みなさんの人生で最もアーズジェットを使った(だろう)一日 ~6/13-15作業レポート②~
2024年6月19日( カテゴリー: 現場レポート )
吉田です。帰京後、名取事務所の佐々木統括から「現場をしっかり見た結果、再生の会を投入して週末までに薬剤散布して駆除する。市役所も承知済み」と電話がありました。去年よりも広範囲なのは確実。正解だと思います。私の滞在時間が限られていて、広範囲の踏査ができなかった分、再生の会がしっかり見てくれました。今週末のANA労連さん61名には、できるだけ葛に専念してもらいたいと思います。
2020年も植栽後2年目のクロマツだけ、先端が枯れる「アカシンクイムシ」被害を受け、再生の会が剪定鋏で患部を切り落とし、焼却処分してくれました。去年も内陸防風林の一部で1本の松に30匹ぐらいマツカレハ毛虫がつく被害があり、再生の会で本格的に薬剤散布しました。きっと名取以外でもひどいことになっているでしょう。
この3日、写真を撮る余裕が全くなく、化学総連・全積水労連さんがたくさん写真を提供くださりました。カネボウ労連・京セラ労組さんの分が少なくて申し訳ないですが、アーズジェット86本を空にしたあの3日の写真報告をします。
13・14日は毛虫駆除中心。15日は葛刈り中心。
カネボウ労組→全積水労連・化学総連→京セラ労組+地元リピーター182名の連携で1.75haをやり遂げました。必要な時にしっかりボランティアが来てくれる・・・こんなに愛情が注がれた森林もなかなかないでしょう。名取のクロマツは幸せ。きっと最強の海岸防災林になる。