「吉田君の趣味?」と再生の会の皆さんから幾度も笑われた広葉樹植栽671本のその後。
用事はなくても足が向いてしまいます。三井物産環境基金が4年間も助成して下さいました。
先日、モニタリング調査書を持ち込んでの、霞が関林野庁の幹部の方との情報交換でも、
1.盛土・植栽後の生物多様性の経年変化
2.広葉樹のその後
こういうことも常に話題になります。
「やはり調査は重要。もう少しサンプルが欲しい」 私たちの調査も全体の一端を担っている。
「広葉樹は砂地じゃダメだね」 林野庁データを数値の上でも確認。
我々の広葉樹植栽地は、①中央部西側植栽地は砂地。②南西端植栽地は粘土。
「土壌の比較の意味から、私たちも調査地を2ヵ所設けます。今なら間に合うので」と私。
「ここまでやったんだから、広葉樹もちゃんと調べておきな」と親方からも言われました。
(言われてうれしかったけど、言ったこといまも覚えているのか、かなり怪しい・・・)
ということで先日、チャチャっと追加の調査対象を50本決めてきました。
計測は鈴木和代さんとやろう、土壌の物理性は清藤先生をアテにして。
①②ともに、逞しい芽が付いている。今のところ順調。
我々も練度を増して、成績は年々良くなりました。
しかし、問題はそのあと・・・
4月の多雨。
5月まで蔵王おろしの乾風と寒風。
6月の多湿。今までは多くが6月で枯死しました。
来月は毎年同様、開葉確認を毎木(植栽木すべて)で行います。簡単です。
我々は調査がミッションではないので、すべてにおいて最低限ではありますが。
さあ、今年はどうなるか。広葉樹ではみんなに苦労を強いました。
5年前、6年前、広葉樹広葉樹と大騒ぎした人たちに知ってもらいたい(笑)
電話やメールで私にシャウトしたことなど忘れているんだろうな・・・
そういう人たちへの意地でやっているわけではないので、怒ってもいません。