やっぱり「ヒガラ」でした!
吉田です。一昨日のブログで載せた鳥の同定について、日本野鳥の会に所属する専門家で、海岸林の最古参ボランティアの三浦さんからお返事をいただきました。やはり今年初確認の「ヒガラ」でした。
『吉田様 お疲れ様です。 写真の鳥は言われる通り ヒガラ です 。正面首回りの蝶ネクタイ柄、寝癖の様な頭が特徴です。あまりじっとしていないので写真に収めるのは難しい種ですが 、安心しているのか一瞬か止まっていますね。 ベストショットうらやましい限りです。カラ類は留鳥ですが 、酒田付近で見たヒガラは群れで南へ渡るものもいましたので、南へ行くものは暖かい所を求めて移動中のものかもしれません。ちなみに、宮城県で見れるカラ類は他に3種います。
・シジュウカラ 正面首からお腹にかけてネクタイ柄(ヒガラより多少大き目)
・コガラ 正面首回り柄無し(ヒガラとほぼ同じ大きさ)
・ヤマガラ 脇腹にかけて茶色(シジュウカラとほぼ同じ大きさ)
・加えて、カラ類と「混群」を組むエナガ、ゴジュウカラ、コゲラなどがいます。
というように、カラ類がいると他の種も交じって餌探しをする様子が見れる様になると思います。松の実も食しますので松林が充実してきた裏付けになると思います。なかなか取り掛かれませんが、この「カラ類用」の巣箱作り、設置は以前からやりたいと思っている所です。最近の寒さでハクチョウ類も近場で見れるようになりました。コミミヅクももう来ているかもしれませんね 。三浦 』
図鑑でヒガラを調べて初めて「混群」を知りました。三浦さんは、毎月現場の同じ場所を歩いて調査を続けています。私が撮影したものも同定して、記録に加えてくださっています。昨年の調査は、下記のアドレスです。2023年の結果も楽しみです。今年初発見も種も載ると思いますよ。