根踏み 風事情
おばんです、海外事業部の伊藤です。
私からも、17日(土)に行われたボランティアの日の報告をします。
北海道の襟裳岬では強風に煽られるため、一部の箇所で実施されている根踏み。
仙台は盆地でもともと風が強いのです。
どのくらい風が強いかというと、少し強いと新幹線が止まる。
なお、男子学生はいかに自転車から降りずに自転車をこげるかを競い合います。
また、橋を歩くと風に吹かれて全員漏れなく髪型はオールバックになる、などです。
さらに現場は遮るものがない分、風もかなり強いと思います。
根踏みの現場に向かうボランティア一行。
どのくらい苗木が煽られているのだろうと思い現場に行くと・・・・
根っこが見えているではありませんか。
これは穴を塞がねば、土を固めねばと一同、危機感を持ちます。
隅に配置された松は山からの風に当てられ易いものの、比較的水捌けの助けもあり、生育が良いので持ちこたえていました。
むしろ内側に面した苗木を踏み固めることが多かった気がします。
大きな松は、葉で足元が見えないので土を固めにくい。。。
それでも1本1本の松を想いながらボランティアの皆さんが足で踏み固めていきます。
また、地表のチップを根元に入れて根を腐らせないように鍬でどかします。
午後は溝切りです。
傾斜に逆らわず、水がどこに流れるかを考えて溝を掘っていきます。
こちら、理想の溝切とのこと。これなら雨がすぐに溝に流れそうです。
ちなみに私の溝切。
4本短いのを柵の前後に作りましたが、土の置き場所に困りました。
考えて掘らないと風や雨で土が溝に入ってしまいますので。。。
佐々木勝義さんいわく、本当は深さが2m欲しいとのこと。
2m!!
次は人が入れるくらい深くしてみよう。