展望台より②

2013年8月27日( カテゴリー: 海岸林あれこれ )

昨日の続きです。
その4 
秋田県能代市・風の松原
日本海側ですが、ここにも当然、津波の歴史はあります。この展望台は港湾内にあり、漁港関係者のシェルターにもなります。海岸林の標高最高は海抜50m以上。海岸林造成前は巨大な砂山だったのでしょう。

2012年「名取市海岸林再生の会」視察研修にて

2012年「名取市海岸林再生の会」視察研修にて


圧倒されるボリュームの海岸林が目の前に見えますが、巨大すぎて全貌は見えません。

圧倒されるボリュームの海岸林が目の前に見えますが、
巨大すぎて全貌は見えません


 
 
 
 
 
 
 
 
その5 
静岡県・遠州灘海岸林
湖西市~御前崎まで全長約100kmの海岸林があります。「遠州の空っ風」と呼ばれる西風による飛砂の害から内地を守るため、主風に対して35度の「人工斜め砂丘」を江戸時代から長年かけて造成しました。
「舞阪監視哨」跡。終戦間際、ここに16~17歳の青年が常時米軍の監視に当たり、目の前からの艦砲射撃、B29からの爆撃、艦載機の松林すれすれの高度での攻撃を受けたそうです。

「舞阪監視哨」跡。終戦間際、ここに16~17歳の青年が常時米軍の監視に当たり、目の前からの艦砲射撃、B29からの爆撃、艦載機の松林すれすれの高度での攻撃を受けたそうです


まさに松の枝にとまった鳥の目線になれて、新鮮でした。

まさに松の枝にとまった鳥の目線になれて、新鮮でした


 
 
 
 
 
 
 
 
 
その6 
北海道えりも町・襟裳岬海岸林
冬以外は入れるようです。今回の視察では襟裳岬名物の「霧」で遠くまで見れませんでしたが、鳥の目でこの地を見るに十分のものでした。記帳ノートに我々も一言記載しました。
誰でも入れるというのが素晴らしいですね。

誰でも入れるというのが素晴らしいですね


ここが全て「えりも沙漠」だったのです。おそらく20年以上経った木々ですね。

ここが全て「えりも沙漠」だったのです。おそらく20年以上経った木々ですね


手前は植栽直後、奥は植栽後10年。造成は今も続いています。

手前は植栽直後、奥は植栽後10年。造成は今も続いています

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