名取から世界へ その2
昨日に続き、ウズベキスタンの話題です。
昨年「海岸林再生プロジェクト」の海岸林リーダーに任命された東北大学の
柚原さんが、昨日ウズベキスタンに出発しました。1年間の留学です。
ウズベキスタンでは、オイスカのカウンターパートである
カラカルパクスタン農業大学で学びながらアラル海の沙漠緑化の活動に参加します。
参加といっても、インターンとして、プロジェクトの運営全般に関わるため、
現場での植林はもちろんですが、
日常的に行われる育苗場の管理や各種調査研究の補助、
また、会計報告書の作成など事務的な部分も体験することに。
初めての海外ということもあり、心配が尽きない彼女と、見送りのために
福岡から上京してきたお母さんとお会いしてきました。
(おばさんといとこのお兄さんも来てくださっていました)
彼女自身が行ったことのない国で、やったことのない活動や業務を体験するのですから
その彼女からいくら話を聞いても親御さんや親戚の皆さんが不安に感じるのも無理はありません。
ウズベキスタンと日本がいかに友好的なお付き合いをしてきているか、
ウズベキスタンの人たちがいかに親日であるか、
カラカルパクスタン農業大学の学生さんたちがどんなにまじめであるか、
私の印象では40~50年前の田舎の日本のような社会であること、等々、
私が知っていることをあれこれお話させていただきました。
彼女の滞在中にぜひ現地を訪問してほしいということも。
オイスカは海外から青年を受け入れて研修を行っていますが、
こんな風に名取の現場で活躍してくれた若者が、世界に羽ばたき、
オイスカの現場で活躍してくれるのは本当にうれしいこと。
柚原さんがたくさんの経験を積んで、たくさんの学びを得て
戻ってきてくれるのがとても楽しみです。そして、私も彼女の滞在中に
ウズベキスタンを訪問したいという気持ちが強くなりました!
名取からも柚原さん応援団を結成してみんなで行きませんか??
現場の責任者はボランティアの大槻さんを「サツマイモの専門家」として
招聘したいとずっと口にしており、「カラカルパクスタンのサツマイモの父」に
なれると、大槻さんを誘っています。柚原さんが現地で受け入れてくれるなら
大槻さんも安心して行ってくれる!?と勝手に思っています。
今日、タシケントからカラカルパクスタン農業大学があるヌクスに移動する予定。
1年間の新しい生活の始まりです。
柚原さん、思いっきり楽しんでくださいね!
※柚原さんが出発前に福岡のRKB毎日放送で紹介された映像です!