大雑把に活着状況を確認しました。
私の見立てでは、100本に1本枯れているかどうか。
昨年の99.8%に劣らない状況だと思います。
近々、正確な活着率を発表します。
DSCN6309
植付後から今までの少雨、これに恵まれたと思います。
ただ、これからの多雨多湿を乗り越えられるか。
それにしても宮城の仕事をしていつも思うのは、我々は運がイイ。

初!海岸林の再生の現場へ

2018年6月8日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは、国際協力ボランティアの倉本です。
海岸林ブログでは、はじめまして。この投稿が海岸林ブログデビューとなります。初めて名取市の海岸林再生の現場に同行させていただいておりますので、そこでの体験と感じた新鮮な気持ちをこの場をお借りして記録したいと思います。
 
大きなマツの木が3本並ぶ、広い現場の入り口に初めて到着したのは、昨日(7日)の午後でした。これまで現場の写真をオイスカ東京本部で何度も拝見しましたが、実際に見ると植えられたマツ一本一本がとても特徴的で、まだ小さいながらも大きな存在感を感じました。

存在感大!


そんな印象を持ちつつ始めに行ったのは、スズメバチの誘引液の補充でした。先月の連休前に仕掛けられたとのことでしたが、3ヵ所で計15匹が捕まっていました。女王バチクラスは見当たらなかったものの、誘引液はとても効果があったようです。
その後、少し成長の遅いマツ数本に施肥を行いました。この時施肥の方法として、マツの枝を横に伸ばした長さの真下までは根が張っていて、その距離に肥料を埋める(埋める穴以外に肥料がばらまかれないように注意する!)ことを教えていただき、僅かですがこれから関わっていけるマツの知識がまた1つ増えて嬉しく思いました。
だいたい50グラムずつ、なるべく丁寧に!

だいたい50グラムずつ、なるべく丁寧に!


そして作業を終えて移動をしている途中、なんとキツネの子供2匹と遭遇しました!その可愛らしさに和みつつ、海岸林の再生はこれからさらにいろいろな生き物の住みよい環境を作るためにも大切なのだと実感しました。
しばらくこっちを見てました

しばらくこっちを見てました


 
初日の終わり。夕方、現場を後にしながら、今はまだ小さなマツが40年後、50年後と大きくなったら、どんな姿になるだろうと考えました。今でさえ一本一本見ごたえのある姿なのに、それがどんな素敵な景色となるのか。期待される効果だけでなく、どんな感想をもたらすものになっていくのか。本当に興味深く思うと同時に、少しでもこうして海岸林の再生に関わる機会を得ることができて幸せに思いました。
 
これから、もう暫くこちらでの作業、活動は続きます。今日の出来事も含め、今後まだまだこちらで感想や体験報告をさせていただきたいと思いますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
今年の紫陽花は咲き始めるのが早く、やっと紫陽花の似合う時季になったのにすでに色あせてしまっているようです。紫陽花はやはり雨が似合いますね
インフォメーションに【第7回名取駅写真展】6月3日~29日in JR名取駅東西通路ギャラリー というお知らせを5月28日に載せましたが、その写真展が始まりました!
今回は8mの掲示板が2つ分・・・16m分の写真を用意しなければらないない
けっこうなプレッシャーです。
しかも、内容のメインは植樹祭
植樹祭の開催は5月19日、写真展が始まるのは6月1日
5月30日に名取に向かう吉田に写真展の写真を預けなければならず実質7日間の準備期間
写真展の開催は随分前から決まっていたのである程度は準備できるはずなのですが、性格上、切羽詰まらなければアイデアが浮かばず、手が付けられない
結局、手を付けたのは5月25日、この時点で土日を入れてもあと5日
(どうしてもっと余裕をもって仕事ができないのだろう・・・???我ながら笑ってしまいます)
あーでもない、こーでもないと構想を練っているうちに、ひらめきました!!
「名取市の海岸林5キロがクロマツでつながった」ということを視覚的に表現すればいいんだ!
・・・とひらめいたものの、大変な作業だなぁ ともう一人の自分がささやいています
でも、もう他のアイデアは浮かびそうにないからやるしかないでしょ! と2人の自分が闘っています。
ロールになっている長い紙の在庫はありませんか?と総務に聞いてみると、ちょうど塩梅のよい紙をいただけました。もうやるしかありません・・・がもう帰宅する時間です。
こうなったら家でやってくるしかないと用紙を持ち帰りました。
日曜日、子どもの野球に13時まで付き合い、取り掛かったのは15時すぎ
3.5mの長さの紙を広げ、植栽地の地図を描き、砂浜の色を塗り、海を塗り・・・砂浜の色はそんな色じゃないんじゃない?との横やりが入り、塗りなおしている途中、あまりの眠さに寝てしまい
そんなこんなでやっとの思いでベースができあがりました。
翌月曜日、貼り付ける写真を20枚ほど選び印刷し、レイアウトして3.5mの用紙に貼り付けていくがなかなかスペースが埋まらない(-_-;)
翌日、さらに1.7mの用紙2枚のレイアウト
貼るだけ貼ったら何となく形になってきた!ゴールが見えてきた感じです!!
でも何となく面白みがないので、手書きコメントを入れることにしました。
おおっいい感じ!!
30日の吉田の名取行きに何とか間に合いました ほっ
そうこうして出来上がったのがこちら↓

ガラスが反射してしまって見にくくてすみません。5キロの海岸林を表現したものです

ガラスが反射してしまって見にくくてすみません。5キロの海岸林を表現したものです


これは育苗場を表現。フェンスを描いてみたのですが、見えないですね(^^;)

これは育苗場を表現。フェンスを描いてみたのですが、見えないですね(^^;)


ボランティアさんの活躍写真を掲載してます

ボランティアさんの活躍写真を掲載してます


 
でも、本当は間に合ってないのです
あと8m分の掲示板に貼る写真を用意しなければなりません。
こちらは植樹祭でのみんなの笑顔をピックアップ
高さ20mの高所作業車から撮影しA1サイズのパネルにしたものを2015年撮影分から4年分でかなりのスペースがうまります(^-^;
なんとか31日に宅急便で写真を送ることができました!
DSCN5932

植樹祭でのみんなの笑顔の写真を掲載してます


一日の乗降客2万人とのことですが、土曜日のこの日は通る人もまばらでした

一日の乗降客2万人とのことですが、土曜日のこの日は通る人もまばらでした


「200m分だけ植えずに残っていた場所を植樹祭の参加者530人で植えて名取市の海岸線5kmがクロマツでつながったんだぁすごいなぁ」
と感じてもらえればいいなと思います。
さらに欲を言えば・・・
「5kmもつながっているクロマツが植えてある場所の草取りは大変だなぁ・・・手伝ってみようかな」
と思ってもらえれば本当に嬉しいなと思います。
名取駅での写真展は30日までです。
ぜひご覧ください!

難敵「ツルマメグサ」

2018年6月6日( カテゴリー: いきもの, 現場レポート )

「ツルマメは、出てくるのが遅い」と言われてますが、今年も出てきました。
1.3m×1.3m四方のクロマツの間に何本出ているか、試しに数えてみると、
2本、3本の場所もあれば、47本、52本の場所も。
さらにその上もあるでしょう。
ないように見えても・・・

ないように見えても・・・


1.3m×1.3m四方に・・・

1.3m×1.3m四方に・・・


1.3m×1.3m四方にこれだけある・・・いまは小さいけど

1.3m×1.3m四方にこれだけある・・・いまは小さいけど


47本ありました

47本ありました


主戦場は大変な順番に言うと、2018年植栽地約17ha、
2017年植栽地約14ha、2016年植栽地11haの一部。
2015・2014年植栽地26haは、一部面倒を見なければなりませんが
ほぼほぼ卒業とみて良し。
今月は370人ほどが現場に来てくれます。
・ツルマメ抜き取り
・2016年植栽地の溝切り
・サイクリング道沿いの下刈
優先事項をどう進めるか、都度都度悩む時期が来ました。
貴重な370人を活かせるように、考え抜きます。
2017年植栽地は、非常にいい生長具合。
徹底してツルマメを抜き取って、日照を確保したおかげ。
去年頑張った人に見てほしいです。

ツルマメ抜き取り対象地42ha全景(笑) 去年も頑張りましたので、全部ひどいわけではないですが

ツルマメ抜き取り対象地42ha全景(笑)
去年も頑張りましたので、全部ひどいわけではないですが


WANTED  根から抜かねばなりません。これが巨大化し、マツに巻き付いて日光を奪います

WANTED  根から抜かねばなりません。これが巨大化し、マツに巻き付いて日光を奪います

5月31日・6月1日、5年目の住友化学㈱と同社労組との
労使協働チーム23名が、作業に専念1.5日の行程で来てくれました。
メンバーは大分・愛媛・大阪・千葉・筑波・東京・三沢から。
この会社でも応募者が多く、抽選があるそうです。
昔からそうですが、このチームは自己紹介の時点で「戻った後は・・・」という
コメントを毎年聞くのが特長です。職場や仲間に報告するという意識が最初からある。
タイ南部ラノーン県のマングローブ植林も長くご支援いただいており、
タイと名取と両方来ている人も多い。
(私もラノーンに行く目的ができました。今年中に行きます)
このチームには、2016年植栽地の溝切り(排水)に当たっていただきました。
この場所だけは、多湿により「補植しても無駄」としてきましたが、
今期は腕を上げているボランティアに本格的に溝切りを委ねると決め、
4月のボランティアの日に着手。
そして約1,000本の補植を行ったあと、より完全を期すために、
住友化学チームに草刈りを含む総仕上げをお願いしました。
対象地は0.4ha。
しかし、ここの多湿を改善すると、約1haに効果があります。
4月のボランティアの一部40名で本線を、住友23名で主に支線を、合計63人工で完了。
「ここまで碁盤の目のようにU字溝を切れば、今度雨が降るのが楽しみだ」
(松島森林総合の佐々木勝義代表)
私が思うに、今期は補植前後の少雨に恵まれてますが、効果は確実だと思います。
この場所、継続して定点観測、報告します。

掘る姿勢も良くなって、皆で声を掛け合い

掘る姿勢も良くなって、皆で声を掛け合い


 
最初は少しだけ躊躇するが・・・

最初は少しだけ躊躇するが・・・


 
 
 
 
 
 
 
 
意味が分かってきて大胆に

意味が分かってきて大胆に


高い完成度。見事としか言いようがない

高い完成度。見事としか言いようがない

HiroseFamily
ANAすか隊の廣瀬です。
先日は、植樹祭に参加させて頂きありがとうございました。
我々ANAすか隊は、CSRでも労働組合でもなく、ANAグループ内で海岸林再生プロジェクトに賛同したメンバーが集まった有志の仲間たちです。
今回の植樹祭には、ANAすか隊から、櫻井ファミリー、久保、廣瀬ファミリーが参加させて頂きました。
これまでも松の保育に参加してきましたが、
植樹をしたことでより一層愛着が沸いた次第です。
 
また、先日のブログに載せて頂きましたが、
私の結婚式にオイスカ吉田さん、林さんをお招きした際に、平成27年の植樹祭のチラシをいただきました。
クロマツ
チラシの真ん中付近に松を植えている二人組がおりますが、私たち夫婦がモデルだとのことです。
いつかは、チラシのように植樹ができたらいいね、と夫婦共々思っておりましたが、念願叶いました!!
私たちが植樹した場所は入口付近の目立つ場所でしたので、今後現地へ行く度に、
自分たちで植えた松の発育を楽しみに見に行くんだろうなぁと思っております。
最後に、今回の植樹祭で名取市の海岸林全長5kmが全て繋がったとのことで、大変嬉しく思っております。
しかしながら、松が立派な海岸林となる頃を私たちは見ることができません。
立派に育った海岸林の見届けは、次の世代、またその次の世代に託されると思います。
私の息子、通称『松男』にも松の成長を見届けて欲しく思っておりますので、これからも英才教育をしていこうと思います!
微力ではございますが、今後も保育に参加させて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ANAすか隊 廣瀬
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