8月27日(土) ボランティアの日活動レポート 雨の中で
2016年8月28日( カテゴリー: 現場レポート )
今年度4回目となったボランティアの日。
8月は例年参加者が少なく、今回は52名の参加でした。
雨の中、内陸防風林の草刈りに始まり、植栽地での除草作業、
台風9号で吹き飛ばされた防風柵の移動など、皆さんに汗を流してもらいました。
まずは内陸防風林。
指導者の佐々木勝義さんから“ツボ刈り”の説明を受けます。
「マツに必要な日光を遮るほどに成長している草を、力枝から鎌の柄1本分ぐらい刈り取ってください」。
この現場の大変さは、まずクロマツを探すところから始まります。完全に草に覆われて姿が見えなくなってしまっているのです。踏んだりしないよう注意しながら草をかき分け、クロマツを探して草を刈っていきます。
作業の様子。
下の写真は作業前と作業後。
全面を刈っているわけではないので、分かりにくいかもしれませんが・・・・・・。
こんなふうにマツの周りだけ草が刈り取られています。
草の勢いに負けてしまうとこんな違いが出るのだと教えてもらいました。
左は健全な成長をしているマツ。葉が揃って上向きに生えています。
右は草に被圧されてしまったマツ。葉がスカスカ、バラバラ。
11時ごろには内陸防風林の作業を切り上げ、植栽地へ。
ここでも同じくツボ刈りやツルマメ草の抜き取り作業。雨が降っていて土が柔らかいので抜き取りも普段より簡単・・・・・・とはいえこの量ですからかなりの重労働となりました。
今回も最後は皆さんに募金にご協力いただきました。募金箱を持って呼びかけをしてくれたのは仙台トヨペットの社員さんたち。いつもは若い女子社員さんたちにお願いしているのですが、例年同社では夏の一番暑い時期に女性が参加するのは大変だからと、8月のボランティアの日には女性は不参加。今回も男性社員さんだけの参加でした。
雨の中一日作業をしたうえに募金にまで協力をしてくださった皆さん、ありがとうございました。募金は、プロジェクト担当の吉田がチャリティランナーとして出場する大阪マラソンのチャレンジを通じた寄附とさせていただきました。
http://japangiving.jp/c/13686
皆さん、雨の中、どうもありがとうございました。