2016年度植栽 おかげさまで、今のところほとんど枯れてません!

2016年5月17日( カテゴリー: 現場レポート )

2014年植栽約16ha、80,000本、活着率98.4%、
2015年植栽約10ha、50,000本、活着率99.1%
2016年植栽約10haは?…

植栽開始4月18日。植栽の最終日から14日が経過しました。
一つの目安が14日なので、ドキドキしながら5月12日に全体実踏しました。
枯れるとしたらいつなのか、小まめに把握することが重要なので。

2016年4月末植栽の閖上3ha全景

2016年4月末植栽の閖上3ha全景

今期一番心配な場所は、ディフェンス力が弱い閖上の3ha。
速報値ではありますが、そこで悲観的に見ても活着率99.2%。
名取市海岸林中央部のプロによる植栽地5haでは、1,000本に1本枯れているかどうか。
植栽直後の判定でも、あらためて林野庁の工事の、防風垣とマツのチップが
強力に効いていることが、よくわかりました。

このタイミングで葉が変色しているのは海側。したがって、乾風・寒風害 ではなく、海からの潮風の影響。必ずしも即枯死につながるものではない。

このタイミングで葉が変色しているのは海側。
したがって、乾風・寒風害ではなく、海からの潮風の影響。
必ずしも即枯死につながるものではない

つまり、全体で活着率99%以上は間違いない。
正確なところは、もうしばらく先の佐々木統括の測定を待ちたいと思います。

植樹祭2ha用、10,000本をの宮城県産マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツが、
いま私がいる育苗場で待機しています。
満員御礼。締切ましたので、参加者の方には、植栽方法を全員に郵送しました。
20人に2人、指導者を付けます。21日、動員で集まった人ではない、意思をもってきてくださる
名取市民、宮城県民500人の腕の見せ所。植付の穴は決められた通りお願いしますね。

2014年、2015年の植栽地26ha、130,000本の今は、もちろん万全です。
今年は抜群の生長を見せるでしょう。
植樹祭の頃の、育苗場の約10万粒の発芽も楽しみです。

2014年4月末植栽の最大クラス。浅野さんの身長は150cm。

2014年4月末植栽の最大クラス。浅野さんの身長は150cm

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