袖触れ合うのも何かの縁? ニセアカシア侵入

2017年3月31日( カテゴリー: 広葉樹, 現場レポート )

2018年か19年か、いずれにしても将来植える場所の確認に行きました。
岩沼市との市境を超えてきたニセアカシアの、侵入度を詳しく見ておきたくて。
強烈なトゲ。見るのも嫌です。
遠くから見ても、樹形からすぐ気づいてしまいます。
公共工事で行ったと思われる下刈から逃れ、防風垣の中に残党が
勢力を維持していました。幹は握りこぶしほどの太さ、高さは2m以上。
今年は勢力を面的に拡大し、高さも数mになるでしょう。
名取側では春2m程度だったものが秋には6mになりました。
防風垣を一度どけてから刈払・薬剤塗布という、面倒な作業となりますが。

防風垣の高さは1.6m。さすがのプロもこの中まで草刈りしなかったのでしょう

防風垣の高さは1.6m
さすがのプロもこの中まで草刈りしなかったのでしょう


葛も侵入し放題。今年はそうはさせません

葛も侵入し放題
今年はそうはさせません


行政当局とも情報・対処方法を共有すれば、名取以外の現場にも対策が反映できる。
2016年に行った薬剤枯殺処理調査は、この夏、根元まで掘って枯れているかの確認で
調査完了となりますが、現状では一番安い薬剤塗布がもっとも効果ありと見ています。
名取では2017年夏に処理着手、将来の植栽前に枯殺したいと考えています。
プロとの仕事にしっかり反映させます。
盛土自体は完璧。
しかし、ニセアカシアの他、周囲の篠竹は3m高。葛も旺盛。
これらもいずれ、植栽前の対処となるでしょう。
左は岩沼市。右はオイスカ協定区域の名取市

左は岩沼市。右はオイスカ協定区域の名取市

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