育苗場の今
2015年7月27日( カテゴリー: 現場レポート )
再生の会の皆さんは、自分の農業や、お孫ちゃんのお世話に没頭しています。
それでも、散水、除草、根切り虫・立ち枯れ病・シンクイ虫対策などの消毒は抜かりなく、日々行い続けます。
加えて今月は、マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツの挿し木1,000本の作業、オイスカ名取事務所・第1育苗場での種苗組合講習会、再生の会の総会、岩手県庁・静岡県庁などの視察対応、取材対応などがありました。
先週は、播種して2か月の幼苗から寒冷紗をはずし、1年2か月の苗は「空中断根」の作業をし、直射日光による黒いコンテナ南側の高温障害対策として、木材で日よけしました。
当プロジェクトの最大の強みは、何と言っても、自家生産による育苗。
どこに出しても恥ずかしくない、抜群の優良苗。
月に一度以上、時に前触れもなく立ち寄って下さる全苗連・宮城苗連の太田清蔵組合長も、先日「満点」とメモを残してくださいました。
植栽は何と言っても苗次第。
森林組合の作業班諸氏も、我々も、この苗が植栽の手に渡るまで2年間見続けるのです。
今回の出張でも、真っ先に圃場を見ました。
整然とした美しい育苗場。
今回も僕には輝いて見えました。