震災以降、被災各地で順次進められている海岸林再生に向けた植栽基盤工事。
よく見ていると、いろいろな違いがあります。
こんな大規模な工事は初めて体験することですから、
どんな方法がいいのかテストしているのかもしれませんし、
新しいところでは、別の現場の反省が活かされて、改善・進化しているのかもしれません。
以前見に行った岩沼の現場では、排水用の小さな溝が防風柵の下にも掘られていました。
これがあるだけで、ずいぶん水はけが違うんだろうなぁと思ったものです。
新しい盛土ののり面はこれまでよりもずいぶん進化しているように感じます。
左が新しいもので右が従来のもの(いずれも上から撮影)。
より崩れにくい工法、より劣化しにくい素材を――。
そんな現場の努力があるのだろうなぁと想像しつつ、工事関係者の皆さんに感謝!