木々は動き始めています
2017年3月8日( カテゴリー: 現場レポート )
木々の動き始めが早いと見ています。
そんな中、雨はぜんぜん降らない。
動きだしても土は乾ききっています。
吸い上げる水分はないのも同然。
我々がまず考えねばならないのは育苗場。苗は一番弱いですから。
「よすだくん、散水2日かけてやったよ」と再生の会の櫻井勝征さん。
ご自身の畑で奥さんとご一緒のところで会いました。
今日(3/7)は最高気温6度と天気予報。
現場には帰国前のオイスカ海外研修生が来訪。
今ごろきっと、福岡空港の飛行機に搭乗直前。
現場では、大型溝切り作業を用意しています。
重機はとても入れられないので、人力でやるしかない。
「剣スコ3つ入ることを目標に頼むな。一度に完璧目指さなくていい」と統括。
仙台空港に最も近い2015年の植栽地です。
いままで広葉樹を3回植えて完膚なきまで枯れた0.01haの小さな場所。
風当たりも強いですが、20cm掘っただけで水が沸いてくる。
大きな溝を5mおきに作って、クロマツを植えます。
それでも厳しいかもしれませんが、放置できません。
今年の開幕戦は溝切り。
ちなみに、昨日、他の広葉樹を浅野さんと見に行ったら、
グングン育ってました。幹の色がイイ。新芽が力強い。
春の乾燥と多湿の繰り返しはこれから、淘汰されるのもこれからですが。