大阪マラソンレポート マラソン当日編

2019年12月4日( カテゴリー: 本部発 )

広報室の林です。

昨日に続き、大阪マラソンのご報告です。
私たち応援スタッフは電車で移動しながら手分けをして、
各ポイントで応援&撮影を行います。

今年のチャリティランナー50名の中には2時間30~45分ぐらいでゴールするという
ツワモノが2名もいました。5時間~ギリギリ完走を目指すぐらいの
スピードのランナーなら、まずはスタート地点で応援、15キロ、30キロぐらいで応援、
そしてゴールで出迎えるという動きができるのですが、
速いランナーは途中の応援をスキップしないと間に合いません。

私はスタート地点、22キロ、37キロで応援。
スタート直後はこんな感じ。
今年からコースがかわり、昨年までと反対方向への走り出しです。
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沿道では、いろいろな声援が飛び交います。
私たちもオイスカのランナーだけではなく、全員を応援したくなります。
大阪マラソン初体験のインターンMさん。
はじめは「がんばってくださ~い」と控えめ。
CIMG9917

そのうち、隣で応援しているスタッフM(過去にランナーも応援スタッフも
経験している)にならい、ゼッケンに書かれた名前や
ニックネームを呼びながら大きな声で応援しだすインターンM。

CIMG9932

応援の楽しさが分かってきたインターンM

こんなにかわいい女子大生の声援にみんな力を得て
わざわざハイタッチをするために寄ってきたり、
海外のランナーに多かったのは、立ち止まって一緒に写真を撮って行く人。

ランナーは沿道の声援にパワーをもらい、
沿道の人はランナーから元気をもらっている。
マラソンっておもしろいなぁと思う。

CIMG9952

「何台運んだ?」と聞くと「2000台ぐらいっすかね~」
うそつけ! でもそのぐらいの疲労感なんだろうなぁ。おつかれさまでした

そしていつも感心するのが「力持ちボランティア」をはじめとする
大会運営を支えるボランティアの皆さん。
力持ちボランティアは交通規制のために道路が横断できない場所で
通行人の自転車などを担いで歩道橋を渡り、向こうまで届けてくれるお兄さんたち。
電動アシスト付き自転車はバッテリーが重いようで、
特に荷物もある場合は、3人がかりで担いでいきます。
インターンMは「すごいイケメンじゃないですか?」と。
顔まで見ていなかったけど、確かに行動自体がイケメンだよね~と同意。

そうこうしているうちに倉本がやってきた。
預かっていたペットボトル飲料を彼女の腰のポーチにある
小さなボトルに補充し、記念撮影。

CIMG9945

しばらくオイスカのランナーさんを応援した後、37キロ地点に移動。
つらくて歩いているランナーが多い中、私の隣にいたおじさんが掲げていた
ボードに書かれていたのは

「足が痛いのは 気のせい!」

これを見たランナーの反応はさまざま。
「これ、気のせいちゃうで~」
「そっか、気のせいか」
「いや、マジで痛いから~~~!」

立ち止まっておじさんとボードを撮影をしていくランナー多数。

このおじさん、チョコレートを配り、ランナーに使ってもらおうと
スプレー2本を手に応援をしていました。
「気のせいか気のせいじゃないか分からんけど
ゴールは逃げないから、あと5キロがんばれ~」と声を張り上げていました。

CIMG9970

200mほど離れたところで応援をしていた吉田から
「もうすぐ倉本行くから」と電話が入りました。
遠くに倉本の姿が見えてきたら、なんだか感動してしまいました!
あと5キロ頑張れ!と送り出すと、涙が出てきました。
(今こうして書いていても、思い出して泣けてくる……)

4月から地道に練習を重ねてきたのを間近で見ていました。
夏の暑さや海外出張の忙しさなどで思うように練習できずに
不安を感じていた時期もありましたが、ずっとコツコツコツコツ
この日に向けて、準備してきていたから絶対に大丈夫だと思っていました。

吉田が「倉本、すげ~泣いてたなぁ」と。
あまりに泣いていたので、遠慮して写真が撮れなかったのだそう。
私は気が付かなかった。私も泣きそうで、送り出すのが精一杯だったから。

本人もブログに書いていましたが、半分ぐらい過ぎたところから
ずっと泣いていたのだそう。沿道の声援に感動して。
特に子どもたちからの「がんばって~」には涙腺崩壊(笑)だったそう。

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小さな子どもの応援にランナーが吸い寄せられてハイタッチ

今年もたくさん感動する大阪マラソンでした!
ランナーの皆さん、おつかれさまでした。
そして、ありがとうございました!!

 

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