大阪マラソン報告 ~本部・啓発普及部 柿沼編~
2017年12月6日( カテゴリー: 本部発 )
参加を決めた理由
これまで根拠のない明るさと自信で、無謀な挑戦をしてきました。四万十川ウルトラマラソン60kmは
制限時間9時間30分のギリギリで完走しましたが、愛媛マラソン(フルマラソン)、
大阪マラソン(フルマラソン/2014年)は制限時間内に完走することができませんでした。
今回は、オイスカ愛媛県支部 宮嶋会長と意気投合して、参加することになりました。
私はなぜ、走るのが速くもないのにマラソンに参加しようとするのか。
それは「楽しいから」。
お祭り気分が何ともいえず、浮かれてワクワクします。
今回も、大阪を楽しみに行こう!と気軽に申し込みました。
<参加してみて>
何と、時間内に完走できたのです。6時間18分。自己ベスト。
完走した理由を私なりに分析したところ、3点ありました。
1.心して走ることを決心
スタートを待っている間、同僚の安部氏から、マラソンに応募しても何度も抽選に落選してしまう人がいる。
落選者の方にとっては、マラソンに出走できたのに、途中でタイムアウトにより関門で回収される人の存在が
我慢ならないという話を聞いたこと。お祭り気分の私は焦りました。
なんだか、とっても失礼な態度でマラソンに臨んでいたことに反省し、心して走ることに決めました。
2.「速く歩く戦法」が成功
9時にスタートし、16時にゴールは閉まります。距離は42.195km。制限時間は7時間。
3万人以上の方が参加するため、私のタイムだとスタートが20分近く遅れます
(タイムが早い人からスタートラインに並びます)。
そのことを考えると私の制限時間6時間40分間。時速6~7kmのペースでないと間に合いません。
スタートして10kmで走るのにすっかり疲れてしまいました。もう走れない……。
そこで気持を入れ変え、「速く歩く。この際、競歩だ!」と考えました。
すると、足が動きだしました。脳がこれならできる!!!と了解し、体もそれに応えはじめてくれたのです。
3. 感謝の心
今回、職場の同僚が紫色の鉢巻きに、応援メッセージを寄せ書きしてくれました。それを、たすき掛けして、
一緒に走りました。今回は音楽を聞きながらとかしなかったので、走りながらいろいろと考えながら進みました。
すると、寄附をくれた人、職場の人、応援にきてくれた人、沿道で応援してくださる見知らぬ人たち、早朝から
仕事をしている大会関係者の人たち、送り出してくれた家族。すべてのことに感謝の気持ちが出てきました。
なんだか、心が研ぎ澄まされた感じです。ランナーズ・ハイになっていたのかもしれません。
ゴールした時には、涙が自然と出ました。感謝の気持ちで満たされました。