西日本産苗のその後

2018年2月22日( カテゴリー: 現場レポート )

「(育苗場では)西の苗は赤くなる。注意しなくちゃ」と統括は言います。
育苗場には、4月末に植える徳島県産と香川県産があります。
また、ほんの若干、岡山・香川県産1・2コンテナ分の「留年組」が、赤く変色しています。

育苗場は特に変化なし。手前から徳島産、香川産、中央から奥半分以上が宮城産

育苗場は特に変化なし。手前から徳島産、香川産、中央から奥半分以上が宮城産


気になっているのは、西日本苗の植栽後。
2017年植栽地には、岡山県・香川県産マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツがあります。
先月も見たし、大丈夫と聞いていても自分の目で確かめたく。
全体的には大丈夫。
敢えて言えば、先月23日に比べ、岡山の苗は葉の一部が赤く変色する傾向がありました。
だから何だ?見てどうする?と言われても何もできないのですが注視しようと思います。
香川県産の調査地(変色なし)

香川県産の調査地(変色なし)


岡山県産の調査地(50本中1本が変色)

岡山県産の調査地(50本中1本が変色)


岡山県産の変色の始まり

岡山県産の変色の始まり


林業種苗法的には、太平洋側であれば西日本の種子でも良いことになっていますが、
今年は寒気が厳しいので気になります。
そろそろ、気象データや長期予報など、気にする頻度が増える時期です。
宮城のサクラの開花は平年並みという情報も出ました。

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