宮城大学4年、ボランティアの和泉です。

この度私は、公益財団法人SOMPO環境財団が実施している「CSOラーニング制度」を活用し、オイスカ名取事務所のインターン生(名取では5人目と聞きました)として6月から8か月間活動させていただくこととなりました。今回は”インターン生”として初のブログ更新となります!そこで、改めて自己紹介と、今後の活動についてお話したいと思います。

■プロフィール
名前:和泉 壮汰(いずみ そうた)
出身:福島県郡山市(現在は仙台市泉区)
所属:宮城大学 事業構想学群 地域創生学類 地域科学コース4年
趣味:サイクリング
好きなもの/苦手なもの:アイス/お酒(サワーならいけます!)

■これまでの活動とインターン参加のきっかけ
私は昨年3月から約一年間、オイスカの「海岸林再生プロジェクト」のボランティアとして活動してきました。参加回数は20回ほどでしょうか。まだまだ勉強中ですが、段々と経験者としての役割を任せていただけるようになりました。そんな中、吉田さんからCSOラーニング制度を紹介していただきました。これまでボランティアで培った現場経験やスキルをフル活用できるだけでなく、インターン生として海岸林再生事業を管理・運営する立場の知見を、より間近で実践的に学ぶことができることに強く惹かれ、応募を決めました。

■インターン生としての主な活動内容
主にボランティア受け入れのサポートとブログ更新を行っています。サポートとは、事務所での事前準備や道具の管理、現場での指揮執りなど、吉田さんの補助的な役割を担っています。ブログ更新は、私が参加したボランティアのレポートを中心に、都度更新しています。また現在、海岸林リーダー1期生・2期生共同のイベントを計画しています。こちらはまた別の機会にお伝えできればと思います。

■卒業研究について
CSOラーニング制度とは別の話になりますが、自身の卒業研究として名取市海岸林をフィールドにしていきたいと考えています。テーマは「名取市民の海岸林に関する意識調査」です名取市にとって海岸林は、潮風や飛砂、時には津波といった脅威から内陸部を守る防災機能を果たしたり、沿岸地域の美しい白砂青松の景観を形成する上でなくてはならない存在です。そして、海岸林を将来的に持続可能な形で維持・管理していくためには、海岸林と共生関係を築いてきた地域住民との協働が必要となります。しかし、海岸林の重要性を知り、協働による海岸林の保全活動に意識を向ける人は、ごく一部に留まっています。本研究を通して、名取市民の海岸林に対する認知度や関心、管理のあり方、ボランティア活動への意識など種々の観点から切り込み、定量的なデータを踏まえた名取市海岸林の現状を記録として残していきたいと考えています。まだ詰め切れていないところではありますが、今後は研究の進捗についてもブログを通してお伝えできればと思います。

■今後の抱負
参加者にプロジェクトや海岸林について自信を持って話せるくらい、現場について詳しくなりたいです。これからインターンと研究で海岸林漬けの生活になりますが、気を引き締めて一つ一つ真剣にやっていきたいです。8か月間よろしくお願いします!!!

吉田より:彼が来てくれるようになって1年。その初日から自転車で2時間かけて来ている「タフな男」です。アンテナが高く、行動力に秀でていると思います。名取の現場は様々な調査フィールドですが、社会学からの研究は彼が初めてで、非常に貴重な記録となるはずです。同じような研究は富山県の入善海岸しか見たことがありません。当然、東日本大震災被災海岸林では誰もやっていないでしょう。10年後、20年後、誰かが追跡調査するとすれば、さらに価値が上がると思います。おそらく、ボロボロの深刻な結果が出ると思いますが、バイアスを排除した現実を知りたいと思います。私にできるバックアップをしたいと思います。

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