6月10日に全国植樹祭が福島県南相馬市の海岸林で開催されます。
その際、名取海岸林にも50本植えた皇居産の広葉樹「エノキ」も植えられます。
https://www.sankei.com/life/news/180509/lif1805090032-n1.html(産経ニュース)
5月10日の開葉確認調査の際は、まだ完全に開葉には至っていなかったので、
再生の会の大友淑子さんとエノキの毎木調査に行きました。
http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=20876(5月10日開葉確認調査)
1本も枯れていない。葉の数もたくさん。樹勢はどう見ても旺盛。
今のところ順調。ホッとしました。
過酷な沿岸部ゆえ、2016年10月の植栽まで2年半の育苗期間を要しましたが、
波打ち際から400m以上離れているし、防風柵の際に植えて風からキッチリ
守っているし、将来にわたって日当たりが望める林縁部ですし、万全の立地。
虫も鳥も好む木です。生物多様性配慮ゾーン沿いでもあります。
今年も来週には施肥をしますので、植えてから2年目となるこの夏は、
ようやく環境にも慣れて、相当伸びることでしょう。