SOMPO環境財団インターン生(宮城大学4年)の和泉です。
 例年、猛暑の時期はボランティアの参加申し込み数が少なくなる……と聞いたことがあります。本日、30℃超えの公募の日に集まったメンバーは、歴戦のリピーターと初参加者2名を迎えて計14人。吉田さん曰く「この10年で1番少ない!」だとか。

いつものリピーターさんの皆さんを中心に。少数精鋭!!

 本日の作業は、前日のボランティアのやり残しを終わらせる“残党刈り”です。下の写真のように、連日の晴れと暑さが相まってつるを断ち切って一日経てば樹上の葛がしおれます。これは中々な壮観……

「閖上漁港側から撮影。範囲はおよそ100m×10m。」

 実際に林内に残った葛を探すと、断ち切る場所が悪かったのか、樹上は枯れていても地面に埋まった茎がそのまま残っているケースが多かった印象です。全員除草剤を携帯してコツコツ駆除していきました。

刈り取ったクズの根元に除草剤をかける

 結果としては量が量だけに、今日だけではすべての作業範囲を終えられず、お盆明けのボランティアにバトンタッチする形となりました。無理せず、着実に進めて行きます。とにかく、この時期の本当の敵は「暑さ」なんじゃないかと思わされるような一日でした。参加者からは「掻いた汗よりも飲んだドリンクの方が多いんじゃないですかね~」との声も。海岸林の中は基本的に無風の環境かつ、作業に集中していると休憩や水分補給を忘れがちです。くれぐれも熱中症&脱水症状にはお気を付けて!

 暑い中わざわざ足を運んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました! そして初参加にも関わらず、大変な中頑張って作業していただいたお二人もお疲れ様でした!

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