本部・啓発普及部の林です。

インターンの和泉君が11月4日のボランティアの報告をレポートしてくれるので
一日の流れなどの詳細はそちらにゆずり、私目線の簡単な報告を……。

今回は大槻さんの畑でサツマイモの収穫体験をさせてもらい、大量の仙台金時をゲット!
毎回思うのですが、砂地なので掘るのも簡単で、掘ったイモもきれい。
我々のほかに大槻さんのお仲間の方たちも大勢収穫体験に来られていました。

この日の作業はモニタリング。
4~5人が一組になって3つのプロットに入って生育調査を行いました。
私が入ったところは「バカ地帯」。
先日もブログで紹介しましたが、秋はバカが繁茂してたいへんなのです。
しかし、下の写真、見てください!
私だけ働いていなかったかのごとく一粒もバカがついていません。
森さんのバカびっしりズボンをなすりつけられても大丈夫!
コーデュロイ最強をあらためて実感しました。

吉田がブログで「重機の作業道がクズのじゅうたんになっている」と報告していましたが、
まさにその通りの光景が広がっていました!! 
モニタリング調査地の中もかなりクズが伸びていて太い根は除草剤をかける処理もしてきました。

モニタリングを終え、事務所に戻ると、大槻さんが収穫したイモを届けてくれていました。
みんなでお持ち帰り用のイモを袋詰め。
私は試食用に少しだけふかしたものの残りを東京に持ち帰り、サラダにしていただきました!

今回は初参加の方、久しぶりの参加の方を中心に感想をお話しいただきました。
(写真のない方、ごめんなさい……)
ご支援くださっている企業で紹介があったと参加くださったMさんは、プロジェクトのことを
あまり理解しないまま参加したため、実は植林をするのだと思っていたと話し、
吉田からは「2,000人に一人ぐらいそういう方いるんですよ」とのコメントが。
また、今回が2回目の参加だというYさんは、福島に前泊した折、先輩と会って
ボランティアの話をしたところ、その先輩も所属する会社が派遣するボランティアで
「海岸林再生プロジェクト」で活動したことがあるということが分かり、話が盛り上がったのだそう。
自分が活動しているということを周囲に伝えていくことは大事なことだと話してくださいました。
そして、東北大学出身で学生時代によくボランティアに参加してくれていた菅野君は、
現在農林水産省に勤務しており、今回は職場の後輩を連れてきてくれました。
学生時代からよく友達や後輩を連れてきてくれた菅野君。今回も仲間の輪を広げてくれました!

そのほかにも、「モニタリングを通して木の成長が感じられてうれししかった」
といったコメントも聞かれました。

ご参加くださった皆さん、どうもありがとうございました!!

 吉田です。2週間ぶりの宮城。来年度事業計画会議と公募ボランティア受け入れが主な仕事ですが、出張の谷間の11月3日の祝日は、来年度の計画に沿って丸一日実踏しました。来年の「葛刈り」に向けて、ちょっとした、ごく当たり前の工夫をすることになり。

 今年の葛刈りは、まったく本数調整伐をしていない場所だったため、マツの中を突き進むのが難しく、必要な場所では「枝払い」をしながらという、鋸と鎌の二刀流でした。その分スピードは落ちたと思います。来年は2014年植栽地南側と2015・2017年植栽地が主戦場になります。いずれも1伐2残の伐採後の場所ですから、南北には道があります。それでも葛繁茂地帯だけ「選んで」、①10mほどの間隔で、東西に動く通路を作ろうと思います。②通行の妨げの静砂垣も切り落としたり。③防風垣も取り壊したり。ただ、対象面積は30haぐらいあるので、必要最低限だけ「大雑把に」。まずは、11月第3週の公募日にリピーター中心にやってもらおうかと。ボランティアの主戦場はプロとの調整で来年決めますが、ボランティアが努力すれば、プロかボランティアのどちらかがスピードが上がります。

 一日20,000歩歩いても把握できません。でも、あと1・2回歩いたら。今日はその日の仕事的な写真をお見せします。その他の写真はまた後日。

撮影:11月5日 大阪出張に向かう離陸の機窓より。誘導灯の南側です。

 加えて、モニタリング調査地33ヵ所・1,850本の対象木の目印ナンバリングも付け替えます(樹皮が厚くなったので、ホッチキス使います。下の写真のように)。伐採によって対象木の本数が減ったので、各プロットの本数を増やす必要もあります(検討中)。さらに、2018年植栽地に5・6ヵ所×100本の調査地を冬の間に新設する予定です。どれもこれも、かなり大仕事です。

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