東京本部の浅野です。
8月5日のボランティアの時にこんなものを見つけました。
…いっぱいある
…ちょっと気持ち悪い
…中にあるのはなに?
ボランティアのMさんとEさんに聞いてみても分からず。
休憩中にMさんが調べてくれました!
「ハタケチャダイゴケ」
ん?コケ?コケって緑じゃないのもあるのか!!とびっくりしましたが、よくよく調べてみるとキノコの一種ということが分かりました。
ハタケチャダイゴケは初夏~夏にかけて畑地、休耕田、堆肥、もみ殻などで発生するハラタケ科チャダイゴケ属のキノコ。
畑に害があるものではなく、藁や古畳などを分解する働きがあるので、寧ろ役立つキノコらしいです。
昔の田畑にはおなじみのキノコだったらしいが、化学肥料による土壌変化で段々と見られなくなっており、地域によっては絶滅危惧種に登録されたりしていることが分かりました!
じゃあ、中身はなんなんだ?となるわけですが…
黒いのはペリジオール(小塊粒)と呼ばれる胞子の固まりで、雨で周囲に広がり胞子を拡散させる仕組みになっているそうです。
きっと雑草が元気すぎて雨が当たらなかったのでこんなにきれいに残っていたんだと思います。
ボランティアの方も言っていましたが、現場ではいろんな発見があっておもしろいですね