6月19日(土)東北在住者限定の公募ボランティアの日にやりたいこと
吉田です。
先程、東北在住の方でメールアドレスがわかっている方に一斉送信して、ボランティア再開を周知させていただきました。狙い通り、「オイスカ海岸林=ツルマメ・土方」が定着していますが、たまには違うこともやります。
今回は、「藤」のツルの刈り取りを。
(*一日中、同じことやるわけではありません)
林業の人間としては、山を車で走らせていて、針葉樹林に藤の花が咲いているのを遠目に見ると、「手入れをしていない山」と考えます。また、仕事で山の仕事場に徒歩で向かう途中、ツルに絡まれた木を見ると、素通りせず、鉈で一振り切断します。即、ツルの切り口から驚くほどの水が流れ出してきます。藤のツルは人間の手首を超えるような太さになって、木々を締め付けます。
これか去年あたりから、わが現場にも急激に増えました。全体的に「林縁」から発生するとも言えます。作業道を走らせていると、葉の特徴とツルでわかります。プロだけでは間に合わないと判断し、藤ツルを「探して」、切断する。これを19日からスタートしようと思います。また覚えるべき「草」が増えました。
とてもこの日1日で終わるようなものでもない・・・広範囲にあります。
名取市海岸林の中央から南(全体2.5㎞×200m)の「林縁部」(すぐ見えるので、わかりやすい)に集中しています。ちなみに、2014年植栽地の最北端の最初に植えた木の数m横にも出ています。
藤ツルと並行して、クズも刈り取ります。
↑↑ 足場悪し! 厚底の頑丈な靴がヨシ! ↑↑
また今年も頑張りましょう! 早く、全国公募が出来ますように!
吉田です。
5月18日、毎年の生育状況の毎木調査前に、全体を歩いてきました。毎木調査は来週に。以下写真報告にて。
まず、空港真東(市有林)の約200本の状況。多くが2016年植栽。
次は、名取市海岸林の中央、最も内陸側、山砂中心の国有林。多くが2016年植栽。ここには合計470本植えましたが、去年も枯死が目立ちました。ですが、根付いたものは何とか形になってきました。
育ちが悪い箇所では草も生えません。なんとか育っている個所でも草の背丈を越えました。
したがって、今年から広葉樹は一部の場所を除き「おおむね、下刈卒業」です。
ですが、葛の枯殺だけは続けます。