最後の植栽がはじまりました

2020年10月6日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
なんと1年半ぶりに名取に行ってきました。
10月5日からの約1週間は、プロジェクトにとって特別な日
これまで、再生の会が丹精込めて育てた苗木を、森林組合の作業員が1本1本丁寧に植え、11,000人のボランティアが愛情注いで育ててきた36万本のクロマツ
今週植える11,500本がプロジェクト最後となります。
名取最後の植栽です。
植栽の完了は育林のスタートに過ぎない、何の感慨もないと吉田は言いますが、
それでも、内心、長いプロジェクトの一区切りとして、感慨深いはずです。
あまり現場に足を運ぶ機会がなく、育林作業もほぼしていない私ですら、心にしみるものがありました。
この日、宮城中央森林組合が高所作業車を出してくださり、上から植栽地を一望し、その広大さを実感しただけに、ことさらに感慨深いものを感じました。
心にしみる・・・感慨深い・・・そんな簡単な2言、3言では言い表せないほど迫るものがあります。(語彙力の問題ですね(^^;))
1600年代からこの地にクロマツを植え始め、
飢饉や戦争で荒廃し、仙台空港の代用地として海岸林が伐採され、津波で流され、そんな歴史を繰り返してきた海岸林が再び、よみがえりつつあることに、やはり感慨深いものがあります。

植栽地の南端から北側の遠景。27m高さからの眺望です。

植栽地の南端から北側の遠景。27m高さからの眺望です。

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